perceive : に気づく, を知覚する, を理解する|タイ語と日本語で覚える日常会話フレーズ【音声付き】

【タイ語単語学習】

perceive : に気づく, を知覚する, を理解する – รับรู้

目標単語

  • タイ語: รับรู้
  • 日本語: 知覚する、認識する、気づく
  • 英語: perceive, realize, acknowledge

基本情報

  • 品詞: 動詞
  • 発音(カタカナ近似): ラップルー
  • 発音記号(学習者向け): ráp rúu
  • 声調: 低声 → 高声
  • 【必須】正確な音声: [音声を聞く – ※ここに実際の音声リンクが入ります]

単語の解説

「รับรู้ (ráp-rúu)」は、二つの単語「รับ (ráp)」(受け取る、受容する)と「รู้ (rúu)」(知る、分かる、気づく)が組み合わさってできた複合動詞です。この組み合わせにより、「(情報などを)受け入れて知る」「知覚する」「認識する」という意味を持ちます。 五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)や認知を通して何かを感じ取り、それを頭で理解するようなニュアンスを含みます。単に「知る (รู้)」よりも、意識的に何かを捉え、受け止める行為を強調する際に用いられます。 例えば、状況の変化や、他人の感情、または物理的な刺激などを「知覚する」「認識する」という文脈で頻繁に使われます。

豊富な例文

  • タイ語: เธอรับรู้ถึงการเปลี่ยนแปลงของสถานการณ์ได้อย่างรวดเร็ว
  • 発音(学習者向け): tʰəə ráp-rúu tʰɯ̌ŋ kaan-plìian-plɛɛŋ kʰɔ̌ɔŋ sà-tʰaa-ná-kaan dâi yàaŋ rûuat-reo
  • 声調: 中声 → 低声 → 高声 → 上昇声 → 中声 → 中声 → 低声 → 中声 → 中声 → 低声 → 高声 → 下降声
  • 日本語: 彼女は状況の変化にすぐに気づいた。
  • (補足): 「ถึง (tʰɯ̌ŋ)」は「~について」のような意味で、ここでは「~について気づく」という対象を明確にする役割があります。「ได้อย่างรวดเร็ว (dâi yàaŋ rûuat-reo)」で「素早く~できる、素早く~する」。

  • タイ語: เขาไม่สามารถรับรู้เสียงรอบข้างได้เลย
  • 発音(学習者向け): kʰáo mâi sǎa-mâat ráp-rúu sǐaŋ rɔ̂ɔp-kʰâaŋ dâi ləəi
  • 声調: 上昇声 → 低声 → 上昇声 → 下降声 → 低声 → 高声 → 上昇声 → 下降声 → 高声 → 中声
  • 日本語: 彼は周囲の音をほとんど知覚できなかった。
  • (補足): 「ไม่สามารถ (mâi sǎa-mâat)」で「~できない」という不可能を表します。「เลย (ləəi)」は否定文で使われると「全く~ない」と強調する意味になります。

  • タイ語: เราจำเป็นต้องรับรู้อารมณ์ของผู้คนอย่างเหมาะสม
  • 発音(学習者向け): rao jam-pen tɔ̂ŋ ráp-rúu aa-rom kʰɔ̌ɔŋ pʰûu-kon yàaŋ mɔ́-sǒm
  • 声調: 中声 → 中声 → 中声 → 下降声 → 低声 → 高声 → 中声 → 低声 → 下降声 → 下降声 → 高声 → 上昇声
  • 日本語: 私たちは人々の感情を適切に認識する必要がある。
  • (補足): 「จำเป็นต้อง (jam-pen tɔ̂ŋ)」は「~する必要がある、~しなければならない」という意味の表現です。「อย่างเหมาะสม (yàaŋ mɔ́-sǒm)」で「適切に」という意味の副詞句です。

