spell : をつづる, という語になる|タイ語と日本語で覚える日常会話フレーズ【音声付き】

【タイ語単語学習】

spell – สะกด

目標単語

  • タイ語: สะกด
  • 日本語: つづる、スペルを言う
  • 英語: spell (out)

基本情報

  • 品詞: 動詞
  • 発音(カタカナ近似): サゴット、サコット
  • 発音記号(学習者向け): sa-kot
  • 声調: 中声 → 低声
  • 【必須】正確な音声: [音声を聞く – ※ここに実際の音声リンクが入ります]

単語の解説

「สะกด (sa-kot)」は、主に文字や単語を一つずつ順に言って綴る行為を指す動詞です。英語の「spell」が持つ「綴る」という意味に最も近いです。また、少し古風な表現や比喩的な意味として「(呪文を)唱える」「(人を)魅了する、引きつける」といった意味合いで使われることもありますが、現代の日常会話では「スペルを言う、綴る」が最も一般的です。 単語自体は「สะ (sa)」と「กด (kot)」に分解できますが、「สะ」は接頭辞的な役割を持ち、「กด」は「押す、抑える」という意味を持ちますが、この二つが合わさることで「綴る」という意味になります。

豊富な例文


  • タイ語: คุณช่วยสะกดชื่อของคุณให้หน่อยได้ไหมครับ/คะ?
  • 発音(学習者向け): kun chuay sa-kot chue kong kun hai noy dai mai krap/ka?
  • 声調: 中声 → 低声 → 中声 → 低声 → 中声 → 上昇声 → 中声 → 低声 → 低声 → 上昇声 → 高声
  • 日本語: あなたの名前をスペルで教えていただけますか?
  • (補足): 「ให้หน่อย」は「~してあげる/くれる」のニュアンスで、丁寧な依頼によく使われます。

  • タイ語: คำนี้สะกดยังไงครับ/คะ?
  • 発音(学習者向け): kam nii sa-kot yang-ngai krap/ka?
  • 声調: 中声 → 高声 → 中声 → 低声 → 中声 → 中声 → 上昇声 → 高声
  • 日本語: この単語はどのように綴りますか?
  • (補足): 「ยังไง (yang-ngai)」は「どのように、どうやって」という意味です。

  • タイ語: เด็กๆ ควรเรียนรู้การสะกดตัวอักษรตั้งแต่อายุยังน้อย
  • 発音(学習者向け): dek-dek kuan rian-ruu gaan sa-kot dtua-ak-son dtang-tae a-yu yang noy
  • 声調: 低声 → 低声 → 中声 → 中声 → 上昇声 → 中声 → 低声 → 中声 → 中声 → 低声 → 中声 → 低声 → 中声 → 高声
  • 日本語: 子供たちは幼い頃から文字の綴り方を学ぶべきです。
  • (補足) 「การสะกด (gaan sa-kot)」は動詞「สะกด」を名詞化したもので、「綴り方、スペリング」という意味になります。「ตัวอักษร (dtua-ak-son)」は「文字、アルファベット」です。

  • タイ語: เขาพยายามสะกดรอยตามเรา
  • 発音(学習者向け): khao pa-ya-yam sa-kot roi dtam rao
  • 声調: 上昇声 → 中声 → 中声 → 中声 → 低声 → 中声 → 中声 → 中声
  • 日本語: 彼は私たちの足跡を追おうとした。(追跡しようとした)
  • (補足): 「สะกดรอย (sa-kot roi)」で「跡を追う、追跡する」という慣用的な意味になります。「รอย (roi)」は「跡、足跡」です。

  • タイ語: รหัสผ่านต้องสะกดให้ถูกต้อง
  • 発音(学習者向け): ra-hat-pan tong sa-kot hai tuk-tong
  • 声調: 中声 → 低声 → 低声 → 下降声 → 低声 → 中声 → 上昇声 → 下降声
  • 日本語: パスワードは正確に綴らなければなりません。
  • (補足): 「รหัสผ่าน (ra-hat-pan)」は「パスワード」、「ถูกต้อง (tuk-tong)」は「正しい、正確な」という意味です。

関連語・派生語

  • สะกดคำ (sa-kot kam): 「単語を綴る」。最も頻繁に使われる組み合わせです。「คำ (kam)」は「単語」を意味します。
  • การสะกด (gaan sa-kot): 「綴り方、スペリング」(名詞形)。動詞「สะกด」に名詞化の接頭辞「การ (gaan)」が付いた形です。
  • คำสะกด (kam sa-kot): 「綴られた語、スペル」。例: 「คำสะกดภาษาอังกฤษ (kam sa-kot pa-saa ang-krit)」は「英単語のスペル」。
  • สะกดรอย (sa-kot roi): 「跡を追う、追跡する」。一般的な「綴る」とは異なる、やや比喩的・慣用的な意味です。
  • สะกดจิต (sa-kot jit): 「催眠術をかける、暗示をかける」。これも「綴る」とは直接関係ない慣用句で、「จิต (jit)」は「心、精神」です。

よく使われる組み合わせ(コロケーション)

  • สะกดชื่อ (sa-kot chue): 「名前を綴る」。特に相手に名前のスペルを尋ねる際によく使われます。
  • สะกดคำ (sa-kot kam): 「単語を綴る」。最も基本的な使い方です。
  • สะกดตัวอักษร (sa-kot dtua-ak-son): 「文字を綴る、アルファベットを綴る」。
  • สะกดให้ฟัง (sa-kot hai fang): 「(誰かに)綴って聞かせる」。

学習のヒントと注意点

  • 発音と声調のポイント: 「สะกด (sa-kot)」は「สะ (sa) – 中声」と「กด (kot) – 低声」の組み合わせです。「สะ」は日本語の「サ」に近いですが、「กด」は「コット」のように聞こえるかもしれません。語末の「ด (d)」は破裂音で、日本語の「ド」のように母音をつけずに、舌先を上顎につけたまま音を止めるように発音します。この止める音(「促音」に近い感覚)がタイ語の正しい発音には不可欠です。低声も日本語にはないため、意識して練習しましょう。
  • 間違いやすい点:
    1. 声調: 「กด」の低声が、他の声調になったり、平坦になったりしやすいです。音を落とすように意識してください。
    2. 語末子音: 「ด (d)」の発音を「ド」と母音をつけてしまわないように注意が必要です。軽く舌を上顎に押し当てて止め、音を出しきらないのがポイントです。
  • 学習のヒント: 英語の “spell” と結びつけて覚えやすい単語です。名前や単語のスペルを尋ねる練習を繰り返すと、自然と身につきます。例えば、タイ人の友達に「ช่วยสะกดชื่อของคุณให้หน่อยได้ไหมครับ/คะ? (あなたの名前をスペルで教えてくれますか?)」と聞いてみましょう。

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