【タイ語単語学習】
logic – ตรรกะ
目標単語
- タイ語: ตรรกะ
- 日本語: 論理、道理、論理学
- 英語: logic, reasoning, rationale, logic (as a field of study)
基本情報
- 品詞: 名詞
- 発音(カタカナ近似): タッカ
- 発音記号(学習者向け): dtàk-gà
- 声調: 低声 → 低声
- 【必須】正確な音声: [音声を聞く – ※ここに実際の音声リンクが入ります]
単語の解説
「ตรรกะ (dtàk-gà)」は、物事を筋道立てて考え、その思考の構造や法則性を指すタイ語です。日本語の「論理」や「道理」に相当します。哲学、数学、情報科学などの分野で「論理学」という意味でも使われることがあり、やや学術的または形式的なニュアンスを持つ単語です。主に抽象的な概念や思考プロセスに関連する文脈で用いられます。この単語はサンスクリット語の「tarka」に由来しています。
豊富な例文
- タイ語: คิดอย่างมีตรรกะ
- 発音(学習者向け): kít yàang mii dtàk-gà
- 声調: 高声 → 下降声 → 中声 → 低声
- 日本語: 論理的に考える。
- (補足): คิด (kít) は「考える」、อย่างมี (yàang mii) は「〜のように持つ、〜的に」という意味で、ここでは「論理的に」という副詞句を作っています。
- タイ語: เรื่องของเขาไม่มีตรรกะ
- 発音(学習者向け): rʉ̂ʉang kɔ̌ɔng káo mâi mii dtàk-gà
- 声調: 下降声 → 上昇声 → 上昇声 → 下降声 → 中声 → 低声
- 日本語: 彼の話には論理がない。
- (補足): เรื่อง (rʉ̂ʉang) は「話、事柄」、ไม่มี (mâi mii) は「〜がない」という意味です。
- タイ語: การตัดสินใจของเขาอยู่บนพื้นฐานของตรรกะ
- 発音(学習者向け): gaan dtàt-sǐn-jai kɔ̌ɔng káo yùu bon pʉ́ʉn-tǎan kɔ̌ɔng dtàk-gà
- 声調: 中声 → 下降声-上昇声 → 上昇声 → 上昇声 → 下降声 → 中声 → 上昇声 → 低声
- 日本語: 彼の決断は論理に基づいている。
- (補足): การตัดสินใจ (gaan dtàt-sǐn-jai) は「決断」、อยู่บนพื้นฐานของ (yùu bon pʉ́ʉn-tǎan kɔ̌ɔng) は「〜に基づいている」という意味のフレーズです。
- タイ語: ตรรกะวิทยาเป็นสาขาหนึ่งของปรัชญา
- 発音(学習者向け): dtàk-gà wít-tá-yaa bpen sǎa-kǎa nʉ̀ng kɔ̌ɔng bpràt-jà-yaa
- 声調: 低声 → 低声 → 高声 → 高声 → 中声 → 上昇声 → 下降声 → 上昇声 → 低声 → 中声 → 中声
- 日本語: 論理学は哲学の一分野だ。
- (補足): ตรรกะวิทยา (dtàk-gà wít-tá-yaa) は「論理学」、เป็น (bpen) は「〜である」、สาขา (sǎa-kǎa) は「分野、枝」、ปรัชญา (bpràt-jà-yaa) は「哲学」を意味します。
関連語・派生語
- ตรรกะวิทยา (dtàk-gà wít-tá-yaa): 論理学(「ตรรกะ」に学問を意味する「วิทยา (wít-tá-yaa)」が付いた形)
- มีเหตุผล (mii hèet-pǒn): 理にかなっている、道理がある(より日常的な「論理的」に近い表現)
- เหตุผล (hèet-pǒn): 理由、道理
よく使われる組み合わせ(コロケーション)
- คิดอย่างมีตรรกะ (kít yàang mii dtàk-gà): 論理的に考える
- ใช้ตรรกะ (chái dtàk-gà): 論理を使う
- ขาดตรรกะ (kàat dtàk-gà): 論理に欠ける、論理がない
- หลักตรรกะ (làk dtàk-gà): 論理の原則、論理の基礎
学習のヒントと注意点
- 覚え方のヒント: 「たっか(dtàk-gà)いロジック」のように、日本語の「高い」に音を似せて、高度な思考である「論理」をイメージすると覚えやすいかもしれません。
- 発音・声調の注意点:
- 「ตรรกะ (dtàk-gà)」は2音節で構成され、どちらの音節も低声です。日本語の「タッカ」と平坦に発音するのではなく、低く落ちるトーンを意識することが重要です。
- 最初の「ตรร (dtàk)」の「ร (rɔɔ)」は、タイ語の「ร หัน (rɔɔ hǎn)」という形で、実際には発音されないか、非常に短く促音的に発音されることが多いです。日本語の「ッ」に近い音になります。
- 「กะ (gà)」の「ก (gɔɔ gài)」は無気音の「カ/ガ」に近い音で、低声です。
- 日本語話者が間違いやすい点:
- 「ตรรกะ」は比較的形式ばった、学術的なニュアンスを持つ単語です。日常会話で「その理屈は通ってるね」といった文脈では、「มีเหตุผล (mii hèet-pǒn)」や単に「เหตุผล (hèet-pǒn)」を使う方が自然な場合が多いでしょう。
- 日本語の「ロジック」をそのままタイ語で話す人もいますが、「ตรรกะ」が正式なタイ語訳として使われます。
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