【タイ語単語学習】
司書,図書館員 – บรรณารักษ์
目標単語
- タイ語: บรรณารักษ์
- 日本語: 司書、図書館員
- 英語: librarian
基本情報
- 品詞: 名詞
- 発音(カタカナ近似): バンナラッ(ク)
- 発音記号(学習者向け): bannarák
- 声調: 中声 → 中声 → 高声
- 【必須】正確な音声: [音声を聞く – ※ここに実際の音声リンクが入ります]
単語の解説
この単語 บรรณารักษ์
(bannarák) は、「司書」や「図書館員」といった専門職を指すタイ語です。サンスクリット語を語源とし、บรรณ
(banna: 本、書物) と อารักษ์
(árák: 守護者、保護者) が組み合わさった言葉で、「書物の守護者」という意味合いを含んでいます。主に図書館や資料館などで、資料の管理、整理、貸し出し、情報提供などを行う専門家に対して使われます。非常に正式な表現であり、日常会話で単に「図書館の人」と言う場合は คนห้องสมุด
(khon hông-sǎ-mùt) のように表現されることもあります。
豊富な例文
- タイ語: ฉันถามบรรณารักษ์ที่ห้องสมุดว่าหนังสืออยู่ที่ไหน
- 発音(学習者向け): chǎn thǎam bannarák thîi hông-sǎ-mùt wâa nǎng-sǔu yùu thîi nǎi
- 声調: 上昇声 → 上昇声 → 中声 → 中声 → 高声 → 低声 → 低声 → 上昇声 → 低声 → 上昇声 → 上昇声 → 低声 → 上昇声
- 日本語: 私は図書館で司書に本の場所を尋ねました。
- (補足):
ถาม
(thǎam) は「尋ねる」、ห้องสมุด
(hông-sǎ-mùt) は「図書館」という意味です。
- タイ語: เธอทำงานเป็นบรรณารักษ์ที่ห้องสมุดมหาวิทยาลัย
- 発音(学習者向け): thoe tham-ngaan pen bannarák thîi hông-sǎ-mùt má-hǎa-wí-thá-yaa-lai
- 声調: 中声 → 中声 → 中声 → 中声 → 中声 → 中声 → 高声 → 低声 → 低声 → 上昇声 → 低声 → 低声 → 高声 → 中声 → 中声 → 中声
- 日本語: 彼女は大学図書館の司書として働いています。
- (補足):
ทำงาน
(tham-ngaan) は「働く」、มหาวิทยาลัย
(má-hǎa-wí-thá-yaa-lai) は「大学」を意味します。
- タイ語: บรรณารักษ์อธิบายกฎของห้องสมุด
- 発音(学習者向け): bannarák à-thí-baai gòt khǎwng hông-sǎ-mùt
- 声調: 中声 → 中声 → 高声 → 低声 → 高声 → 低声 → 下降声 → 上昇声 → 低声 → 上昇声 → 低声
- 日本語: 司書が図書館のルールを説明してくれました。
- (補足):
อธิบาย
(à-thí-baai) は「説明する」、กฎ
(gòt) は「ルール」や「規則」です。
- タイ語: บรรณารักษ์คนใหม่ใจดีมากและคอยช่วยเหลือเสมอ
- 発音(学習者向け): bannarák khon mài jai dii mâak láe khoi chûai-lěua sà-mǒe
- 声調: 中声 → 中声 → 高声 → 中声 → 低声 → 中声 → 中声 → 下降声 → 下降声 → 中声 → 下降声 → 上昇声 → 上昇声
- 日本語: 新しい司書はとても親切で、いつも手助けをしてくれます。
- (補足):
คนใหม่
(khon mài) は「新しい人」、ใจดี
(jai dii) は「親切な」、ช่วยเหลือ
(chûai-lěua) は「手助けする」という意味です。
関連語・派生語
- ห้องสมุด (hông-sǎ-mùt): 図書館
- 司書が働く場所であり、密接に関連する単語です。
- หนังสือ (nǎng-sǔu): 本、書籍
- 司書が主に扱う対象物です。
- บรรณานุกรม (banná-nú-grom): 書誌、参考文献リスト
- 司書の仕事に関連する専門用語の一つで、「書物に関する情報」という意味合いを持ちます。
よく使われる組み合わせ(コロケーション)
- บรรณารักษ์ประจำ (bannarák bprà-jam): 常駐の司書
- 特定の場所に常駐している司書を指します。
- บรรณารักษ์ห้องสมุด (bannarák hông-sǎ-mùt): 図書館司書
- 意味合いは重複しますが、より具体的に「図書館の司書」であることを強調する際に使われます。
- ผู้ช่วยบรรณารักษ์ (phûu chûai bannarák): 司書補佐、アシスタント司書
- 司書の業務を補佐する役割の人を指します。
学習のヒントと注意点
- 発音のポイント:
บรรณารักษ์
は3音節で構成されており、ban-na-rák
と発音します。特に最後のก
(k) は、声を出さずに息を止めるような「クッ」という音になります。日本語の「ク」のように母音を付けず、喉の奥で止める破裂音であることを意識しましょう。 - 声調のポイント: 「バン(中声)・ナー(中声)・ラッ(高声)」と、最後の音節
รักษ์
(rák) が高声になるのが特徴です。ここをしっかりと高く発音しないと、別の単語に聞こえてしまう可能性があります。 - 覚え方: 単語の成り立ち「書物の守護者」を意識すると、その意味と関連付けて覚えやすくなります。また、長い単語なので、
บรรณา
(banna: 本) とรักษ์
(rák: 守る) のように区切って覚えるのも有効です。 - 日本語話者が間違いやすい点:
- 最後の
-ก
(k) の音を日本語の「ク」のように発音してしまいがちですが、実際は無声破裂音で、音がほとんど聞こえません。 บรรณ
のณ
とรักษ์
のร
は巻き舌音ですが、巻きすぎると不自然になります。軽く巻く程度で十分です。- 声調が各音節で異なるため、平坦な発音にならないように注意が必要です。
- 最後の
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