【タイ語単語学習】
労働人口 – แรงงาน
目標単語
- タイ語: แรงงาน
- 日本語: 労働力、労働者、労働、労働人口
- 英語: labour, workforce, manpower, workers
基本情報
- 品詞: 名詞
- 発音(カタカナ近似): レーンガーン
- 発音記号(学習者向け): raeng ngaan
- 声調: 中声 → 中声
- 【必須】正確な音声: [音声を聞く – ※ここに実際の音声リンクが入ります]
単語の解説
แรงงาน
(raeng-ngaan) は、タイ語で「労働力」「労働者」「労働」といった意味を持つ単語です。
この単語は、แรง
(raeng: 力、強さ) と งาน
(ngaan: 仕事、作業) の二つの単語が組み合わさってできています。文字通り「仕事をする力」や「仕事をする人」を意味し、そこから派生して「労働」という行為そのものや、社会全体の「労働力」「労働人口」といった総体的な概念を指すようになりました。
経済や社会に関するニュース、政府の政策、企業の状況などを語る際によく使われる、非常に汎用性の高い言葉です。単数形でも複数形でも同じ形で使われます。
豊富な例文
- タイ語: ประเทศไทยกำลังประสบปัญหาการขาดแคลนแรงงาน
- 発音(学習者向け): pra-teet-thai gam-lang pra-sop pan-haa gaan-kaat-klaen raeng-ngaan
- 声調: 低声-中声-中声 中声-上昇声 中声-上昇声-中声 低声-中声 中声-中声-上昇声 中声-中声
- 日本語: タイは労働力不足の問題に直面しています。
- (補足):
ประสบปัญหา
(pra-sop pan-haa) は「問題に直面する」、ขาดแคลน
(kaat-klaen) は「不足する」という意味です。
- タイ語: มีแรงงานต่างชาติจำนวนมากทำงานในประเทศไทย
- 発音(学習者向け): mii raeng-ngaan taang-chaat jam-nuan-maak tam-ngaan nai pra-teet-thai
- 声調: 中声 中声-中声 低声-中声-下降声 中声-上昇声-下降声 中声-中声 中声 低声-中声-中声
- 日本語: タイには多くの外国人労働者が働いています。
- (補足):
ต่างชาติ
(taang-chaat) は「外国の、異国の」という意味で、แรงงานต่างชาติ
で「外国人労働者」となります。
- タイ語: สหภาพแรงงานต่อสู้เพื่อสิทธิของพนักงาน
- 発音(学習者向け): sa-hap-paap raeng-ngaan tɔɔ-suu pʉ̂ʉa sit-ti kɔɔng pa-nak-ngaan
- 声調: 低声-低声-下降声 中声-中声 低声-下降声 低声-下降声 低声-中声-低声-中声-中声
- 日本語: 労働組合は従業員の権利のために闘っています。
- (補足):
สหภาพ
(sa-hap-paap) は「組合、連合」、สิทธิ
(sit-ti) は「権利」を意味します。
- タイ語: รัฐบาลกำลังพัฒนาตลาดแรงงาน
- 発音(学習者向け): rat-ta-baan gam-lang pat-ta-naa ta-laat raeng-ngaan
- 声調: 高声-中声-中声 中声-上昇声 低声-低声-上昇声 低声-中声 中声-中声
- 日本語: 政府は労働市場を発展させています。
- (補足):
รัฐบาล
(rat-ta-baan) は「政府」、พัฒนา
(pat-ta-naa) は「発展させる」、ตลาด
(ta-laat) は「市場」です。
- タイ語: สถิติแสดงว่าแรงงานในวัยทำงานลดลง
- 発音(学習者向け): sa-ti-ti sa-daeng waa raeng-ngaan nai wai tam-ngaan lot-long
- 声調: 低声-低声-低声 低声-下降声-中声 中声-中声 中声-中声 低声-中声-中声 低声-中声
- 日本語: 統計によると、就労年齢の労働人口が減少しています。
- (補足):
สถิติ
(sa-ti-ti) は「統計」、วัยทำงาน
(wai tam-ngaan) は「就労年齢」を意味します。
関連語・派生語
- คนงาน (kon-ngaan): 労働者、作業員。
แรงงาน
が「労働力」という概念や集団を指すのに対し、คนงาน
は具体的な個々の労働者を指すことが多いです。 - กรรมกร (gam-ma-gon): 労働者、肉体労働者。やや古めかしい、または特定の社会経済的な文脈(プロレタリアートなど)で使われることがあります。
- พนักงาน (pa-nak-ngaan): 従業員。特定の会社や組織に属するホワイトカラー、ブルーカラーを問わない「従業員」全般を指します。
- ลูกจ้าง (luuk-jaang): 雇用されている人、従業員。雇用主である
นายจ้าง
(naai-jaang) の対義語として使われることもあります。 - การใช้แรงงาน (gaan-chai-raeng-ngaan): 労働力の使用。
- ตลาดแรงงาน (ta-laat-raeng-ngaan): 労働市場。
よく使われる組み合わせ(コロケーション)
- ขาดแคลนแรงงาน (kaat-klaen raeng-ngaan): 労働力不足
- แรงงานต่างด้าว / แรงงานต่างชาติ (raeng-ngaan taang-daao / raeng-ngaan taang-chaat): 外国人労働者
- ตลาดแรงงาน (ta-laat raeng-ngaan): 労働市場
- สหภาพแรงงาน (sa-hap-paap raeng-ngaan): 労働組合
- แรงงานฝีมือ (raeng-ngaan fii-mʉʉ): 熟練労働者(
ฝีมือ
は「腕前、技術」の意) - การใช้แรงงานเด็ก (gaan-chai raeng-ngaan dek): 児童労働(
เด็ก
は「子ども」の意)
学習のヒントと注意点
- 単語の成り立ち:
แรงงาน
はแรง
(力) とงาน
(仕事) からできており、意味を理解しやすい単語です。この構成を意識すると覚えやすいでしょう。 - 発音の注意点:
ร
(rɔɔ-rʉʉa) の音は、舌を巻くR音です。日本語の「ラ行」とは異なるため、意識して練習しましょう。ล
(lɔɔ-ling) のL音と混同しないように注意が必要です。ง
(ngɔɔ-nguu) は、日本語の「ん」の音に似ていますが、単語の頭に来る場合は鼻にかかる「ンガ」のような音になります。口を大きく開けずに、鼻から息を出すように発音するのがコツです。
- 声調:
แรง
もงาน
も共に中声です。発音するときは、音の高さが平坦になるように意識してください。特に、日本語話者は中声を少し上げてしまいがちなので、注意が必要です。 - 使い分け: 「労働者」を意味する場合、
แรงงาน
は集団や概念的な「労働力」を指すことが多いです。特定の企業や組織に属する「従業員」を指す場合はพนักงาน
(pa-nak-ngaan) やลูกจ้าง
(luuk-jaang) を使う方が自然です。文脈に応じて適切な単語を選びましょう。
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