wisdom : 知恵;賢明さ;学識|タイ語と日本語で覚える日常会話フレーズ【音声付き】

【タイ語単語学習】

知恵 – ปัญญา

目標単語

  • タイ語: ปัญญา
  • 日本語: 知恵、賢明さ、知識、理解力
  • 英語: wisdom, intelligence, knowledge, understanding

基本情報

  • 品詞: 名詞
  • 発音(カタカナ近似): パンヤー
  • 発音記号(学習者向け): pan-yaa
  • 声調: 中声 → 中声
  • 【必須】正確な音声: [音声を聞く - ※ここに実際の音声リンクが入ります]

単語の解説

ปัญญา (pan-yaa) は、物事を深く理解し、適切に判断・行動する能力としての「知恵」や「賢明さ」を意味します。単なる情報としての「知識」(ความรู้ / khwaam-rúu)とは異なり、経験や洞察に基づいた実践的な「理解力」や「判断力」のニュアンスが強いです。特に仏教用語としても頻繁に用いられ、「悟り」や「真理を識る智慧」といったより深い意味合いも持ちます。

語源的にはサンスクリット語の प्रज्ञा (prajñā) に由来し、タイ語に導入されたものです。ปัญ- (pan-) は「理解する、識別する」といった意味合い、-ญา (-yaa) は「知る」といった意味合いを含みます。

豊富な例文


  • タイ語: ปัญญาเป็นสิ่งสำคัญในการดำเนินชีวิต
  • 発音(学習者向け): pan-yaa pen sìng sǎm-khan nai gaan dam-noen chii-wít
  • 声調: 中声 → 中声 / 低声 / 上昇声 / 中声 / 中声 → 中声 / 中声 / 短母音の中声 / 低声
  • 日本語: 知恵は人生を送る上で大切なものです。
  • (補足): สิ่งสำคัญ (sìng sǎm-khan) は「大切なもの」を意味します。ในการ (nai gaan) は「~する上で、~において」という文脈で使われます。

  • タイ語: เขาใช้ปัญญาในการแก้ปัญหาที่ซับซ้อน
  • 発音(学習者向け): káo chái pan-yaa nai gaan gâae pan-hǎa thîi sáp-sɔ́ɔn
  • 声調: 上昇声 / 高声 / 中声 → 中声 / 中声 / 中声 → 中声 / 低声 / 上昇声 / 短母音の高声 / 高声
  • 日本語: 彼は複雑な問題を解決するために知恵を使いました。
  • (補足): แก้ปัญหา (gâae pan-hǎa) は「問題を解決する」、ซับซ้อน (sáp-sɔ́ɔn) は「複雑な」という意味です。

  • タイ語: ผู้สูงอายุมีปัญญาและประสบการณ์มากมาย
  • 発音(学習者向け): phûu sǔung aa-yúu mii pan-yaa láe bpra-sòp-gaan mâak-maai
  • 声調: 下降声 / 上昇声 / 中声 / 高声 / 中声 → 中声 / 高声 / 中声 / 中声 / 下降声 / 中声
  • 日本語: 高齢者は多くの知恵と経験を持っています。
  • (補足): ผู้สูงอายุ (phûu sǔung aa-yúu) は「高齢者」、ประสบการณ์ (bpra-sòp-gaan) は「経験」を意味します。

  • タイ語: การปฏิบัติธรรมช่วยให้เกิดปัญญา
  • 発音(学習者向け): gaan bpra-tì-bàt tham chûai hâi gòet pan-yaa
  • 声調: 中声 / 中声 → 低声 / 低声 / 中声 / 下降声 / 下降声 / 低声 / 中声 → 中声
  • 日本語: 仏道修行は知恵を生み出すのに役立ちます。
  • (補足): ปฏิบัติธรรม (bpra-tì-bàt tham) は「仏道修行をする」、ช่วยให้ (chûai hâi) は「~するのに役立つ」「~させる」という助動詞句、เกิด (gòet) は「生じる」という意味です。

関連語・派生語

  • สติปัญญา (sa-ti-pan-yaa): 知性、理性。สติ (sa-ti)(意識、注意)とปัญญา (pan-yaa)(知恵)の組み合わせで、より広い意味での知的能力を指します。
  • ปัญญานิ่ม (pan-yaa nîm): 知恵が柔らかい、頭が弱い、馬鹿。口語的で侮蔑的な表現なので、使用には注意が必要です。
  • ความรู้ (khwaam-rúu): 知識、学識。ปัญญาが「知恵」「理解力」であるのに対し、こちらは「情報としての知識」というニュアンスが強いです。
  • ฉลาด (cha-làat): 賢い(形容詞)。

よく使われる組み合わせ(コロケーション)

  • ใช้ปัญญา (chái pan-yaa): 知恵を使う。
  • มีปัญญา (mii pan-yaa): 知恵がある、賢い。
  • เกิดปัญญา (gòet pan-yaa): 知恵が生まれる、知恵を得る。
  • ฝึกปัญญา (fùek pan-yaa): 知恵を磨く、訓練する。

学習のヒントと注意点

  • 発音と声調のポイント: ปัญญา (pan-yaa) は、両方の音節が中声です。日本語の「パンヤー」と読むと、後ろの「ヤー」が高くなりがちですが、両方とも平坦なトーンで発音するよう意識してください。「パ」は日本語の「パ」より口を大きく開けて、舌を平らに保つような発音を意識すると良いでしょう。
  • 意味のニュアンス: ปัญญา は単なる「知識」ではなく、「物事を深く理解し、適切に判断する力」としての「知恵」や「賢明さ」に重点があることを理解しましょう。一般的な知識や学識については ความรู้ (khwaam-rúu) を使うことが多いです。
  • 日本語話者が間違いやすい点: ปัญ の部分の「ン」の発音。これは日本語の撥音「ん」に近いですが、の子音は y で、母音は aa なので、意識的には「パーン・ヤー」のように、を鼻で、ヤーをはっきり発音する感覚も役立ちます。最初の「パ」の音も、息を破裂させすぎない(有気音にならない)ように注意しましょう。

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