peculiar : 特有の;特異な|タイ語と日本語で覚える日常会話フレーズ【音声付き】

【タイ語単語学習】

特有の;特異な – แปลก

目標単語

  • タイ語: แปลก
  • 日本語: 変な、奇妙な、珍しい、特異な
  • 英語: strange, peculiar, odd, unique

基本情報

  • 品詞: 形容詞
  • 発音(カタカナ近似): プレーック
  • 発音記号(学習者向け): plɛ̀ɛk
  • 声調: 低声
  • 【必須】正確な音声: [音声を聞く – ※ここに実際の音声リンクが入ります]

単語の解説

「แปลก (plɛ̀ɛk)」は、主に「変な、奇妙な、珍しい、不思議な」といった意味を持つ形容詞です。物事が通常と異なる、期待と違う、あるいはユニークであると感じる際に使われます。

この単語は、その性質がポジティブな意味での「珍しい、ユニークな、目新しい」を表す場合と、ネガティブな意味での「おかしい、不審な、変な」を表す場合の両方で用いられます。文脈によってニュアンスが大きく変わるため、注意が必要です。

単語自体は一音節で、特に分解できる要素はありません。

豊富な例文


  • タイ語: อาหารจานนี้รสชาติแปลกๆ นะ
  • 発音(学習者向け): aa-hǎan jaan níi rót châat plɛ̀ɛk-plɛ̀ɛk ná
  • 声調: 中声 → 中声 → 上昇声 → 高声 → 低声 → 低声 → 高声
  • 日本語: この料理は変な味がするね。
  • (補足): 「แปลกๆ」のように重ねると、「少し変な」「ちょっと奇妙な」といったニュアンスになります。

  • タイ語: เขาเป็นคนแปลก แต่ใจดีมาก
  • 発音(学習者向け): káo pen kon plɛ̀ɛk dtɛ̀ɛ jai dii mâak
  • 声調: 上昇声 → 中声 → 中声 → 低声 → 低声 → 中声 → 中声 → 高声
  • 日本語: 彼(彼女)は変わった人だけど、とても優しい。
  • (補足): 「แปลก」は人の性格や行動に対しても使われます。

  • タイ語: ฉันเจอเรื่องแปลกๆ เมื่อวานนี้
  • 発音(学習者向け): chán jəə rʉ̂ang plɛ̀ɛk-plɛ̀ɛk mʉ̂a waan níi
  • 声調: 上昇声 → 中声 → 下降声 → 低声 → 低声 → 下降声 → 高声
  • 日本語: 私は昨日、いくつか不思議な出来事に出会った。
  • (補足): 「เรื่องแปลก」で「変なこと、不思議なこと」という意味になります。

  • タイ語: ดอกไม้นี้สีแปลกดีนะ ไม่เคยเห็นมาก่อน
  • 発音(学習者向け): dɔ̀ɔk mái níi sǐi plɛ̀ɛk dii ná mâi kəəy hěn mâak kɔ̀ɔn
  • 声調: 下降声 → 高声 → 高声 → 上昇声 → 低声 → 中声 → 高声 → 中声 → 高声 → 下降声
  • 日本語: この花は珍しい色をしてるね。今まで見たことないよ。
  • (補足): この場合、「แปลก」は「珍しい」「ユニークな」というポジティブな意味合いです。

  • タイ語: ฉันรู้สึกแปลกๆ ตั้งแต่เช้าแล้ว
  • 発音(学習者向け): chán rúu sʉ̀k plɛ̀ɛk-plɛ̀ɛk dtâng dtɛ̀ɛ cháo lɛ́ɛo
  • 声調: 上昇声 → 高声 → 低声 → 低声 → 低声 → 高声 → 低声 → 高声
  • 日本語: 朝からなんだか変な感じがする。
  • (補足): 「รู้สึกแปลก」で「違和感がある」「変な感じがする」という意味になります。

関連語・派生語

  • ความแปลก (khwaam plɛ̀ɛk): 珍しさ、奇妙さ(「แปลก」を名詞化したもの)
  • แปลกใจ (plɛ̀ɛk jai): 驚く、不思議に思う(「แปลก」と「心(ใจ)」が組み合わさった動詞)
  • แปลกใหม่ (plɛ̀ɛk mài): 目新しい、ユニークな(「แปลก」と「新しい(ใหม่)」が組み合わさった形容詞)
  • ไม่เหมือนใคร (mâi mʉ̌an krai): 誰とも似ていない、ユニークな(「〜と似ていない(ไม่เหมือน)」と「誰(ใคร)」が組み合わさったフレーズ)

よく使われる組み合わせ(コロケーション)

  • รสชาติแปลก (rót châat plɛ̀ɛk): 変な味
  • คนแปลกหน้า (kon plɛ̀ɛk nâa): 見知らぬ人(直訳すると「変な顔の人」のようなニュアンス)
  • รู้สึกแปลก (rúu sʉ̀k plɛ̀ɛk): 変な感じがする、違和感がある
  • ดูแปลก (duu plɛ̀ɛk): 変に見える、奇妙に見える
  • เรื่องแปลก (rʉ̂ang plɛ̀ɛk): 変なこと、不思議なこと

学習のヒントと注意点

  • 発音のポイント: 「แปลก (plɛ̀ɛk)」の「ป (p)」は無気音なので、日本語の「パ行」のように息を強く出さず、軽く発音します。「แ (ɛ)」は口を大きく開けた「エ」の音です。最後の「ก (k)」は破裂音ではなく、喉の奥で息を止めるような「ッ」に近い音になります。日本語の「ク」のように「k」の音を出し切らないように注意しましょう。
  • 声調のポイント: 「แปลก」は「低声」です。日本語にはない声調なので、しっかり練習が必要です。低いところから少し下がるような声調で発音します。
  • ニュアンスの注意点: 「แปลก」は文脈によって「珍しい、ユニークな(ポジティブ)」と「奇妙な、おかしい(ネガティブ)」の両方の意味を持ちます。例えば、「ชุดนี้แปลกดีนะ (chút níi plɛ̀ɛk dii ná)」は「この服、個性的でいいね」という意味にも、「この服、変だね」という意味にもなり得ます。話者の表情や声のトーン、状況で判断する必要があります。
  • 日本語話者が間違いやすい点:
    • 末子音の「ก (k)」を日本語の「ク」のように発音しすぎてしまう。喉の奥で止めると意識しましょう。
    • 声調を平らに発音してしまう。低声の響きを意識して発音練習することが重要です。

コメント

この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP