【タイ語単語学習】
** premise – สมมติฐาน
目標単語
- タイ語: สมมติฐาน
- 日本語: 前提、仮説
- 英語: premise, hypothesis, assumption
基本情報
- 品詞: 名詞
- 発音(カタカナ近似): ソム・モット・ティ・ターン
- 発音記号(学習者向け): sǒm-mót-dtì-tǎan
- 声調: 上昇声 → 高声 → 低声 → 上昇声
- 【必須】正確な音声: [音声を聞く – ※ここに実際の音声リンクが入ります]
単語の解説
「สมมติฐาน (sǒm-mót-dtì-tǎan)」は、主に学術的、科学的、あるいは論理的な文脈において、何らかの結論を導き出すための出発点となる「仮定」や「前提」、または検証されるべき「仮説」を指します。 日本語の「前提」が持つ「建物や土地、敷地」という意味は含まれず、あくまで思考や議論の基礎となる概念を指します。 この単語は、「สมมติ (sǒm-mót)」=「仮定する、想定する」と、「ฐาน (tǎan)」=「基礎、基盤」という二つの要素が組み合わさってできています。「仮定の基礎」という語源から、その意味が理解しやすいでしょう。
豊富な例文
- タイ語: สมมติฐานนี้มีหลายข้อสมมติ
- 発音(学習者向け): sǒm-mót-dtì-tǎan níi mii lǎai kɔ̂ɔ-sǒm-mót
- 声調: 上昇声 → 高声 → 低声 → 上昇声, 高声, 中声, 上昇声, 高声 → 低声 → 高声
- 日本語: この仮説には、いくつかの前提がある。
- (補足): 「ข้อสมมติ (kɔ̂ɔ-sǒm-mót)」も「仮定」や「前提」を意味しますが、「สมมติฐาน」よりも一般的な「仮定」や「想定」に近いニュアンスです。
- タイ語: ข้อสรุปของเขาตั้งอยู่บนสมมติฐานที่ผิดพลาด
- 発音(学習者向け): kɔ̂ɔ-sɔ̀p kɔ̌ɔng káo dtâng yùu bon sǒm-mót-dtì-tǎan tîi pìt-plâat
- 声調: 高声 → 低声 → 高声, 上昇声, 上昇声, 高声, 低声, 中声, 上昇声 → 高声 → 低声 → 上昇声, 低声, 低声 → 高声
- 日本語: 彼の結論は誤った前提に基づいている。
- (補足): 「ตั้งอยู่บน~ (dtâng yùu bon)」で「~に基づいている」という意味になります。「ผิดพลาด (pìt-plâat)」は「誤った、間違いの」という意味です。
- タイ語: ในทางวิทยาศาสตร์ เรามักจะเริ่มจากการตั้งสมมติฐานก่อน
- 発音(学習者向け): nai taang wít-tá-yaa-sàat rao mák jà rə̂əm jàak gaan dtâng sǒm-mót-dtì-tǎan kɔ̀n
- 声調: 中声, 中声, 低声 → 高声 → 低声 → 高声 → 低声, 中声, 高声, 低声, 低声, 低声, 中声, 低声, 高声, 上昇声 → 高声 → 低声 → 上昇声, 低声
- 日本語: 科学では、まず仮説を立てることから始まる。
- (補足): 「ในทางวิทยาศาสตร์ (nai taang wít-tá-yaa-sàat)」で「科学の分野で、科学的には」。「ตั้งสมมติฐาน (dtâng sǒm-mót-dtì-tǎan)」は「仮説を立てる」という動詞フレーズです。
- タイ語: โครงการนี้มีสมมติฐานทางเศรษฐกิจบางอย่าง
- 発音(学習者向け): kroong-gaan níi mii sǒm-mót-dtì-tǎan taang sèet-tà-gìt baang yàang
- 声調: 中声 → 中声, 高声, 中声, 上昇声 → 高声 → 低声 → 上昇声, 中声, 低声, 低声 → 高声 → 低声 → 低声, 中声, 低声
- 日本語: このプロジェクトは、特定の経済的仮定に基づいている。
- (補足): 「ทางเศรษฐกิจ (taang sèet-tà-gìt)」は「経済的な」という意味で、「สมมติฐาน」を修飾しています。
関連語・派生語
- สมมติ (sǒm-mót): 仮定する、想定する(動詞)。「สมมติฐาน」の語源にもなっている単語です。
- ข้อสมมติ (kɔ̂ɔ-sǒm-mót): 仮定、前提(名詞)。「สมมติฐาน」よりも一般的な「仮定」を指すことが多いです。
- สมมติฐานเชิงประจักษ์ (sǒm-mót-dtì-tǎan chəəng bprà-jàk): 実証的仮説。
- สมมติฐานหลัก (sǒm-mót-dtì-tǎan làk): 主仮説、主要な前提。
- สมมติฐานว่าง (sǒm-mót-dtì-tǎan wâang): 帰無仮説(統計学で使われる専門用語)。
よく使われる組み合わせ(コロケーション)
- ตั้งสมมติฐาน (dtâng sǒm-mót-dtì-tǎan): 仮説を立てる
- บนสมมติฐานที่ว่า… (bon sǒm-mót-dtì-tǎan tîi wâa…): …という前提で、~という仮説に基づいて
- พิสูจน์สมมติฐาน (pí-sùut sǒm-mót-dtì-tǎan): 仮説を証明する
- ตรวจสอบสมมติฐาน (trùap-sɔ̀ɔp sǒm-mót-dtì-tǎan): 仮説を検証する/調査する
学習のヒントと注意点
- 覚え方: 「สมมติฐาน (sǒm-mót-dtì-tǎan)」は「ソムモット(想像)するチタン(基盤)から、仮説が生まれる」のように、音の響きから連想して覚えることができます。
- 発音と声調の注意点:
- この単語は4音節と長いため、それぞれの音節を正確に発音し、声調を正しくコントロールすることが非常に重要です。
- สม (sǒm): 「S」は日本語の「サ行」よりも口を丸めず、軽く息を吐くように発音します。声調は上昇声です。
- มติ (mót-dtì): 「มติ (mót)」は「モット」と詰まるような高声。最後の「ติ (dtì)」は無気音の「t」で、日本語の「ティ」よりも短く、低声です。
- ฐาน (tǎan): 無気音の「t」で始まる「ターン」。日本語の「ター」のように強く息を吐かず、喉の奥から音を出すイメージです。母音は長い「aa」で、声調は上昇声です。
- 日本語話者が間違いやすい点:
- 「สม」の「S」の音は、日本語の「ソ」のように強く発音しすぎないように注意しましょう。
- 「ฐาน」の「t」が無気音であること、そして上昇声である点を意識しないと、平坦な発音になったり、別の意味に聞こえてしまう可能性があります。特に、母音の「aa」をしっかり長く伸ばすことと、最後の「n」を正しく発音することが重要です。
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