  • タイ語: ระบบนี้สามารถรับรู้การเคลื่อนไหวที่ละเอียดอ่อนได้อย่างแม่นยำ
  • 発音(学習者向け): rá-bòp níi sǎa-mâat ráp-rúu kaan-klʉ̂an-wǎi tʰîi lá-ìat-ɔ̀n dâi yàaŋ mɛ̂n-yam
  • 声調: 中声 → 低声 → 高声 → 上昇声 → 下降声 → 低声 → 高声 → 中声 → 下降声 → 低声 → 低声 → 中声 → 高声 → 下降声 → 低声
  • 日本語: このシステムは、微細な動きを正確に知覚できる。
  • (補足): 「สามารถ (sǎa-mâat)」は「~できる」という能力を表します。「ละเอียดอ่อน (lá-ìat-ɔ̀n)」は「繊細な、微細な」という形容詞。「แม่นยำ (mɛ̂n-yam)」は「正確な」という形容詞です。

  • タイ語: เธอไม่ได้รับรู้ถึงความยากลำบากที่เธอกำลังเผชิญอยู่เต็มที่
  • 発音(学習者向け): tʰəə mâi dâi ráp-rúu tʰɯ̌ŋ kwaam-yâak-lam-bàak tʰîi tʰəə kam-laŋ pʰá-chəən yùu tem-tʰîi
  • 声調: 中声 → 低声 → 高声 → 低声 → 高声 → 上昇声 → 中声 → 下降声 → 低声 → 低声 → 下降声 → 中声 → 中声 → 中声 → 中声 → 中声 → 下降声
  • 日本語: 彼女は自分が直面している困難を十分に認識していなかった。
  • (補足): 「ไม่ได้ (mâi dâi)」は「~しなかった」(過去の否定)を表します。「ความยากลำบาก (kwaam-yâak-lam-bàak)」は「困難」という意味の名詞。「เต็มที่ (tem-tʰîi)」は「十分に、最大限に」という意味です。

関連語・派生語

  • รู้ (rúu): 知る、分かる、気づく。より広範で一般的な「知る」という意味で、様々な文脈で使われます。
  • รู้สึก (rúu-sʉ̀k): 感じる。感情的または身体的な感覚を表す際に使われます。「暑いと感じる」「嬉しいと感じる」など。
  • เข้าใจ (kâo-jai): 理解する。頭で論理的に物事を把握する、納得するという意味合いが強いです。
  • ตระหนัก (trà-nàk): 認識する、自覚する。より深く、意識的に重要性や事実を認識する際に用いられます。
  • รับ (ráp): 受け取る、受容する。「รับรู้」の構成要素で、単体でも「受け取る」という意味で頻繁に使われます。

よく使われる組み合わせ(コロケーション)

  • รับรู้ข้อมูล (ráp-rúu kʰɔ̂ɔ-muun): 情報を知覚する / 認識する
  • รับรู้อันตราย (ráp-rúu an-ta-raai): 危険を察知する / 認識する
  • รับรู้ความรู้สึก (ráp-rúu kwaam-rúu-sʉ̀k): 感情を知覚する / 受け止める
  • รับรู้การเปลี่ยนแปลง (ráp-rúu kaan-plìian-plɛɛŋ): 変化に気づく / 変化を知覚する
  • รับรู้สิ่งแวดล้อม (ráp-rúu sìŋ-wɛ̂ɛt-lɔ́ɔm): 環境を知覚する

学習のヒントと注意点

  • 発音と声調: 「รับ (ráp)」は低声で、語尾の「บ (-b)」は唇を軽く閉じるだけで終わる入破音です(日本語の「プ」のように強く破裂させません)。「รู้ (rúu)」は高声で、子音の「ร (r)」は巻き舌の「R」音ですが、最初は日本語の「ラ行」に近い音で発音しても通じる場合が多いです。正確な発音は音声で確認し、それぞれの声調を意識して練習しましょう。
  • 意味のニュアンスの違い: 「รู้ (rúu)」が単に「知っている」という状態や事実を指すのに対し、「รับรู้ (ráp-rúu)」は「(何かを)受け入れて知る」という能動的で、より感覚や認知を伴う「知覚する」「認識する」という過程や行為を強調します。
  • 日本語話者が間違いやすい点:
    • 語尾の「บ」の発音: 「ラップ」と強く発音しがちですが、実際は唇を閉じるだけで音を終えるのが自然です。
    • 声調の組み合わせ: 低声と高声が連続するため、それぞれの声調を正確に区別して発音することが重要です。特に「รู้」の高声は、日本語の高音の「ルー」とは異なる、上昇するようなイメージで発音します。

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