【タイ語単語学習】
presume : と思う;と推定する;を前提とする – สันนิษฐาน
目標単語
- タイ語: สันนิษฐาน
- 日本語: 推定する、仮定する、憶測する
- 英語: presume, assume, hypothesize, speculate
基本情報
- 品詞: 動詞
- 発音(カタカナ近似): サンニッタアン
- 発音記号(学習者向け): sǎn-nít-tǎan
- 声調: 上昇声 → 低声 → 上昇声
- 【必須】正確な音声: [音声を聞く – ※ここに実際の音声リンクが入ります]
単語の解説
「สันนิษฐาน (sǎn-nít-tǎan)」は、「証拠が不十分な状況で、ある事実や状況をそうであると仮定する、または推測する」という意味を持つ動詞です。日本語の「推定する」「仮説を立てる」「憶測する」に相当します。特に、法的な文脈や科学的な仮説を立てる際など、ややフォーマルな状況で使われることが多いですが、日常会話で「〜と推測される」というニュアンスで使われることもあります。 単語は「สัน (sǎn)」と「นิษฐาน (nít-tǎan)」に分解でき、「สัน」は「良い、正確な」、「นิษฐาน」は「仮説、結論」といった意味合いがあり、合わせて「(ある程度)根拠に基づいた仮説や推測」というニュアンスを含みます。
豊富な例文
- タイ語: ตำรวจกำลังสันนิษฐานสาเหตุของการเกิดอุบัติเหตุ
- 発音(学習者向け): dtam-rùuat gam-lang sǎn-nít-tǎan sǎa-hèet kɔɔng gaan gòet ù-bàt-dtì-hèet
- 声調: 中声 → 中声 → 中声 → 上昇声 → 低声 → 上昇声 → 中声 → 中声 → 低声 → 下降声 → 低声
- 日本語: 警察は事故の原因を推定しています。
- (補足): 「กำลัง (gam-lang)」は進行形を表す助動詞。「สาเหตุ (sǎa-hèet)」は「原因」、「อุบัติเหตุ (ù-bàt-dtì-hèet)」は「事故」。
- タイ語: เราสันนิษฐานว่าเขาจะไม่มางานนี้
- 発音(学習者向け): rao sǎn-nít-tǎan wâa káo jà mâi maa ngaan níi
- 声調: 中声 → 上昇声 → 低声 → 上昇声 → 低声 → 下降声 → 低声 → 中声 → 中声 → 下降声
- 日本語: 私たちは彼がこのイベントには来ないだろうと推測しています。
- (補足): 「ว่า (wâa)」は接続詞で「〜と」。未来を表す「จะ (jà)」と否定の「ไม่ (mâi)」が使われています。
- タイ語: จากหลักฐานที่มีอยู่ เราสันนิษฐานได้ว่านี่คือข้อผิดพลาด
- 発音(学習者向け): jàak làk-tǎan têe mee yùu rao sǎn-nít-tǎan dâai wâa nîi keu kɔ̂ɔ pìt-plàat
- 声調: 低声 → 低声 → 上昇声 → 下降声 → 低声 → 中声 → 上昇声 → 低声 → 上昇声 → 低声 → 中声 → 低声 → 下降声 → 下降声
- 日本語: 現状の証拠から、これは間違いであると推定できます。
- (補足): 「หลักฐาน (làk-tǎan)」は「証拠」。「ได้ (dâai)」は「〜できる」という意味。
- タイ語: อย่าเพิ่งสันนิษฐานอะไรไปเองเลยนะ
- 発音(学習者向け): yàa pêrng sǎn-nít-tǎan à-rai bpai eeng loei ná
- 声調: 低声 → 下降声 → 上昇声 → 低声 → 上昇声 → 中声 → 低声 → 中声 → 中声 → 上昇声
- 日本語: 勝手に何も決めつけないでくださいね。
- (補足): 「อย่าเพิ่ง (yàa pêrng)」は「まだ〜しないで」という禁止・制止。「อะไร (à-rai)」は「何か、何も」。「ไปเอง (bpai eeng)」は「勝手に、独断で」。
- タイ語: ข้อสันนิษฐานของเขาได้รับการพิสูจน์แล้วว่าเป็นความจริง
- 発音(学習者向け): kɔ̂ɔ sǎn-nít-tǎan kɔ̌ɔng káo dâai ráp pí-sùut lɛ́ɛo wâa bpen kwaam jing
- 声調: 下降声 → 上昇声 → 低声 → 上昇声 → 上昇声 → 低声 → 低声 → 上昇声 → 下降声 → 高声 → 下降声 → 中声 → 中声 → 中声
- 日本語: 彼の仮説は真実であることが証明されました。
- (補足): 「ข้อสันนิษฐาน (kɔ̂ɔ sǎn-nít-tǎan)」は名詞形で「仮説、推定」。「ได้รับการพิสูจน์ (dâai ráp pí-sùut)」は「証明された」。
関連語・派生語
- คาดการณ์ (kâat-gaan): 予測する、見込む。将来のことについて推測する場合によく使われます。
- คาดเดา (kâat-dao): 推測する、憶測する。根拠が薄い場合や、当てるという意味合いが強いです。
- สมมติ (sǒm-mót): 仮定する、もし〜とすると。純粋な仮定や仮説を立てる際に使われます。
- เดา (dao): 当てる、推測する。(より口語的で、勘に頼るニュアンスが強い)
- ข้อสันนิษฐาน (kɔ̂ɔ sǎn-nít-tǎan): 仮説、推定。(名詞形)
よく使われる組み合わせ(コロケーション)
- สันนิษฐานว่า… (sǎn-nít-tǎan wâa…): 〜だと推定する/仮定する
- สันนิษฐานสาเหตุ (sǎn-nít-tǎan sǎa-hèet): 原因を推定する
- สันนิษฐานความจริง (sǎn-nít-tǎan kwaam jing): 真実を推測する
- สันนิษฐานผิด (sǎn-nít-tǎan pìt): 推定を誤る、間違って仮定する
学習のヒントと注意点
- 発音と声調: 「สันนิษฐาน (sǎn-nít-tǎan)」は3音節からなる単語で、それぞれ「上昇声」「低声」「上昇声」と声調が変化します。特に「สั (sǎn)」と「ฐาน (tǎan)」はどちらも上昇声で、日本語話者には慣れない組み合わせかもしれません。各音節を意識して練習しましょう。「ส (sɔ̌ɔ)」は日本語の「サ行」よりも舌を奥に引いて出すような音です。
- ニュアンス: 「สันนิษฐาน」は単に「思う」というよりは、「証拠に基づいて推定する」「ある仮説を立てる」という、より確からしさや根拠を伴うニュアンスが強いです。日常会話で軽く「〜だと思う」と言いたい場合は「คิดว่า (kít wâa)」の方が一般的です。
- 間違いやすい点: 「推測する」という意味で「เดา (dao)」もありますが、「เดา」は「当てる」というギャンブル的な要素や、根拠が薄い「勘」に基づく推測を指すことが多いです。「สันนิษฐาน」はもう少し論理的、あるいは状況証拠に基づいた推測に使われます。文脈によって使い分けが必要です。
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