【タイ語単語学習】
gender (性,性別) – เพศ
目標単語
- タイ語: เพศ
- 日本語: 性、性別
- 英語: gender, sex
基本情報
- 品詞: 名詞
- 発音(カタカナ近似): ペーッ(最後の「ッ」は音を止めるイメージで、日本語の「ト」のように母音をつけません)
- 発音記号(学習者向け): pêet
- 声調: 下降声
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単語の解説
「เพศ (pêet)」は、日本語の「性」や「性別」に当たる最も一般的なタイ語の単語です。生物学的な性別(男性、女性)を指す場合にも、社会的なジェンダーを指す場合にも広く使われます。フォーマルな文脈だけでなく、日常会話でも自然に用いられます。
豊富な例文
- タイ語: คุณเพศอะไรครับ/คะ?
- 発音(学習者向け): khun pêet a-rai khráp/khá?
- 声調: 中声 → 下降声 → 中声 → 中声 → 高声/上昇声
- 日本語: あなたの性別は何ですか?
- (補足): フォームや書類などで性別を尋ねる際に使われます。
ครับ (khráp)
は男性の丁寧語、คะ (khá)
は女性の丁寧語です。
- タイ語: ความเท่าเทียมทางเพศเป็นสิ่งสำคัญ
- 発音(学習者向け): khwaam tâo-tiam thaang pêet bpen sìng sǎm-khan
- 声調: 中声 → 下降声 → 中声 → 中声 → 下降声 → 中声 → 低声 → 上昇声
- 日本語: 性別平等は重要なことです。
- (補足): 「ความเท่าเทียม (khwaam tâo-tiam)」は「平等」、「สิ่งสำคัญ (sìng sǎm-khan)」は「重要なこと」という意味です。
- タイ語: รับสมัครไม่จำกัดเพศ
- 発音(学習者向け): ráp sà-màk mâi jam-gàt pêet
- 声調: 高声 → 低声 → 下降声 → 中声 → 低声 → 低声 → 下降声
- 日本語: 性別不問で募集しています。
- (補足): 「รับสมัคร (ráp sà-màk)」は「応募を受け付ける、募集する」、「ไม่จำกัด (mâi jam-gàt)」は「制限しない、限定しない」という意味です。求人などでよく使われる表現です。
- タイ語: ในแบบฟอร์มนี้ต้องระบุเพศด้วยไหมครับ/คะ?
- 発音(学習者向け): nai bàep fôm níi tông ra-bù pêet dûai mái khráp/khá?
- 声調: 中声 → 低声 → 下降声 → 高声 → 下降声 → 中声 → 下降声 → 高声 → 高声/上昇声
- 日本語: このフォームでは性別を記載する必要があるでしょうか?
- (補足): 「แบบฟอร์ม (bàep fôm)」は「フォーム、様式」、「ระบุ (ra-bù)」は「特定する、記載する」という意味です。
- タイ語: ประเทศไทยยอมรับเพศที่สามมากขึ้น
- 発音(学習者向け): bprà-têet thai yôm-ráp pêet tîi sǎam mâak khûen
- 声調: 低声 → 下降声 → 中声 → 中声 → 高声 → 下降声 → 下降声 → 下降声 → 上昇声 → 上昇声
- 日本語: タイは第三の性をより多く受け入れています。
- (補足): 「ยอมรับ (yôm-ráp)」は「受け入れる、承認する」、「เพศที่สาม (pêet tîi sǎam)」は直訳すると「第三の性」となり、LGBTQ+コミュニティを指す際に使われることがあります。
関連語・派生語
- ชาย (chaai): 男性(性別としての男性を指す)
- หญิง (yǐng): 女性(性別としての女性を指す)
- เพศชาย (pêet chaai): 男性(male gender)
- เพศหญิง (pêet yǐng): 女性(female gender)
- เพศสภาพ (pêet sa-pâap): ジェンダー(社会的・文化的な性)
- เพศทางเลือก (pêet thaang lêuak): 第三の性、性的少数者(より包括的な表現)
- คนข้ามเพศ (khon khâam pêet): トランスジェンダーの人
よく使われる組み合わせ(コロケーション)
- เพศชาย / เพศหญิง (pêet chaai / pêet yǐng): 男性 / 女性
- ความเท่าเทียมทางเพศ (khwaam tâo-tiam thaang pêet): 性別平等、ジェンダー平等
- เปลี่ยนเพศ (plìan pêet): 性転換する(手術など物理的な変更を含む)
- ระบุเพศ (ra-bù pêet): 性別を記載する、性別を特定する
- เพศใดก็ได้ (pêet dai gôr dâai): どの性別でも良い(性別不問)
- เพศเดียวกัน (pêet diao-gan): 同性
学習のヒントと注意点
- 連想法(ニーモニック): 「ペーッ(発音の近似)と、性別関係なく誰でもゲップはできる」というような、少し強引な連想法で音と意味を結びつけることができます。
- 発音のポイント:
- 「เพศ (pêet)」の最後の「ต (dt)」は、無声の破裂音です。日本語の「ト」のように母音「o」を発音せず、舌先を上顎の歯茎の裏側につけて息を止め、音を破裂させないように「ッ」と詰まる感じで終わらせるのがポイントです。
- 声調は下降声です。高いところから低いところへ滑らかに下げて発音しましょう。日本語の「えー」と言いながら語尾を下げていく感覚に似ています。
- 日本語話者が間違いやすい点:
- 日本語の「性(せい)」とタイ語の「เพศ (pêet)」は全く異なる発音です。特に最後の「t」音を日本語の「ト」や「ット」のように発音して母音をつけないように注意が必要です。これを怠ると、全く別の単語に聞こえてしまう可能性があります。
- 声調を間違えると、意味が通じにくくなるか、別の単語と混同される可能性があります。下降声を意識して練習しましょう。
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