herd : 群れ;群衆|タイ語と日本語で覚える日常会話フレーズ【音声付き】

【タイ語単語学習】

herd : 群れ;群衆 – ฝูง

目標単語

  • タイ語: ฝูง
  • 日本語: 群れ、集団(特に動物の)
  • 英語: herd, flock, swarm, group (of animals)

基本情報

  • 品詞: 名詞(数詞としても機能)
  • 発音(カタカナ近似): フーン
  • 発音記号(学習者向け): fuung
  • 声調: 上昇声
  • 【必須】正確な音声: [音声を聞く – ※ここに実際の音声リンクが入ります]

単語の解説

「ฝูง (fuung)」は、主に動物、鳥、昆虫などの「群れ」や「集団」を表す名詞です。例えば、牛の群れは「ฝูงวัว (fuung wua)」、鳥の群れは「ฝูงนก (fuung nok)」のように使われます。 この単語は、特定の種類の動物がまとまって行動している様子を指す際に非常に一般的です。 また、数詞としても機能し、「〇つの群れ」のように数量を表すことができます。 人に対して使う場合は、単独で「ฝูงคน (fuung khon)」とすると「人ごみ」や「大勢の人々」を指しますが、動物の群れを連想させるため、やや直接的な表現に聞こえることがあります。より自然な表現としては、後述の「ฝูงชน (fuung chon)」のように「ชน (chon: 人々)」を組み合わせて「群衆」の意味で使うのが一般的です。

豊富な例文


  • タイ語: มีฝูงวัวกำลังเล็มหญ้าอยู่ในทุ่งหญ้า.
  • 発音(学習者向け): mii fuung wua kamlang lem yaa yuu nai thung yaa
  • 声調: 中声 上昇声 中声 中声 低声 中声 下降声 中声 中声 中声
  • 日本語: 草原で牛の群れが草を食べています。
  • (補足): กำลัง は「〜している最中」を表す助動詞です。เล็มหญ้า は「草を食べる(草をはむ)」という意味です。

  • タイ語: ฝูงนกบินผ่านท้องฟ้าไปทางทิศใต้.
  • 発音(学習者向け): fuung nok bin phaan thong faa pai thang thit tai
  • 声調: 上昇声 低声 中声 低声 下降声 中声 中声 下降声 低声 下降声
  • 日本語: 鳥の群れが南の方へ空を飛んでいきました。
  • (補足): บินผ่าน は「飛んで通り過ぎる」という意味です。ท้องฟ้า は「空」、ทิศใต้ は「南」です。

  • タイ語: ระวัง! มีฝูงผึ้งกำลังสร้างรังอยู่ตรงนั้น.
  • 発音(学習者向け): rawang! mii fuung phueng kamlang saang rang yuu trong nan
  • 声調: 中声 中声 中声 上昇声 上昇声 中声 下降声 中声 中声 中声 中声
  • 日本語: 気をつけて!そこに蜂の群れが巣を作っています。
  • (補足): ระวัง は「気をつけて」「注意して」という注意喚起の言葉です。สร้างรัง は「巣を作る」という意味です。

  • タイ語: ฝูงชนจำนวนมากมารวมตัวกันที่หน้าสถานทูต.
  • 発音(学習者向け): fuung chon jamnuan maak maa ruam tua kan thii naa sathaan thut
  • 声調: 上昇声 中声 中声 低声 下降声 中声 中声 中声 中声 下降声 下降声 低声 下降声
  • 日本語: 大勢の群衆が大使館の前に集まっていた。
  • (補足) ฝูงชน (fuung chon) は「群衆、大勢の人々」を意味します。จำนวนมาก は「多数、たくさん」を表し、รวมตัวกัน は「集まる」という意味です。สถานทูต は「大使館」です。

関連語・派生語

  • ฝูงชน (fuung chon): 群衆、大勢の人々。「ฝูง (群れ)」と「ชน (人々)」を組み合わせた言葉で、人々の集まりを指す最も一般的な表現です。
  • ฝูงสัตว์ (fuung sat): 動物の群れ。「ฝูง (群れ)」と「สัตว์ (sat: 動物)」を組み合わせた言葉です。
  • กลุ่ม (klum): グループ、集まり。ฝูง が動物に特化して使われることが多いのに対し、กลุ่ม は人や物の集まり、チームなど、より広い意味で使われます。
  • โขลง (khloong): (特に)象の群れ。特定の動物の群れを表す際に使われる特別な単語です。

よく使われる組み合わせ(コロケーション)

  • ฝูงใหญ่ (fuung yai): 大群、大きな群れ。「ฝูง」に「大きい (ใหญ่)」を組み合わせた表現です。
  • ฝูงเล็ก (fuung lek): 小さな群れ。「ฝูง」に「小さい (เล็ก)」を組み合わせた表現です。
  • ฝูงหนึ่ง (fuung nueng): 一つの群れ。(数詞として使われる例)
  • รวมฝูง (ruam fuung): 群れを作る、集団になる。「รวม (ruam: 集める、まとめる)」と組み合わせて使われます。

学習のヒントと注意点

  • 発音と声調: 「ฝูง (fuung)」の声調は「上昇声」です。日本語の「フーン⤴」のように、音が高く上がっていくイメージで発音します。タイ語の声調は意味を区別する重要な要素なので、正確な声調を意識して練習しましょう。
  • 近似カタカナの限界: 「フーン」というカタカナ表記はあくまで近似です。実際には、唇を丸めて発音する[f]音(日本語の「ふ」とは異なります)、そして口を大きく開けて出す長い母音[uu]、最後に舌の奥で喉を閉じるように発音する[ng](日本語の「ん」が舌の先を使うのに対し、これは舌の奥で発音される「グ」の直前の「ン」の音)が含まれます。特に最後の[ng]の音は日本語話者にとって習得が難しいですが、意識して練習することでより自然な発音になります。
  • 使い分け: 「ฝูง」は主に動物の群れに使うのが自然です。人の集まりを指す場合は、「ฝูงชน (fuung chon)」のように「ชน (人々)」を伴うのが一般的で丁寧です。単独で「ฝูงคน」と使うと、人ごみや大勢の人々を指しますが、やや動物的なニュアンスを含むことがあります。
  • 数詞としての機能: 動物の群れを数える際に、「ฝูง」が数詞として使われます。例えば、「牛2頭の群れ」は「วัวสองฝูง (wua song fuung)」となります。この文脈での使い方も覚えておくと便利です。

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