metaphor : 隠喩;比喩|タイ語と日本語で覚える日常会話フレーズ【音声付き】

【タイ語単語学習】

metaphor : 隠喩;比喩 – อุปมา

目標単語

  • タイ語: อุปมา
  • 日本語: 比喩、例え
  • 英語: Metaphor, Simile

基本情報

  • 品詞: 名詞
  • 発音(カタカナ近似): ウッパマー
  • 発音記号(学習者向け): ùp-bpa-maa
  • 声調: 低声 → 中声 → 中声
  • 【必須】正確な音声: [音声を聞く – ※ここに実際の音声リンクが入ります]

単語の解説

อุปมา (ùp-bpa-maa) は、あるものや概念を別のものに例えて説明する「比喩」や「例え」を意味する名詞です。文学作品や詩、あるいは日常会話において、表現をより豊かにし、聞き手に具体的なイメージを喚起させるために使われます。

広義では、直接的な比較を行う「直喩 (Simile)」も、隠れた比較を用いる「隠喩 (Metaphor)」も含む概念として使われます。ただし、より厳密に「隠喩」のみを指す場合は อุปลักษณ์ (ùp-bpa-lák) という専門用語が用いられます。

この単語は、パーリ語やサンスクリット語の「アプマ (apamā)」に由来し、「近づけて比べる」といった意味合いを含んでいます。

豊富な例文


  • タイ語: เขาใช้อุปมาเปรียบเทียบชีวิตกับทะเล
  • 発音(学習者向け): káo chái ùp-bpa-maa bprìap-tîap chîi-wít gàp tá-lee
  • 声調: 上昇声 → 高声 → 低声 → 中声 → 中声 → 下降声 → 下降声 → 下降声 → 高声 → 低声 → 低声 → 中声
  • 日本語: 彼は人生を海に例えるのに比喩を使った。
  • (補足): เปรียบเทียบ (bprìap-tîap) は「比較する、例える」という動詞です。ここでは ใช้...เปรียบเทียบ で「〜を使って例える」という構文になっています。

  • タイ語: อุปมานี้ทำให้เข้าใจง่ายขึ้นมาก
  • 発音(学習者向け): ùp-bpa-maa níi tam hâi kâo jai ngâai kʉ̂n mâak
  • 声調: 低声 → 中声 → 中声 → 高声 → 下降声 → 低声 → 高声 → 低声 → 下降声 → 下降声 → 下降声
  • 日本語: この比喩は、理解をとても容易にする。
  • (補足): ทำให้...ง่ายขึ้น (tam hâi…ngâai kʉ̂n) は「〜をより簡単にする」という意味の表現です。

  • タイ語: ครูอธิบายเรื่องยากๆ ด้วยการใช้อุปมา
  • 発音(学習者向け): kruu à-tì-baai rʉ̂ang yâak-yâak dûai gaan chái ùp-bpa-maa
  • 声調: 中声 → 低声 → 中声 → 下降声 → 下降声 → 下降声 → 高声 → 中声 → 高声 → 低声 → 中声 → 中声
  • 日本語: 先生は難しいことを比喩を使って説明した。
  • (補足): ด้วยการใช้ (dûai gaan chái) は「〜を使うことによって」という意味の表現です。

  • タイ語: ในบทกวีนี้มีอุปมาที่สวยงามหลายบท
  • 発音(学習者向け): nai bòt-gà-wee níi mii ùp-bpa-maa tîi sǔai-ngam lǎai bòt
  • 声調: 中声 → 低声 → 中声 → 高声 → 高声 → 中声 → 低声 → 中声 → 中声 → 下降声 → 上昇声 → 中声 → 上昇声 → 低声
  • 日本語: この詩には美しい比喩がいくつかある。
  • (補足): บทกวี (bòt-gà-wee) は「詩」を意味します。หลายบท (lǎai bòt) は「いくつかの詩句/章」という意味になります。

  • タイ語: การพูดโดยใช้อุปมาช่วยให้ผู้ฟังจดจำได้ดี
  • 発音(学習者向け): gaan pûut doi chái ùp-bpa-maa chûai hâi pûu fang jòt-jam dâi dii
  • 声調: 中声 → 下降声 → 中声 → 高声 → 低声 → 中声 → 中声 → 下降声 → 下降声 → 下降声 → 中声 → 中声 → 高声 → 中声
  • 日本語: 比喩を使って話すことは、聞き手がよく覚えるのに役立つ。
  • (補足): การพูด (gaan pûut) は「話すこと」という名詞句です。จดจำ (jòt-jam) は「記憶する、覚える」という意味の動詞です。

関連語・派生語

  • เปรียบเทียบ (bprìap-tîap): 動詞で「比較する」「例える」。อุปมา が名詞であるのに対し、これは動詞として使われます。
  • คำเปรียบเทียบ (kam bprìap-tîap): 「比喩表現」「比較の言葉」。คำ (kam) は「言葉」という意味です。
  • อุปลักษณ์ (ùp-bpa-lák): 「隠喩」。อุปมา が広義の「比喩」であるのに対し、こちらは直喩を含まない、より限定的な意味を持つ専門用語です。
  • สำนวน (sǎm-nuan): 「慣用句」「表現」「イディオム」。比喩的な意味合いを含む表現も多いです。

よく使われる組み合わせ(コロケーション)

  • ใช้ อุปมา (chái ùp-bpa-maa): 比喩を使う
  • อธิบายด้วย อุปมา (à-tì-baai dûai ùp-bpa-maa): 比喩で説明する
  • อุปมาเปรียบเทียบ (ùp-bpa-maa bprìap-tîap): 比喩的に比較する(複合的な表現)
  • ความหมายเชิงอุปมา (kwaam-mǎai choeng ùp-bpa-maa): 比喩的な意味

学習のヒントと注意点

  • ニーモニック:อุ」(ウッ)と「ปะมา」(パマー)に分けて、「ウッ!これはまるで〜だ、とパっととめる比喩」のように覚えるのはどうでしょうか。
  • 発音・声調: อุปมา の発音は3つの音節に分かれます。อุบ (ùp) は低声で短く詰まる音、ปะ (bpa) は中声、มา (maa) も中声です。特に最初の อุบ の音は、日本語の「ウッ」と一拍で発音するような感覚で、その後に続く音が自然に繋がるように意識しましょう。
  • 日本語話者が間違いやすい点: อุปมาอุปลักษณ์ は形が似ていますが、前者はより一般的な「比喩」全般を指し、後者は「隠喩」というより専門的な意味を持ちます。日本語の「比喩」が広い概念なので、まずはอุปมา を「比喩」として覚えるのが理解の助けになるでしょう。

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