priest : 聖職者|タイ語と日本語で覚える日常会話フレーズ【音声付き】

【タイ語単語学習】

聖職者 – บาทหลวง

目標単語

  • タイ語: บาทหลวง
  • 日本語: 聖職者、司祭、牧師
  • 英語: priest, clergyman, pastor

基本情報

  • 品詞: 名詞
  • 発音(カタカナ近似): バーット ルゥアン
  • 発音記号(学習者向け): bàat lǔang
  • 声調: 低声 → 上昇声
  • 【必須】正確な音声: [音声を聞く - ※ここに実際の音声リンクが入ります]

単語の解説

「บาทหลวง (bàat lǔang)」は、主にキリスト教における「司祭」や「牧師」といった聖職者を指す言葉です。カトリック教会の司祭、プロテスタント教会の牧師などに広く使われます。 「บาท (bàat)」は、もともと「足跡、道、詩の行」などの意味を持ちますが、ここでは「高位の人物」を敬う接頭語的なニュアンスや、尊い道を進む、といった意味合いが含まれます。「หลวง (lǔang)」は「王室の、高貴な、大きな」といった意味で、尊敬や重要性を示します。これらが組み合わさって、「高貴な道を歩む人」「尊敬されるべき宗教者」といった意味で「聖職者」を表します。 タイでは仏教が主要な宗教であるため、仏教の「僧侶」は「พระ (prá)」という別の言葉で明確に区別されます。「บาทหลวง」はあくまでキリスト教の聖職者を指すため、文脈に注意が必要です。

豊富な例文


  • タイ語: บาทหลวงกำลังเทศนาอยู่ที่โบสถ์
  • 発音(学習者向け): bàat lǔang gam-lang têet-sà-nǎa yùu tîi bôot
  • 声調: 低声→上昇声→中声→中声→下降声→上昇声→下降声→下降声
  • 日本語: 司祭が教会で説教しています。
  • (補足): กำลัง (gam-lang): 〜している(現在進行形を表す助動詞)、เทศนา (têet-sà-nǎa): 説教する、โบสถ์ (bôot): 教会

  • タイ語: ลูกชายของเขาอยากเป็นบาทหลวงในอนาคต
  • 発音(学習者向け): lûuk chaai kǒng káo yàak bpen bàat lǔang nai à-naa-kót
  • 声調: 下降声→中声→上昇声→上昇声→低声→上昇声→低声→上昇声→中声→高声
  • 日本語: 彼の息子は将来、司祭になりたいと思っています。
  • (補足): ลูกชาย (lûuk chaai): 息子、อยาก (yàak): 〜したい、ในอนาคต (nai à-naa-kót): 将来

  • タイ語: ฉันได้พบกับบาทหลวงคาทอลิกเป็นครั้งแรกเมื่อสัปดาห์ที่แล้ว
  • 発音(学習者向け): chǎn dâi póp gàp bàat lǔang kaa-tɔ́-lìk bpen kráng râek mûea sàp-daa tîi lɛ́ew
  • 声調: 上昇声→下降声→下降声→低声→上昇声→中声→下降声→下降声→中声→下降声→下降声→中声→下降声
  • 日本語: 私は先週、初めてカトリックの司祭に会いました。
  • (補足): พบ (póp): 会う(よりフォーマル)、คาทอลิก (kaa-tɔ́-lìk): カトリック、เป็นครั้งแรก (bpen kráng râek): 初めて、เมื่อสัปดาห์ที่แล้ว (mûea sàp-daa tîi lɛ́ew): 先週

  • タイ語: บาทหลวงประกอบพิธีแต่งงานให้คู่บ่าวสาว
  • 発音(学習者向け): bàat lǔang bprà-kɔ̀ɔp pí-tii dtàeng-ngaan hâi kûu bàao-sǎao
  • 声調: 低声→上昇声→低声→中声→中声→低声→下降声→下降声→上昇声
  • 日本語: 司祭は新郎新婦のために結婚式を執り行いました。
  • (補足): ประกอบพิธี (bprà-kɔ̀ɔp pí-tii): 儀式を執り行う、แต่งงาน (dtàeng-ngaan): 結婚する/結婚式、คู่บ่าวสาว (kûu bàao-sǎao): 新郎新婦

  • タイ語: บาทหลวงท่านนี้เป็นที่เคารพอย่างสูงในชุมชน
  • 発音(学習者向け): bàat lǔang tâan níi bpen tîi káo-róp yàang sǔung nai chum-chon
  • 声調: 低声→上昇声→下降声→高声→中声→下降声→下降声→低声→上昇声→中声→中声
  • 日本語: この司祭は地域社会で非常に尊敬されています。
  • (補足) ท่านนี้ (tâan níi): この方(敬意を込めて)、เป็นที่เคารพ (bpen tîi káo-róp): 尊敬されている、ชุมชน (chum-chon): 地域社会

関連語・派生語

  • นักบวช (nák-bùuat): 聖職者(より一般的な用語で、仏教の僧侶や他の宗教の聖職者も含むことができる)
  • พระ (prá): 僧侶(仏教の)、聖なるもの、神聖なもの
  • โบสถ์ (bôot): 教会
  • ศาสนาคริสต์ (sàat-sà-nǎa krít): キリスト教
  • นักเทศน์ (nák-têet): 説教者(説教を行う人全般)

よく使われる組み合わせ(コロケーション)

  • บาทหลวงคาทอลิก (bàat lǔang kaa-tɔ́-lìk): カトリック司祭
  • บาทหลวงโปรเตสแตนต์ (bàat lǔang bproo-dtèet-sà-dtɛn): プロテスタント牧師
  • บาทหลวงประจำโบสถ์ (bàat lǔang bprà-jam bôot): 教会の常駐司祭/主任司祭
  • ประกอบพิธีโดยบาทหลวง (bprà-kɔ̀ɔp pí-tii dooy bàat lǔang): 司祭によって儀式が執り行われる

学習のヒントと注意点

  • 発音・声調のポイント:

    • 「บาท (bàat)」の「บ (b)」は無気音で、唇をしっかり閉じてから破裂させます。日本語の「バ」のように息を強く出さないよう注意しましょう。声調は低声です。
    • 「หลวง (lǔang)」の「ล (l)」は、日本語のラ行よりも舌先を上の歯茎の裏側(少し奥)に軽く触れて発音します。口を丸めるようにして「ルゥアン」と発音し、声調は上昇声です。
    • 「低声 → 上昇声」と声調が変化するため、スムーズな切り替えを意識して練習しましょう。
  • 使い分けの注意点:

    • 「บาทหลวง」は主にキリスト教の聖職者を指します。仏教の僧侶は「พระ (prá)」と呼び方が異なりますので、混同しないように注意が必要です。
    • より広範な意味での「聖職者」を指す場合は、「นักบวช (nák-bùuat)」という言葉も存在します。文脈に応じて使い分けましょう。
  • 日本語話者が間違いやすい点:

    • 「หลวง」の「ล (l)」と「ร (r)」の区別が難しい場合がありますが、ここでは「ล (l)」です。舌先を軽く使う「ル」の音を意識してください。
    • 「หลวง」の「ว (w)」の音が日本語の「ウ」と混ざりやすいですが、口を丸く突き出すようにして「ルゥアン」と発音する練習をすると良いでしょう。
    • 声調は特に重要です。「バーットルゥアン」のように、各音節の声調を意識してゆっくり発音することから始めましょう。

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