【タイ語単語学習】
texture – พื้นผิว
目標単語
- タイ語: พื้นผิว
- 日本語: 質感、テクスチャー、表面、手触り
- 英語: texture, surface, grain
基本情報
- 品詞: 名詞
- 発音(カタカナ近似): プーン・ピーウ
- 発音記号(学習者向け): phʉʉn phǐu
- 声調: 平声 → 上昇声
- 【必須】正確な音声: [音声を聞く – ※ここに実際の音声リンクが入ります]
単語の解説
「พื้นผิว (phʉ́ʉn phǐu)」は、「พื้น (phʉ́ʉn)」と「ผิว (phǐu)」という二つの単語が合わさった複合語です。 「พื้น (phʉ́ʉn)」は「床、土台、基盤」といった意味を持ち、「ผิว (phǐu)」は「皮膚、肌、表面、皮」といった意味を持ちます。 これらが組み合わさることで、物の「表面の特性」「肌理(きめ)」「感触」といった、日本語の「質感」や「テクスチャー」に非常に近い意味合いを表します。素材の見た目や触れた時の感覚を表現する際に広く使われ、デザイン、美術、建築、素材科学などの分野で特に頻繁に耳にする単語です。
豊富な例文
- タイ語: ผ้าผืนนี้มี พื้นผิว ที่นุ่มมาก
- 発音(学習者向け): phâa phʉ̌ʉn níi mii phʉ́ʉn phǐu thîi núm mâak
- 声調: 下降声 → 平声 → 上昇声 → 低声 → 平声 → 上昇声 → 低声 → 下降声
- 日本語: この布の質感はとても柔らかい。
- (補足): 「ผ้าผืนนี้ (phâa phʉ̌ʉn níi)」は「この布」。「นุ่ม (núm)」は「柔らかい」という意味の形容詞です。
- タイ語: เขาออกแบบ พื้นผิว ผนังใหม่
- 発音(学習者向け): kháo ɔ̀ɔk bèep phʉ́ʉn phǐu phà nǎng mài
- 声調: 上昇声 → 低声 → 低声 → 平声 → 上昇声 → 低声 → 上昇声
- 日本語: 彼は新しい壁のテクスチャーをデザインした。
- (補足): 「ออกแบบ (ɔ̀ɔk bèep)」は「デザインする」。「ผนัง (phà nǎng)」は「壁」、「ใหม่ (mài)」は「新しい」を意味します。
- タイ語: เขาหลงใหลใน พื้นผิว ที่หยาบของภาพวาดนี้
- 発音(学習者向け): kháo lǒng lǎi nai phʉ́ʉn phǐu thîi yàap khɔ̌ɔng phâap wâat níi
- 声調: 上昇声 → 上昇声 → 上昇声 → 平声 → 上昇声 → 低声 → 下降声 → 上昇声 → 上昇声 → 下降声
- 日本語: 彼はこの絵のざらざらした質感に魅了された。
- (補足): 「หลงใหล (lǒng lǎi)」は「〜に魅了される」。「หยาบ (yàap)」は「粗い、ざらざらした」。「ภาพวาด (phâap wâat)」は「絵画」です。
- タイ語: พื้นผิว ของกระดาษนี้เหมาะสำหรับการวาดภาพ
- 発音(学習者向け): phʉ́ʉn phǐu khɔ̌ɔng krà dàat níi mɔ̀ɔ sǎm ràp kaan wâat phâap
- 声調: 平声 → 上昇声 → 上昇声 → 低声 → 低声 → 下降声 → 低声 → 低声 → 平声 → 下降声 → 上昇声
- 日本語: この紙のテクスチャーは絵を描くのに最適だ。
- (補足): 「กระดาษ (krà dàat)」は「紙」。「เหมาะ (mɔ̀ɔ)」は「適している」。「วาดภาพ (wâat phâap)」は「絵を描く」です。
- タイ語: ผมชอบ พื้นผิว ที่เรียบของประติมากรรมนี้
- 発音(学習者向け): phǒm chɔ̂ɔp phʉ́ʉn phǐu thîi rîap khɔ̌ɔng prà tìi maa kam níi
- 声調: 上昇声 → 下降声 → 平声 → 上昇声 → 低声 → 下降声 → 上昇声 → 低声 → 低声 → 平声 → 平声 → 下降声
- 日本語: 私はこの彫刻の滑らかな表面が好きです。
- (補足): 「ชอบ (chɔ̂ɔp)」は「好き」。「เรียบ (rîap)」は「滑らかな」。「ประติมากรรม (prà tìi maa kam)」は「彫刻」です。
関連語・派生語
- ผิว (phǐu): 表面、肌、皮。より一般的な「表面」を意味する単語で、「พื้นผิว」の一部でもあります。
- สัมผัส (sǎm phàt): 触れる、触感、感覚。動詞としても「触れる」、名詞としては「触覚」や「触感」を意味します。「手触り」に近い文脈で使われることもあります。
- เนื้อผ้า (nʉ́ʉa phâa): 生地、布地。特に布の質感や素材の種類を指す際に使われます。
- ลักษณะ (lák sà nà): 特徴、特性。広い意味で、ものの質感や外観の特性を説明する際に使われることがあります。
よく使われる組み合わせ(コロケーション)
- พื้นผิวเรียบ (phʉ́ʉn phǐu rîap): 滑らかな質感/表面
- พื้นผิวหยาบ (phʉ́ʉn phǐu yàap): 粗い質感/表面
- พื้นผิวขรุขระ (phʉ́ʉn phǐu khrù khrà): でこぼこした質感/表面
- พื้นผิวสัมผัส (phʉ́ʉn phǐu sǎm phàt): 触感、手触り(「質感」と「触れる」を組み合わせた表現で、より直接的に「手触り」を指します)
学習のヒントと注意点
- 連想法: 「พื้น (phʉ́ʉn) = 床や土台」と「ผิว (phǐu) = 皮膚や表面」を組み合わせて、「床の皮膚」や「物の表面」と考えると、その「質感」という意味合いがイメージしやすくなります。土台や下地の上に現れる「表面の質」だと捉えてみましょう。
- 発音の注意点:
- พื้น (phʉ́ʉn): 日本語の「プー」とは異なり、口を横に広げて発音する「ʉʉ」という母音(日本語の「ウ」と「イ」の中間のような音)です。平声なので、高くも低くもなく平坦に発音します。
- ผิว (phǐu): 「ピーウ」ではなく、唇を少しすぼめる「u」の音に近いです。特に注意すべきは上昇声であること。音の高さが下から上へ上がっていくように発音します。日本語話者は、この上昇声が疑問形のように聞こえたり、自然な声調が出しにくかったりすることがあります。意識的に音を上げて練習しましょう。
- 使い分けのポイント: 「ผิว (phǐu)」だけでも「表面」という意味になりますが、「質感」や「手触り」といった具体的な表面の特性を強調したい場合は「พื้นผิว」を使う方がより適切で自然です。
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