nerve : 神経;〔~s〕神経過敏;|タイ語と日本語で覚える日常会話フレーズ【音声付き】

【タイ語単語学習】

nerve – เส้นประสาท

目標単語

  • タイ語: เส้นประสาท
  • 日本語: 神経
  • 英語: nerve

基本情報

  • 品詞: 名詞(複合名詞)
  • 発音(カタカナ近似): セン プラサート
  • 発音記号(学習者向け): sên prà-sàat
  • 声調: 上昇声 → 低声 → 低声
  • 【必須】正確な音声: [音声を聞く – ※ここに実際の音声リンクが入ります]

単語の解説

「เส้นประสาท (sên prà-sàat)」は、人間の体や動物の「神経」を指す最も一般的なタイ語表現です。医学的、生物学的な文脈で使われることが多いです。

この単語は二つの部分から構成されています。 1. เส้น (sên): 「線」「筋」「細長いもの」といった意味を持つ単語です。ここでは神経の細長い形状を表しています。分類詞としても頻繁に使われます(例: ก๋วยเตี๋ยวเส้นเล็ก – 細麺のクイッティアオ)。 2. ประสาท (prà-sàat): 「神経」そのものや、「感覚」「知覚」「精神」といった意味を持つ語です。「神経系 (ระบบประสาท / rá-bòp prà-sàat)」や「神経細胞 (เซลล์ประสาท / sel prà-sàat)」のように単独、または他の語と組み合わせて使われることも非常に多いです。

「เส้นประสาท」全体で、体内の電気信号を伝える物理的な「神経」を意味します。日本語の「神経」が「神経質」や「神経を逆なでする」のように精神的な意味で使われることがありますが、タイ語の「เส้นประสาท」はそのような精神的なニュアンスではあまり使われません。

豊富な例文


  • タイ語: เส้นประสาทที่แขนของฉันรู้สึกชา
  • 発音(学習者向け): sên prà-sàat tîi kɛ̌ɛn kɔ̌ɔng chăn rúu-sʉ̀k chaa
  • 声調: 上昇声 → 低声 → 低声 → 下降声 → 低声 → 上昇声 → 上昇声 → 下降声 → 低声 → 中声
  • 日本語: 私の腕の神経が痺れている。
  • (補足): 「รู้สึกชา (rúu-sʉ̀k chaa)」で「痺れを感じる」という意味です。

  • タイ語: การบาดเจ็บนี้ส่งผลกระทบต่อเส้นประสาทในขา
  • 発音(学習者向け): gaan bàat-jèp níi sòng-pǒn grà-tóp dtɔ̀ɔ sên prà-sàat nai kǎa
  • 声調: 中声 → 低声 → 低声 → 上昇声 → 低声 → 低声 → 中声 → 低声 → 上昇声 → 低声 → 低声 → 下降声
  • 日本語: この怪我は脚の神経に影響を与えています。
  • (補足): 「ส่งผลกระทบต่อ (sòng-pǒn grà-tóp dtɔ̀ɔ)」で「〜に影響を与える」という意味です。

  • タイ語: แพทย์กำลังตรวจสอบเส้นประสาทตาของเขา
  • 発音(学習者向け): pɛ̂ɛt gam-lang dtròop-sɔ̀ɔp sên prà-sàat dtaa kɔ̌ɔng káo
  • 声調: 下降声 → 中声 → 低声 → 低声 → 上昇声 → 低声 → 低声 → 中声 → 上昇声 → 下降声
  • 日本語: 医師は彼の視神経を調べています。
  • (補足): 「เส้นประสาทตา (sên prà-sàat dtaa)」で「視神経」という意味です。「ตา (dtaa)」は「目」です。

  • タイ語: ความเครียดสะสมอาจทำลายเส้นประสาทได้
  • 発音(学習者向け): kwaam krîat sà-sǒm àat tam-laai sên prà-sàat dâi
  • 声調: 中声 → 下降声 → 低声 → 上昇声 → 下降声 → 中声 → 低声 → 上昇声 → 低声 → 低声 → 下降声
  • 日本語: ストレスの蓄積は神経を損傷する可能性があります。
  • (補足): 「ทำลาย (tam-laai)」は「破壊する、損傷する」という意味です。

  • タイ語: โรคนี้มีผลต่อระบบประสาทส่วนกลาง
  • 発音(学習者向け): rôok níi mii pǒn dtɔ̀ɔ rá-bòp prà-sàat sùuan glaang
  • 声調: 下降声 → 上昇声 → 中声 → 上昇声 → 低声 → 低声 → 低声 → 低声 → 低声 → 中声 → 中声
  • 日本語: この病気は中枢神経系に影響を及ぼします。
  • (補足) 「ระบบประสาท (rá-bòp prà-sàat)」は「神経系」、「ส่วนกลาง (sùuan glaang)」は「中央、中心」を意味し、合わせて「中枢神経」となります。ここでは「เส้นประสาท」の広がりとして「ระบบประสาท」の例を挙げています。

関連語・派生語

  • ประสาท (prà-sàat): 「神経」「感覚」「知覚」「精神」といった意味。単体でも使われますが、精神的な意味合いで「精神を病む」といったネガティブなニュアンスで使われることもあります(例: เป็นประสาท / pen prà-sàat – 神経がおかしくなる)。
  • ระบบประสาท (rá-bòp prà-sàat): 「神経系」。
  • เซลล์ประสาท (sel prà-sàat): 「神経細胞」。
  • ประสาทสัมผัส (prà-sàat săm-pát): 「感覚」「五感」。

よく使われる組み合わせ(コロケーション)

  • เส้นประสาทอักเสบ (sên prà-sàat àk-sèep): 神経炎(「อักเสบ / àk-sèep」は炎症を起こす)
  • เส้นประสาทสมอง (sên prà-sàat sà-mɔ̌ɔng): 脳神経(「สมอง / sà-mɔ̌ɔng」は脳)
  • ทำลายเส้นประสาท (tam-laai sên prà-sàat): 神経を損傷する、神経を破壊する
  • กดทับเส้นประสาท (gòt táp sên prà-sàat): 神経を圧迫する

学習のヒントと注意点

  • 発音と声調の注意: 「เส้น (sên)」は上昇声、続く「ประสาท (prà-sàat)」は二音節とも低声です。特に「sên」の上昇声は、音程が下がりながら上がるように発音します。 「prà」の「ร (r)」は、日本語のラ行のような巻き舌ではなく、英語の「r」に近い音ですが、タイ語では軽く発音されることが多いです。日本語話者は「プラ」と発音しがちですが、「プラー」のように母音「a」がやや長めに聞こえるような感覚を持つと良いでしょう。
  • 単語の成り立ちの理解: 「เส้น」が「線状のもの」を、「ประสาท」が「神経そのもの」を意味すると理解することで、単語の意味を忘れにくくなります。
  • 日本語とのニュアンスの違い: 日本語の「神経」は「神経質」「神経を使う」「神経が図太い」など、精神的・性格的な意味合いでも広く使われますが、タイ語の「เส้นประสาท」は主に医学的・生物学的な「神経」に限定されます。精神的な「ナーバスになる」といった場合は、「กังวล (gang-won)」(心配する)や「ตื่นเต้น (tʉ̀ʉn dtên)」(興奮する、緊張する)などの別の単語を用いるのが適切です。例えば、「神経質」という場合は「ขี้กังวล (kîi gang-won)」や「จุกจิก (jùk-jìk)」などが近い表現になります。

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