【タイ語単語学習】
liable : しがちな;;責任がある – รับผิดชอบ
目標単語
- タイ語: รับผิดชอบ
- 日本語: 責任がある、責任を負う
- 英語: responsible, to be responsible for
基本情報
- 品詞: 動詞(名詞としても機能する派生形がある)
- 発音(カタカナ近似): ラップ・ピット・チョープ
- 発音記号(学習者向け): ráp pìt chôrp
- 声調: 低声 → 低声 → 下声
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単語の解説
「รับผิดชอบ (ráp pìt chôrp)」は、「責任がある」「責任を負う」という意味のタイ語です。 この単語は、主に以下の3つの部分から構成されます。 1. รับ (ráp): 「受け取る」「引き受ける」という意味。 2. ผิด (pìt): 「間違い」「誤り」という意味。 3. ชอบ (chôrp): 「好む」という意味の単語ですが、ここでは「ผิดชอบ」という熟語の一部として、「過ちを負う」「正当な行いをする」といったニュアンスを持つことがあります。
これら3つの要素が組み合わさることで、「過ちや結果を受け入れ、その責任を負う」という包括的な意味合いになります。個人が自身の行動に責任を持つことから、企業や組織が何らかの事柄に対して責任を負う場合まで、幅広い状況で使われます。
豊富な例文
- タイ語: เขาเป็นผู้รับผิดชอบโครงการนี้
- 発音(学習者向け): káo pen pûu ráp pìt chôrp kroong kaan níi
- 声調: 上昇声 → 中声 → 下声 → 低声 → 低声 → 下声 → 中声 → 中声
- 日本語: 彼がこのプロジェクトの責任者です。
- (補足): 「ผู้ (pûu)」は「〜する人」を意味し、「ผู้รับผิดชอบ」で「責任者」となります。
- タイ語: คุณควรรับผิดชอบการกระทำของตัวเอง
- 発音(学習者向け): kun kuan ráp pìt chôrp gaan grà tam kŏrng dtua eeng
- 声調: 中声 → 中声 → 低声 → 低声 → 下声 → 中声 → 低声 → 中声 → 上昇声 → 中声
- 日本語: あなたは自分の行動に責任を持つべきです。
- (補足): 「ควร (kuan)」は「〜すべき」を意味し、「การกระทำ (gaan grà tam)」は「行為、行動」という名詞です。
- タイ語: ใครรับผิดชอบเรื่องนี้
- 発音(学習者向け): krai ráp pìt chôrp rûang níi
- 声調: 中声 → 低声 → 低声 → 下声 → 下声 → 上昇声
- 日本語: 誰がこの問題に責任がありますか?
- (補足): 「ใคร (krai)」は「誰」、「เรื่อง (rûang)」は「事柄、問題」を意味します。
- タイ語: บริษัทรับผิดชอบความเสียหายทั้งหมดจากอุบัติเหตุ
- 発音(学習者向け): bɔɔ ri sàt ráp pìt chôrp kwaam sĭa hăai táng mòt jàak ù bàt hèet
- 声調: 低声 → 中声 → 低声 → 低声 → 低声 → 下声 → 中声 → 上昇声 → 上昇声 → 高声 → 低声 → 下声 → 低声 → 低声
- 日本語: 会社は事故による全ての損害に責任を負います。
- (補足): 「บริษัท (bɔɔ ri sàt)」は「会社」、「ความเสียหาย (kwaam sĭa hăai)」は「損害」という名詞です。「ทั้งหมด (táng mòt)」は「全て」。
- タイ語: นี่เป็นความรับผิดชอบของฉัน
- 発音(学習者向け): nîi pen kwaam ráp pìt chôrp kŏrng chăn
- 声調: 下声 → 中声 → 中声 → 低声 → 低声 → 下声 → 上昇声 → 上昇声
- 日本語: これは私の責任です。
- (補足): 「ความรับผิดชอบ (kwaam ráp pìt chôrp)」は、「รับผิดชอบ」を名詞化したもので、「責任」という抽象名詞になります。「ความ (kwaam)」を前置することで動詞や形容詞を名詞化する機能があります。
関連語・派生語
- ผู้รับผิดชอบ (pûu ráp pìt chôrp): 責任者。組織やプロジェクトにおいて責任を負う個人を指します。「ผู้ (pûu)」は「〜する人」という意味です。
- ความรับผิดชอบ (kwaam ráp pìt chôrp): 責任(名詞)。抽象的な「責任」という概念を指します。「ความ (kwaam)」は動詞や形容詞を名詞化する接頭辞です。
- รับผิด (ráp pìt): 責任を負う、過ちを認める。(「รับผิดชอบ」よりも、より直接的に「過ち」に焦点を当てた「責任を負う」というニュアンス)
- หน้าที่ (nâa tîi): 義務、任務。こちらは「責任」の中でも、特に「〜すべきこと」「果たすべき職務」という側面を強調します。
よく使われる組み合わせ(コロケーション)
- รับผิดชอบต่อ… (ráp pìt chôrp tòr…): 〜に対して責任を負う
- 例: รับผิดชอบต่อสังคม (ráp pìt chôrp tòr sǎm kom) – 社会に対して責任を負う
- รับผิดชอบงาน (ráp pìt chôrp ngaan): 仕事に責任を持つ、仕事を責任を持って行う
- รับผิดชอบชีวิต (ráp pìt chôrp chii wít): 人生に責任を持つ、自分の人生を責任を持って生きる
- รับผิดชอบค่าใช้จ่าย (ráp pìt chôrp kâa chái jàai): 費用を負担する、費用の責任を負う
学習のヒントと注意点
- 発音と声調の注意点: 「รับผิดชอบ」は3つの音節からなり、それぞれ「低声」「低声」「下声」という異なる声調を持っています。特に最後の「ชอบ (chôrp)」は日本語の「チョープ」とは異なり、高い音から低い音へ下がる「下声」です。各音節の声調を意識して練習しましょう。
- รับ (ráp) – 低声
- ผิด (pìt) – 低声
- ชอบ (chôrp) – 下声
- 単語の成り立ちを意識する: 「รับ(受け取る)」「ผิด(間違い)」「ชอบ(好む/適切な)」という要素を理解することで、「間違いを受け入れ、その責任を負う」という中心的な意味を覚えやすくなります。
- 名詞形「ความรับผิดชอบ」との区別: 「รับผิดชอบ」は動詞として「責任を負う」という意味で使われることが多いですが、名詞として「責任」と言う場合は「ความรับผิดชอบ」を使います。例文でも示したように、どちらの形で使われているか注意深く確認しましょう。
- 日本語の「〜しがち」の意味はカバーしない: ユーザー入力の「liable」には「〜しがちな、〜しやすい」という意味もありますが、タイ語の「รับผิดชอบ」はこの意味を直接的には持ちません。この意味合いを表現するには、「มักจะ (mák jà)」(よく〜する)や「มีแนวโน้มที่จะ (mii naaeo nóom tîi jà)」(〜する傾向がある)などの別の表現を使う必要があります。混同しないように注意しましょう。
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