syndrome : 症候群;~現象|タイ語と日本語で覚える日常会話フレーズ【音声付き】

【タイ語単語学習】

症候群;~現象 – ซินโดรม

目標単語

  • タイ語: ซินโดรม
  • 日本語: 症候群、~現象
  • 英語: syndrome

基本情報

  • 品詞: 名詞
  • 発音(カタカナ近似): シンドローム
  • 発音記号(学習者向け): sin droom
  • 声調: 中声 → 中声
  • 【必須】正確な音声: [音声を聞く – ※ここに実際の音声リンクが入ります]

単語の解説

「ซินโดรม (sin-droom)」は、英語の “syndrome” をタイ語に借用した言葉です。主に医学の分野で「症候群」という意味で使われますが、比喩的に、ある特定の兆候や問題が繰り返し現れる「〜現象」という意味でも広範に用いられます。新しい社会現象や特定の集団に見られる傾向などを指す際にも使われることがあります。

豊富な例文


  • タイ語: เขาได้รับการวินิจฉัยว่าเป็นดาวน์ซินโดรม
  • 発音(学習者向け): káo dâi ráp wí-nít-chái wâa bpen daao sin-droom
  • 声調: 上昇声 → 低声 → 高声 → 高声 → 高声 → 高声 → 中声 → 中声
  • 日本語: 彼はダウン症候群と診断されました。
  • (補足): 「ได้รับการวินิจฉัย (dâi ráp wí-nít-chái)」は「診断される」という意味です。「ดาวน์ซินโดรม (daao sin-droom)」は「ダウン症候群」を指します。

  • タイ語: ออฟฟิศซินโดรมเป็นปัญหาที่พบบ่อยในพนักงานออฟฟิศ
  • 発音(学習者向け): ɔ́ɔf-fít sin-droom bpen bpan-hǎa tîi póp bɔ̀i nai pá-nák-ngaan ɔ́ɔf-fít
  • 声調: 高声 → 高声 → 中声 → 中声 → 中声 → 上昇声 → 下降声 → 高声 → 低声 → 中声 → 高声 → 高声
  • 日本語: オフィス症候群は、会社員によく見られる問題です。
  • (補足): 「ออฟฟิศซินโดรม (ɔ́ɔf-fít sin-droom)」は、長時間座りっぱなしの仕事による首や肩の凝り、眼精疲労などの症状を指す「オフィス症候群」です。

  • タイ語: อาการเหนื่อยล้าจากการเรียนออนไลน์อาจเป็นอีกหนึ่งซินโดรมของยุคปัจจุบัน
  • 発音(学習者向け): aa-gaan nùeai láa jàak gaan rian ɔɔn-lai àat bpen ìik nùeng sin-droom kɔ̌ɔng yúk bpàt-ju-ban
  • 声調: 中声 → 低声 → 高声 → 上昇声 → 低声 → 中声 → 中声 → 中声 → 下降声 → 中声 → 低声 → 中声 → 中声 → 下降声 → 中声 → 下降声
  • 日本語: オンライン学習による疲労は、現代のもう一つの症候群(現象)かもしれません。
  • (補足): ここでは「症候群」が「〜現象」という比喩的な意味合いで使われています。「อาการเหนื่อยล้า (aa-gaan nùeai láa)」は「疲労」や「倦怠感」を意味します。

  • タイ語: นักจิตวิทยาศึกษาเรื่องซินโดรมทางสังคมที่เกิดจากการใช้โซเชียลมีเดีย
  • 発音(学習者向け): nák jìt-wít-thá-yaa sùk-sǎa rûeng sin-droom taang sǎang-kom tîi gèrt jàak gaan chái soo-chiian mii-dia
  • 声調: 高声 → 低声 → 高声 → 高声 → 高声 → 低声 → 上昇声 → 下降声 → 中声 → 中声 → 高声 → 低声 → 低声 → 低声 → 中声 → 中声 → 中声
  • 日本語: 心理学者は、ソーシャルメディアの使用から生じる社会的な症候群(現象)について研究しています。
  • (補足): 「นักจิตวิทยา (nák jìt-wít-thá-yaa)」は「心理学者」、「โซเชียลมีเดีย (soo-chiian mii-dia)」は「ソーシャルメディア」です。

関連語・派生語

  • อาการ (aa-gaan): 症状、兆候、様子。医療用語の「症候群」を構成する基本的な単語です。
  • โรค (rôok): 病気。特定の病気を指す場合や、「〇〇症候群」と明確に病名として言う場合、「โรคซินโดรม (rôok sin-droom)」のように「โรค」が前に付くこともあります。
  • ปรากฏการณ์ (bpraa-gòt gaan): 現象。より一般的な「現象」を指す際に使われます。「ซินโดรม」が特定の傾向や問題に焦点が当てられるのに対し、「ปรากฏการณ์」はより広範な出来事や現象を指します。

よく使われる組み合わせ(コロケーション)

  • โรคซินโดรม (rôok sin-droom): 〇〇症候群(例: โรคภูมิแพ้ซินโดรม – アレルギー症候群のような医療的な組み合わせ)
  • ดาวน์ซินโดรม (daao sin-droom): ダウン症候群
  • ออฟฟิศซินโดรม (ɔ́ɔf-fít sin-droom): オフィス症候群
  • ซินโดรมการติดเกม (sin-droom gaan dtìt geem): ゲーム依存症候群(ゲーム依存症)
  • ซินโดรมก่อนมีประจำเดือน (sin-droom gɔ̀n mii bprà-jam-duean): 月経前症候群(PMS)

学習のヒントと注意点

  • 発音の注意点:
    • “sin” (ซิน): 日本語の「シン」とほぼ同じ発音ですが、タイ語の「ซ (sɔ̂ sʉ̂a)」は日本語の「サ行」よりも少し息の多い「s」の音です。
    • “droom” (โดรม): 「ด (dɔɔ dèk)」は日本語の「ダ行」に近く、破裂音です。最後の「ม (mɔɔ máa)」は、日本語の「ム」のように母音が付かない「m」の音で、口を閉じて鼻から息を抜くように発音します。日本語の「ドーム」の「ム」よりも、英語の「room」の最後の「m」に近い音です。
    • Rの発音: 「-droom」の部分はタイ語の綴りでは「โดรม」となり、Rの音が入っていますが、口語ではほとんど発音されず、Dの音で「ドーム」のように発音されます。
  • 声調: 両方の音節「sin」と「droom」ともに中声です。平坦なトーンで発音することを意識しましょう。
  • 英語からの借用語: 英語の”syndrome”をカタカナで発音する感覚と非常に似ているため、日本語話者にとっては比較的覚えやすい単語です。しかし、上記のタイ語らしい発音のニュアンス(特に最後の「m」の音)を意識すると、より自然なタイ語に近づきます。
  • 使い方のポイント: 医療用語としてだけでなく、社会現象や特定の状況で見られる共通の傾向を指す際にも使われる汎用性の高い言葉であることを理解しておきましょう。

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