rely : 頼る|タイ語と日本語で覚える日常会話フレーズ【音声付き】

【タイ語単語学習】

頼る – พึ่งพา

目標単語

  • タイ語: พึ่งพา
  • 日本語: 頼る、依存する
  • 英語: rely, depend on

基本情報

  • 品詞: 動詞
  • 発音(カタカナ近似): プンパー
  • 発音記号(学習者向け): pʉ̂ng paa
  • 声調: 下降声 → 中声
  • 【必須】正確な音声: [音声を聞く – ※ここに実際の音声リンクが入ります]

単語の解説

พึ่งพา (pʉ̂ng paa) は、誰かや何かに「頼る」「依存する」「援助を求める」という意味の動詞です。人に対して使う場合は、その人の助けや支援、保護を求めるニュアンスがあります。物やシステム、インフラなどに対して使う場合は、その機能や供給に依存するという意味になります。比較的にフォーマルな響きを持つ単語です。

この単語は、「พึ่ง (pʉ̂ng)」と「พา (paa)」という二つの単語が組み合わさってできています。「พึ่ง」単独でも「頼る」「助けてもらう」という意味を持ちますが、「พา」と組み合わせることで、「(〜に)頼る」「(〜に)依存する」という行為をより明確に表します。

豊富な例文


  • タイ語: ฉันพึ่งพาเพื่อนเมื่อมีปัญหา
  • 発音(学習者向け): chan pʉ̂ng paa pʉ̂an mʉ̂a mii pan-haa
  • 声調: 中声 下降声 中声 下降声 下降声 中声 中声 中声 低声
  • 日本語: 私は困った時に友達に頼ります。
  • (補足): “เมื่อมีปัญหา (mʉ̂a mii pan-haa)” で「問題がある時」という意味になります。

  • タイ語: เขาพึ่งพาพ่อแม่ของเขาอยู่
  • 発音(学習者向け): kǎo pʉ̂ng paa pâw mâae kɔ̌ɔng kǎo yùu
  • 声調: 上昇声 下降声 中声 下降声 下降声 上昇声 上昇声 下降声
  • 日本語: 彼はまだ両親に頼っています。
  • (補足): “อยู่ (yùu)” が文末に来ることで、「〜している(状態)」を表します。

  • タイ語: เราพึ่งพาระบบขนส่งสาธารณะในการเดินทาง
  • 発音(学習者向け): rao pʉ̂ng paa ra-bòp kǒn-sò̀ng sǎa-taa-rá-ná nai gaan dern-taang
  • 声調: 中声 下降声 中声 中声 中声 上昇声 下降声 上昇声 中声 下降声 中声 中声 中声
  • 日本語: 私たちは移動に公共交通機関を利用します(頼っています)。
  • (補足): “ระบบขนส่งสาธารณะ (ra-bòp kǒn-sò̀ng sǎa-taa-rá-ná)” で「公共交通機関」という意味です。

  • タイ語: คุณควรพึ่งพาตัวเองมากกว่าพึ่งพาคนอื่น
  • 発音(学習者向け): kun kuan pʉ̂ng paa tua-eeng mâak-kwàa pʉ̂ng paa kon-ʉ̀ʉn
  • 声調: 中声 中声 下降声 中声 中声 中声 上昇声 下降声 下降声 中声 下降声 中声 低声
  • 日本語: あなたは他の人に頼るよりも、自分自身に頼るべきです。
  • (補足): “ควร (kuan)” は「〜すべきである」、「มากกว่า (mâak-kwàa)” は「〜よりも」という意味です。

  • タイ語: บริษัทนี้พึ่งพาลูกค้ารายใหญ่รายเดียวมากเกินไป
  • 発音(学習者向け): baw-rí-sàt níi pʉ̂ng paa lûuk-káa raai yài raai diaw mâak gern-bpai
  • 声調: 中声 低声 低声 上昇声 下降声 中声 下降声 下降声 中声 低声 中声 下降声 下降声 中声
  • 日本語: この会社はたった一人の大口顧客に頼りすぎています。
  • (補足): “มากเกินไป (mâak gern-bpai)” は「〜しすぎる」という意味を表します。

関連語・派生語

  • พึ่ง (pʉ̂ng): (下降声) 頼る、助けてもらう。よりカジュアルで、単独でも使われます。「助けてもらう」というニュアンスが強いです。
  • พึ่งพิง (pʉ̂ng ping): (下降声 中声) 頼る、依存する。「พึ่งพา」とほぼ同じ意味で使われますが、やや文学的・詩的な響きを持つことがあります。
  • ที่พึ่ง (tîi pʉ̂ng): (下降声 下降声) 頼りになるもの、頼れる場所/人。(名詞)例: เขาเป็นที่พึ่งของฉัน (kǎo bpen tîi pʉ̂ng kɔ̌ɔng chǎn)「彼は私の頼りです」。
  • พึ่งตัวเอง (pʉ̂ng tua-eeng): (下降声 中声 中声) 自立する、自分に頼る。「自分自身に頼る」という表現です。

よく使われる組み合わせ(コロケーション)

  • พึ่งพาอาศัย (pʉ̂ng paa aa-sǎi): 頼り合う、助け合う。お互いに依存し、支え合うという意味合いが強調されます。
  • พึ่งพาตนเอง (pʉ̂ng paa ton-eeng): 自立する、自分自身に頼る。「พึ่งตัวเอง」とほぼ同じ意味ですが、よりフォーマルな表現です。
  • พึ่งพาเทคโนโลยี (pʉ̂ng paa tee-chno-lo-yii): テクノロジーに頼る。
  • พึ่งพากัน (pʉ̂ng paa gan): お互いに頼り合う。

学習のヒントと注意点

  • 簡単な連想法(ニーモニック): 「プンプン怒らず、パーッと助けを求める」とイメージしてみましょう。困った時に誰かに頼る、そんな状況を思い浮かべてみてください。
  • 発音、声調のポイント:
    • พึ่ง (pʉ̂ng):
      • พ (pʰ): この子音は、日本語の「プ」に近い破裂音です。唇をしっかり閉じて息を破裂させるように発音し、日本語の「フ」の音にならないよう注意しましょう。
      • ึ (ʉ): この母音は、日本語の「ウ」と「イ」の中間のような音です。口を横に少し引き気味に、「ウ」を発音するつもりで口をあまり丸めないように意識すると良いでしょう。
      • ง (ng): この音は、日本語の「ン」とは異なり、舌の奥を上あごの軟口蓋に付けて発音する鼻音です。口を閉じずに、鼻から息が抜けるように「ン」と発音します。
      • 声調: 下降声です。音の高さが上から下へ自然に下がるように発音しましょう。
    • พา (paa):
      • พ (pʰ): 上記と同じく「プ」に近い破裂音です。
      • า (aa): 口を大きく開けて発音する長い「アー」の音です。
      • 声調: 中声です。音の高さがまっすぐで平坦になるように発音しましょう。
  • 日本語話者が間違いやすい点:
    • 発音の「プ」: 「พ」を「フ」と発音してしまうとタイ語の他の単語(例えば「ファ」の音)と混同されやすく、通じにくくなります。「プ」と意識して発音しましょう。
    • 母音「ึ」の音: 日本語にはない音のため、ついつい「ウ」や「イ」に置き換えてしまいがちですが、タイ語独特の響きを出すために、中間音を意識して練習してみてください。
    • 声調の混同: 「พึ่ง」の下降声と「พา」の中声を正しく区別して発音することが重要です。特に下降声は、音をしっかり落とすことで意味が明確に伝わります。

コメント

この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP