owe : に借りがある;のおかげである|タイ語と日本語で覚える日常会話フレーズ【音声付き】

【タイ語単語学習】

owe : に借りがある;のおかげである – เป็นหนี้

目標単語

  • タイ語: เป็นหนี้
  • 日本語: 借金がある、負債がある
  • 英語: to owe money, to be in debt

基本情報

  • 品詞: 動詞句
  • 発音(カタカナ近似): ペン ニー
  • 発音記号(学習者向け): bpen nii
  • 声調: 中声 → 低声
  • 【必須】正確な音声: [音声を聞く – ※ここに実際の音声リンクが入ります]

単語の解説

「เป็นหนี้ (bpen nii)」は、直訳すると「借金である」という意味で、「(金銭的な)借りがある」「負債を抱えている」という状態を表す非常によく使われる表現です。英語の “to owe money” や “to be in debt” に相当します。

「เป็น (bpen)」はタイ語の重要な動詞の一つで、英語の “to be” にあたる「~である」という意味を持ちます。 「หนี้ (nii)」は「借金」「負債」という意味の名詞です。 この二つが組み合わさることで、「借金がある状態」を表現します。

英語の “owe” には「恩義がある」という意味合いも含まれますが、「เป็นหนี้」は基本的に金銭的な借りに限定して使われます。恩義の借りについては、後述の「関連語・派生語」で紹介する別の表現を使います。

豊富な例文


  • タイ語: ฉันเป็นหนี้ธนาคาร
  • 発音(学習者向け): Chan bpen nii tá-naa-kaan
  • 声調: 中声 → 中声 → 低声 → 高声 → 中声 → 中声
  • 日本語: 私は銀行に借金があります。
  • (補足): 「ธนาคาร (tá-naa-kaan)」は「銀行」を意味します。具体的な貸し手を示す場合によく使われます。

  • タイ語: เขาเป็นหนี้เพื่อนอยู่
  • 発音(学習者向け): Káo bpen nii pʉ̂an yùu
  • 声調: 上昇声 → 中声 → 低声 → 下降声 → 低声
  • 日本語: 彼には友達に借りがあります(借金があります)。
  • (補足): 「เพื่อน (pʉ̂an)」は「友達」。「อยู่ (yùu)」は「~している状態」を表す助動詞で、ここでは「借りがある状態が続いている」ことを示唆します。

  • タイ語: ผมไม่อยากเป็นหนี้ใครเลย
  • 発音(学習者向け): Pǒm mâi yàak bpen nii krai ləəi
  • 声調: 上昇声 → 下降声 → 低声 → 中声 → 低声 → 中声 → 中声
  • 日本語: 私は誰にも借金をしたくありません。
  • (補足): 「ไม่อยาก (mâi yàak)」は「~したくない」。「ใคร (krai)」は「誰」で、否定文で「誰も」という意味になります。「เลย (ləəi)」は強調の副詞で「全く~ない」というニュアンスを強めます。

  • タイ語: การเป็นหนี้ทำให้เราเครียด
  • 発音(学習者向け): Gaan bpen nii tam hâi rao khrîat
  • 声調: 中声 → 中声 → 低声 → 中声 → 下降声 → 中声 → 下降声
  • 日本語: 借金があることは私たちをストレスにさせる(ストレスになる)。
  • (補足): 「การ (gaan)」は動詞を名詞化する接頭辞で、「~すること」という意味になります。「ทำให้ (tam hâi)」は「~させる、~にする」という使役を表す表現です。「เครียด (khrîat)」は「ストレスを感じる、ストレスがある」という形容詞です。

  • タイ語: เธอเป็นหนี้บัตรเครดิตเยอะมาก
  • 発音(学習者向け): Təə bpen nii bàt khrêe-dìt yə́ mâak
  • 声調: 中声 → 中声 → 低声 → 低声 → 下降声 → 中声 → 高声 → 下降声
  • 日本語: 彼女はクレジットカードの借金がとても多いです。
  • (補足): 「บัตรเครดิต (bàt khrêe-dìt)」は「クレジットカード」。「เยอะมาก (yə́ mâak)」は「とても多い」という意味で、「หนี้」の量を強調します。

関連語・派生語

  • หนี้ (nii): 借金、負債 (名詞単体)
  • ติดหนี้ (dtit nii): 借金がある、負債がある (「เป็นหนี้」とほぼ同義だが、「ติด」には「くっつく」「留まる」といったニュアンスも含まれる)
  • เป็นหนี้บุญคุณ (bpen nii bun kun): 恩義がある、恩を負っている (金銭的ではない「恩義」の借りを示す表現)
  • ลูกหนี้ (lûuk nii): 債務者、借り手 (直訳すると「借金の子供」)
  • เจ้าหนี้ (jâo nii): 債権者、貸し手 (直訳すると「借金の主」)
  • ใช้หนี้ (chái nii): 借金を返す、負債を清算する
  • ปลดหนี้ (bplòt nii): 借金を免除する、負債を解消する

よく使われる組み合わせ(コロケーション)

  • เป็นหนี้ธนาคาร (bpen nii tá-naa-kaan): 銀行に借金がある
  • เป็นหนี้บัตรเครดิต (bpen nii bàt khrêe-dìt): クレジットカードの借金がある
  • เป็นหนี้รัฐบาล (bpen nii rát-tà-baan): 政府に借金がある(国の借金など)
  • เป็นหนี้คนอื่น (bpen nii kon ə̀ʉn): 他の人に借金がある
  • เป็นหนี้ใคร (bpen nii krai): 誰かに借りがある(疑問文で)

学習のヒントと注意点

  • 発音と声調の注意点:
    • 「เป็น (bpen)」は中声です。日本語の「ぺん」と似ていますが、タイ語の中声は平坦に発音します。
    • 「หนี้ (nii)」は低声です。日本語の「ニー」よりも低いところから始めて、さらに低いトーンで平坦に発音します。この低声が日本語話者には非常に難しい音の一つなので、正確な音声を聞いて練習することが重要です。
  • 意味の区別:
    • 「เป็นหนี้」は基本的に金銭的な借りに特化した表現であることを理解しましょう。
    • 英語の “owe” が持つ「恩義」の意味合いを表現したい場合は、「เป็นหนี้บุญคุณ (bpen nii bun kun)」を使うのが一般的です。混同しないように注意してください。
  • 文構造の理解:
    • 「เป็น」は英語の “to be” にあたる動詞で、続く名詞「หนี้」と組み合わさることで、「~である」という状態を表します。
    • 誰に借りがあるかを言いたい場合は、「เป็นหนี้」の後にその対象(人や組織)を続けます。例: เป็นหนี้เพื่อน (友達に借りがある)。

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