【タイ語単語学習】
indicate – ระบุ
目標単語
- タイ語: ระบุ
- 日本語: 指し示す、述べる、特定する、明記する
- 英語: indicate, specify, state, identify
基本情報
- 品詞: 動詞
- 発音(カタカナ近似): ラブー
- 発音記号(学習者向け): ra-bù
- 声調: 中声 → 低声
- 【必須】正確な音声: [音声を聞く – ※ここに実際の音声リンクが入ります]
単語の解説
「ระบุ (ra-bù)」は、何かを明確に「特定する」「指定する」「明記する」「述べる」といった意味合いで使われます。漠然と「示す」だけでなく、より具体的な情報や条件を指し示すニュアンスが強いです。例えば、書類に特定の情報を書く、場所を特定する、条件を明確に述べる、といった状況でよく使われます。 この単語は、ある事柄や情報を「明確にする」「確かなものとして示す」という場面で非常に役立ちます。
豊富な例文
- タイ語: กรุณาระบุที่อยู่ให้ชัดเจน
- 発音(学習者向け): ga-rú-naa ra-bù tîi-yùu hâi chát-jeen
- 声調: 低声 → 低声 → 中声 → 低声 → 上昇声 → 高声
- 日本語: 住所を明確に指定してください。
- (補足): กรุณา (ga-rú-naa) は「〜してください」(丁寧な依頼)、ชัดเจน (chát-jeen) は「明確な、はっきりした」という意味です。
- タイ語: เขาไม่สามารถระบุวันเวลาที่แน่นอนได้
- 発音(学習者向け): káo mâi sǎa-mâat ra-bù wan-wee-laa tîi nɛ̂ɛ-nɔɔn dâai
- 声調: 上昇声 → 低声 → 上昇声 → 低声 → 中声 → 低声 → 高声 → 低声 → 上昇声 → 下降声
- 日本語: 彼は正確な日時を特定できませんでした。
- (補足): ไม่สามารถ (mâi sǎa-mâat) は「〜できない」、แน่นอน (nɛ̂ɛ-nɔɔn) は「確実な、正確な」という意味です。
- タイ語: คุณต้องระบุเหตุผลในการลาออก
- 発音(学習者向け): kun dtɔ̂ng ra-bù hèet-pǒn nai gaan laa-ɔ̀ɔk
- 声調: 中声 → 下降声 → 中声 → 低声 → 下降声 → 中声 → 中声 → 中声 → 下降声
- 日本語: あなたは退職の理由を明記する必要があります。
- (補足): ต้อง (dtɔ̂ng) は「〜しなければならない」、เหตุผล (hèet-pǒn) は「理由」、ลาออก (laa-ɔ̀ɔk) は「退職する」という意味です。
- タイ語: แพทย์ให้ผู้ป่วยระบุอาการให้ละเอียด
- 発音(学習者向け): pâet hâi pûu-bpùai ra-bù aa-gaan hâi lá-ìat
- 声調: 下降声 → 下降声 → 下降声 → 下降声 → 中声 → 低声 → 中声 → 中声 → 下降声 → 低声
- 日本語: 医者は患者に症状を詳しく述べるよう求めました。
- (補足): แพทย์ (pâet) は「医者」、ผู้ป่วย (pûu-bpùai) は「患者」、อาการ (aa-gaan) は「症状」、ละเอียด (lá-ìat) は「詳しい、詳細な」という意味です。
- タイ語: สัญญาฉบับนี้ระบุเงื่อนไขอย่างชัดเจน
- 発音(学習者向け): sǎn-yaa chà-bàp níi ra-bù ngʉ̂ʉan-kǎi yàang chát-jeen
- 声調: 上昇声 → 低声 → 上昇声 → 高声 → 中声 → 低声 → 下降声 → 上昇声 → 下降声 → 高声
- 日本語: この契約書は条件を明確に指定しています。
- (補足): สัญญา (sǎn-yaa) は「契約」、เงื่อนไข (ngʉ̂ʉan-kǎi) は「条件」という意味です。
関連語・派生語
- ชี้ (chii): 指す、示す。(物理的な指し示す行為や方向を示す際によく使われます。)
- แสดง (sa-dɛɛng): 示す、表示する、表現する。(何かを表に出して見せる、ディスプレイするニュアンスが強いです。)
- กล่าว (glàao): 述べる、言う。(「ระบุ」よりも広い意味で「述べる」ですが、ややフォーマルな響きがあります。)
- กำหนด (gam-nòt): 定める、規定する、指定する。(「ระบุ」より上位の概念で、規則や期限などを設けるニュアンスがあります。)
- ระบุชื่อ (ra-bù chʉ̂ʉ): 名前を指定する/明記する。
よく使われる組み合わせ(コロケーション)
- ระบุที่อยู่ (ra-bù tîi-yùu): 住所を指定する/明記する
- ระบุวันเวลา (ra-bù wan-wee-laa): 日時を指定する/明記する
- ระบุเงื่อนไข (ra-bù ngʉ̂ʉan-kǎi): 条件を指定する/明記する
- ระบุเหตุผล (ra-bù hèet-pǒn): 理由を述べる/明記する
- ระบุรายละเอียด (ra-bù raai-lá-ìat): 詳細を特定する/明記する
学習のヒントと注意点
- 連想法(ニーモニック): 「ระบุ (ra-bù)」は「ラブー」と聞こえますね。「ラブレターのブンショウを特定する」と、具体的に何かを明確にするイメージで覚えるのはどうでしょうか。
- 発音と声調のポイント: 「ระ (ra)」は中声で平坦な音、日本語の「ラ」に近くても大丈夫ですが、少しだけ舌を巻くR音を意識すると良いでしょう。「บุ (bù)」は低声で発音します。日本語の「ブー」のように長く伸ばさず、短く「ブゥ」と発音し、声調をしっかりと下げることが重要です。全体として「ラァ・ブゥ」というリズムと声調を意識してください。
- 使い方のポイント: 「ระบุ」は、漠然と「指し示す」というよりも、特定の情報や条件を明確にすること、明記することに重点が置かれる単語です。書類の記入、契約内容の確認、具体的な指示を出す際など、公式な場面や正確性が求められる状況で特によく使われます。
- 日本語話者が間違いやすい点:
- 「指し示す」の混同: 物理的に指をさして何かを「指し示す」場合には「ชี้ (chii)」を使うのが一般的です。「ระบุ」は具体的な情報の内容を特定したり明記したりする際に用いられます。例えば、「あの方向を指す」は「ชี้ไปทางนั้น (chii bpai taang nán)」であり、「場所を特定する」は「ระบุสถานที่ (ra-bù sa-tǎan-tîi)」となります。
- 声調の忘れ: 「ระบุ」は「中声+低声」の組み合わせです。特に「บุ」の低声が、日本語の平坦な発音につられて中声になってしまわないよう、しっかりと音程を下げて発音する練習をしましょう。
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