sibling : きょうだい|タイ語と日本語で覚える日常会話フレーズ【音声付き】

【タイ語単語学習】

きょうだい – พี่น้อง (pîi nɔ́ɔng)

目標単語

  • タイ語: พี่น้อง
  • 日本語: きょうだい、兄弟姉妹
  • 英語: siblings, brothers and sisters

基本情報

  • 品詞: 名詞(複合名詞)
  • 発音(カタカナ近似): ピー ノーン
  • 発音記号(学習者向け): pîi nɔ́ɔng
  • 声調: 下降声 → 上昇声
  • 【必須】正確な音声: [音声を聞く – ※ここに実際の音声リンクが入ります]

単語の解説

「พี่น้อง (pîi nɔ́ɔng)」は、タイ語で「きょうだい」や「兄弟姉妹」を総称する際に最も一般的に使われる単語です。この単語は、「พี่ (pîi)」(年上のきょうだい、兄・姉)と「น้อง (nɔ́ɔng)」(年下のきょうだい、弟・妹)という二つの単語が組み合わさってできています。文字通り「兄/姉と弟/妹」を意味し、血縁関係のあるきょうだい全般を指します。

血縁関係だけでなく、親しい友人、同僚、あるいは同じ組織やグループに属する人々など、家族のような強い絆で結ばれた関係を表す際にも使われることがあります。例えば、大学の先輩・後輩や、職場の上司・部下が互いを「พี่น้อง」と呼び合うことで、親密さや連帯感を示すことがあります。

豊富な例文


  • タイ語: ฉันมีพี่น้องสามคน
  • 発音(学習者向け): chǎn mii pîi nɔ́ɔng sǎam khon
  • 声調: 上昇声 → 中声 → 下降声 → 上昇声 → 上昇声 → 中声
  • 日本語: 私はきょうだいが3人います。
  • (補足): 「มี (mii)」は「持つ、いる」。「สาม (sǎam)」は「3」。「คน (khon)」は人数を数える助数詞です。

  • タイ語: พวกเขาเป็นพี่น้องที่สนิทกันมาก
  • 発音(学習者向け): phûak khǎo pen pîi nɔ́ɔng thîi sa-nìt kan mâak
  • 声調: 下降声 → 上昇声 → 中声 → 下降声 → 上昇声 → 下降声 → 低声 → 低声 → 下降声
  • 日本語: 彼らはとても仲の良いきょうだいです。
  • (補足): 「สนิท (sa-nìt)」は「親しい」という意味の形容詞。「กัน (kan)」は「お互いに」。「มาก (mâak)」は「とても」です。

  • タイ語: พี่น้องควรช่วยเหลือกัน
  • 発音(学習者向け): pîi nɔ́ɔng khuuan chûay lʉ̌a kan
  • 声調: 下降声 → 上昇声 → 中声 → 下降声 → 上昇声 → 中声
  • 日本語: きょうだいは助け合うべきです。
  • (補足): 「ควร (khuuan)」は「〜すべきである」という助動詞。「ช่วยเหลือ (chûay lʉ̌a)」は「助ける」という動詞です。

  • タイ語: คุณมีพี่น้องกี่คนครับ/คะ?
  • 発音(学習者向け): khun mii pîi nɔ́ɔng kìi khon khráp/khá?
  • 声調: 中声 → 中声 → 下降声 → 上昇声 → 下降声 → 中声 → 下降声 / 上昇声
  • 日本語: あなたはきょうだいが何人いますか?
  • (補足): 「กี่ (kìi)」は「いくつ、何」という意味の疑問詞。文末の「ครับ (khráp)」(男性)や「คะ (khá)」(女性)は丁寧語です。

  • タイ語: เราคิดว่าเราเป็นพี่น้อง
  • 発音(学習者向け): rao khít wâa rao pen pîi nɔ́ɔng
  • 声調: 中声 → 下降声 → 下降声 → 中声 → 中声 → 下降声 → 上昇声
  • 日本語: 私たちはお互いをきょうだいのように思っています。
  • (補足): 「คิดว่า (khít wâa)」は「〜と思う」という意味のフレーズ。「เรา (rao)」は「私たち」です。

関連語・派生語

  • พี่ (pîi): 兄、姉、年上の人に対する呼びかけや敬称
  • น้อง (nɔ́ɔng): 弟、妹、年下の人に対する呼びかけ
  • พี่ชาย (pîi chaay): 兄 (ชาย: 男性)
  • น้องชาย (nɔ́ɔng chaay): 弟 (ชาย: 男性)
  • พี่สาว (pîi sǎao): 姉 (สาว: 女性)
  • น้องสาว (nɔ́ɔng sǎao): 妹 (สาว: 女性)
  • ลูกพี่ลูกน้อง (lûuk pîi lûuk nɔ́ɔng): いとこ (文字通り「兄/姉の子、弟/妹の子」)
  • เพื่อนพี่น้อง (phʉ̂an pîi nɔ́ɔng): 兄弟のような友人、親しい仲間

よく使われる組み合わせ(コロケーション)

  • เป็นพี่น้อง (pen pîi nɔ́ɔng): きょうだいである
  • มีพี่น้อง (mii pîi nɔ́ɔng): きょうだいがいる
  • พี่น้องร่วมสายเลือด (pîi nɔ́ɔng rûam sǎay lʉ̂at): 血を分けたきょうだい (ร่วม: 共に、สายเลือด: 血筋)
  • รักพี่น้อง (rák pîi nɔ́ɔng): きょうだいを愛する
  • ความสัมพันธ์แบบพี่น้อง (khwaam sam-phan bɛ̀ɛp pîi nɔ́ɔng): きょうだいのような関係、兄弟関係

学習のヒントと注意点

  • 声調のマスターが鍵: 「พี่น้อง (pîi nɔ́ɔng)」は、タイ語の声調学習において非常に良い例となります。「พี่ (pîi)」は下降声、「น้อง (nɔ́ɔng)」は上昇声です。

    • 「พี่ (pîi)」は、日本語の「ピー」よりも少し高めの音から始まり、ぐっと下がるように発音します。年上の人への尊敬や丁寧さを含んだ声調です。
    • 「น้อง (nɔ́ɔng)」は、低めの音から始まり、ゆっくりと上がっていくように発音します。親しみやかわいらしさを含んだ声調です。
    • この二つの声調を正確に区別して発音することが、タイ語らしい自然な響きに繋がります。
  • 広範な意味合い: 「พี่น้อง」は血縁関係のきょうだいだけでなく、学校の先輩後輩、職場の同僚、親しい友人など、まるで家族のように親しい間柄の人々にも使われます。この「仲間意識」や「連帯感」を表すニュアンスを理解しておくと、タイ社会での人間関係をより深く理解できます。

  • 日本語話者が間違いやすい点:

    • 声調の混同: 特に「ピー」と「ノーン」の声調を平坦に発音してしまうと、意味が通じにくくなることがあります。発音練習の際には、必ず音声を聞きながら声調を意識して練習しましょう。
    • 性別・年齢の特定: 日本語の「きょうだい」は性別を特定しませんが、タイ語で具体的な「兄」や「妹」を指す場合は、「พี่ชาย (pîi chaay)」「น้องสาว (nɔ́ɔng sǎao)」のように、性別と年齢(年上・年下)を示す単語を組み合わせる必要があります。
    • 母音の長さ: 「พี่」と「น้อง」はいずれも長母音です。日本語の「ピー」や「ノーン」のように短くならないよう、少し伸ばして発音する意識が重要です。

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