raw : 生の;未加工の|タイ語と日本語で覚える日常会話フレーズ【音声付き】

【タイ語単語学習】

raw : 生の;未加工の – ดิบ

目標単語

  • タイ語: ดิบ
  • 日本語: 生の、未加工の、熟していない、粗野な
  • 英語: raw, uncooked, unripe, crude, unprocessed, rough

基本情報

  • 品詞: 形容詞
  • 発音(カタカナ近似): ディップ
  • 発音記号(学習者向け): dìp
  • 声調: 低声
  • 【必須】正確な音声: [音声を聞く – ※ここに実際の音声リンクが入ります]

単語の解説

タイ語の「ดิบ (dìp)」は、主に「調理されていない生の食品」を指す際に使われる形容詞です。肉、魚、野菜、果物など、火を通したり加工したりしていない状態を表します。 また、果物が「まだ熟していない」状態や、鉱物などが「未加工の」「未処理の」であることも指します。さらには、比喩的に「粗野な」「未熟な」といったネガティブなニュアンスで使われることもあります。

この単語は、日本語の「生」が持つ「生の(食品)」や「未加工の」という意味合いを広くカバーする便利な単語です。

豊富な例文


  • タイ語: ฉันชอบกินซูชิปลาดิบมาก
  • 発音(学習者向け): chan chɔ̂ɔp kin suu-chíi plaa dìp mâak
  • 声調: 中声 低声 中声 中声 中声 低声 中声 低声 下降声
  • 日本語: 私は生魚の寿司がとても好きです。
  • (補足): 「ปลาดิบ (plaa dìp)」で「生魚」という複合語になります。寿司のネタとしての「生魚」はこれを使います。

  • タイ語: มะม่วงลูกนี้ยังดิบอยู่เลย
  • 発音(学習者向け): má-mûang lûuk níi yang dìp yùu ləəi
  • 声調: 上昇声 下降声 下降声 高声 中声 低声 低声 中声
  • 日本語: このマンゴーはまだ熟していません。
  • (補足): 果物がまだ熟していない状態を表す際によく使われます。「ยัง…อยู่ (yang…yùu)」で「まだ〜である」という継続の意味を表します。

  • タイ語: ราคาน้ำมันดิบกำลังปรับตัวสูงขึ้น
  • 発音(学習者向け): raa-khaa náam-man dìp gam-lang pràp-tuua sǔung-khʉ̂n
  • 声調: 中声 中声 高声 中声 低声 中声 中声 低声 上昇声 下降声
  • 日本語: 原油価格が上昇しています。
  • (補足): 「น้ำมันดิบ (náam-man dìp)」で「原油」という意味になります。「未加工の油」というニュアンスです。

  • タイ語: เราวิเคราะห์ข้อมูลดิบโดยตรง
  • 発音(学習者向け): rao wí-khrɔ́ɔ khɔ̂ɔ-muun dìp dooi-trong
  • 声調: 中声 中声 下降声 下降声 中声 低声 中声 中声
  • 日本語: 私たちは生データを直接分析しました。
  • (補足): 「ข้อมูลดิบ (khɔ̂ɔ-muun dìp)」で「生データ」「未加工データ」という意味になります。

  • タイ語: ฉันอยากกินผักดิบ
  • 発音(学習者向け): chan yàak kin phàk dìp
  • 声調: 中声 低声 中声 低声 低声
  • 日本語: 私は生野菜を食べたい。
  • (補足): 「ผักดิบ (phàk dìp)」で「生野菜」という意味です。

関連語・派生語

  • สุก (sùk): 熟した、調理された(「ดิบ」の対義語)
  • ปลาดิบ (plaa dìp): 生魚(寿司や刺身など)
  • เนื้อดิบ (nʉ́a dìp): 生肉
  • ผักดิบ (phàk dìp): 生野菜
  • ผลไม้ดิบ (phǒn-lá-máai dìp): 熟していない果物
  • น้ำมันดิบ (náam-man dìp): 原油
  • ข้อมูลดิบ (khɔ̂ɔ-muun dìp): 生データ、未加工データ
  • ดิบเถื่อน (dìp-thʉ̀an): 粗野な、野蛮な(複合語で、ネガティブな意味合いが強い)

よく使われる組み合わせ(コロケーション)

  • กินดิบ (kin dìp): 生で食べる
  • ยังดิบอยู่ (yang dìp yùu): まだ生である、まだ熟していない
  • ดิบๆ (dìp dìp): 非常に生な、未加工の(強調表現)

学習のヒントと注意点

  • 発音と声調: 「ดิบ (dìp)」は低声です。日本語の「ディップ」と発音すると、語末の音が曖昧になったり、声調が違ったりして、自然なタイ語に聞こえない場合があります。は無気音、は語末で破裂せずpに近い閉鎖音になります。口をしっかり閉じて「ディッ(プ)」と止め音で発音する練習をしましょう。
  • ดิบ (dìp)สด (sòt) の違い:
    • ดิบ (dìp) は「調理されていない」「加工されていない」「熟していない」状態を指します。
    • สด (sòt) は「新鮮な」「生きている」状態を指します。
    • 例:「生魚」を指す場合、寿司のネタのように「生食用の魚」は ปลาดิบ (plaa dìp) と言います。しかし、市場で売られている「新鮮な魚」は ปลาสด (plaa sòt) と言います。この違いを理解しておくと、より適切に使い分けができます。
  • 日本語話者が間違いやすい点: 日本語の「生」は非常に多くの意味を持つため、タイ語では文脈に応じて適切な単語を選ぶ必要があります。「生ビール」のように「生」をดิบと直訳してしまうと間違いです(タイ語では「ビアสด (bia sòt)」と言います)。
  • 連想法: 「ディップソースに生野菜をディップする」というイメージで、「ディップ」=「生」と連想すると覚えやすいかもしれません。

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