【タイ語単語学習】
台本;筆跡 – สคริปต์
目標単語
- タイ語: สคริปต์
- 日本語: 台本、スクリプト
- 英語: Script
基本情報
- 品詞: 名詞
- 発音(カタカナ近似): サクリップ
- 発音記号(学習者向け): sa-krip
- 声調: 中声 → 低声
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単語の解説
「สคริปต์」は、英語の “script” を音訳した外来語です。主に、映画、テレビ番組、劇、動画コンテンツなどの「台本」や「脚本」を指す際に用いられます。また、プログラミングやウェブ開発の文脈では「スクリプト(プログラムコード)」の意味でも使われます。 日本語の入力にあった「筆跡」という意味では使われません。「筆跡」を指すタイ語は「ลายมือ (laai mʉʉ)」となります。 この単語は外来語であるため、比較的発音がしやすく、英語の “script” を知っていれば意味も想像しやすいでしょう。
豊富な例文
- タイ語: เขาเขียนสคริปต์สำหรับหนังเรื่องใหม่
- 発音(学習者向け): káo kǐan sa-krip sǎm-ràp nǎng rʉ̂ang mài
- 声調: 上昇声 → 上昇声 → 中声 → 低声 → 上昇声 → 低声 → 下降声 → 低声
- 日本語: 彼は新しい映画の台本を書いた。
- (補足):
เขียน (kǐan)
は「書く」、สำหรับ (sǎm-ràp)
は「〜のための」、หนัง (nǎng)
は「映画(口語)」、เรื่องใหม่ (rʉ̂ang mài)
は「新しい作品」という意味です。
- タイ語: เราต้องจำสคริปต์ให้แม่นยำก่อนแสดง
- 発音(学習者向け): rao tɔ̂ng jam sa-krip hâi mâen yam kɔ̀ɔn sà-daeng
- 声調: 中声 → 下降声 → 中声 → 中声 → 低声 → 下降声 → 下降声 → 低声 → 低声 → 中声
- 日本語: 演技する前に台本を正確に覚えなければならない。
- (補足):
จำ (jam)
は「覚える」、ให้แม่นยำ (hâi mâen yam)
は「正確に、確実に」、ก่อน (kɔ̀ɔn)
は「〜の前に」、แสดง (sà-daeng)
は「演じる、公演する」という意味です。
- タイ語: สคริปต์นี้มีหลายหน้ามาก
- 発音(学習者向け): sa-krip níi mii lǎai nâa mâak
- 声調: 中声 → 低声 → 上昇声 → 中声 → 上昇声 → 下降声 → 下降声
- 日本語: この台本はページ数がとても多い。
- (補足):
นี้ (níi)
は「これ、この」、มี (mii)
は「ある、いる」、หลาย (lǎai)
は「多くの」、หน้า (nâa)
は「ページ」、มาก (mâak)
は「とても」という意味です。
- タイ語: เราใช้สคริปต์เพื่อควบคุมระบบ
- 発音(学習者向け): rao chái sa-krip pʉ̂a kûap-kum rá-bòp
- 声調: 中声 → 上昇声 → 中声 → 低声 → 下降声 → 下降声 → 低声 → 低声
- 日本語: 私たちはシステムを制御するためにスクリプトを使う。
- (補足): この例文はIT分野での「スクリプト」の使用例です。
ใช้ (chái)
は「使う」、เพื่อ (pʉ̂a)
は「〜のために」、ควบคุม (kûap-kum)
は「制御する」、ระบบ (rá-bòp)
は「システム」という意味です。
関連語・派生語
- บทละคร (bot lá kɔɔn): 劇の台本、脚本。より伝統的でフォーマルな表現。
- บทภาพยนตร์ (bot pâap payon): 映画の台本、脚本。
- บท (bot): 章、課、詩、歌の歌詞、テキストの一部など、文脈によって「台本」に近い意味合いも持つが、「สคริปต์」よりも広い意味で使われる。
- ลายมือ (laai mʉʉ): 筆跡、手書き。ユーザーの入力にあった「筆跡」に対応する単語です。
- เขียน (kǐan): 書く(動詞)。
よく使われる組み合わせ(コロケーション)
- เขียนสคริปต์ (kǐan sa-krip): スクリプトを書く
- อ่านสคริปต์ (àan sa-krip): スクリプトを読む
- จำสคริปต์ (jam sa-krip): スクリプトを覚える
- สคริปต์ภาพยนตร์ (sa-krip pâap payon): 映画の台本
- สคริปต์วิดีโอ (sa-krip wí-dii-oo): 動画のスクリプト
学習のヒントと注意点
- 連想法: 英語の “script” と音が非常によく似ているため、英語を知っていれば覚えやすいでしょう。そのまま「スクリプト」と覚えるのが効果的です。
- 発音と声調: 「サクリップ」というカタカナ表記はあくまで近似です。
- 最初の「ส (sɔ̌ɔ)」は日本語の「サ」に近いですが、声調は「中声」で平坦に発音します。
- 次の「คริปต์ (krip)」の「ค (kɔɔ)」は無気音の「ク」で、日本語の「カ」行に近いですが、気息を伴いません。語尾の「ต์」は発音されない記号ですが、直前の母音を短く、子音を閉鎖音で終わらせる働きをします。「krip」は低声で発音します。
- 使い方のポイント: この単語は「台本」や「プログラムのスクリプト」といった、書かれた指示やテキストを指す際に使われます。「筆跡」の意味では絶対に使いません。日本語の「台本;筆跡」という入力があったため、特にこの点を意識して区別するようにしましょう。
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