【タイ語単語学習】
furious : 激怒した;猛烈な – โมโห
目標単語
- タイ語: โมโห
- 日本語: 怒る;腹を立てる;激怒する
- 英語: furious, angry
基本情報
- 品詞: 動詞
- 発音(カタカナ近似): モーホー
- 発音記号(学習者向け): moo-hŏo
- 声調: 中声 → 上昇声
- 【必須】正確な音声: [音声を聞く – ※ここに実際の音声リンクが入ります]
単語の解説
「โมโห (moo-hŏo)」は、「怒る」「腹を立てる」「激怒する」という意味の動詞です。感情が激しく高ぶって怒っている状態を表し、怒りやいら立ちが募って爆発するような状況でよく使われます。 似た意味の単語に「โกรธ (gròot)」がありますが、「โกรธ」が比較的広範囲の「怒り」や「不満」を含むのに対し、「โมโห」はより感情的で、怒りが表面化し、時には爆発寸前の状態を示すニュアンスが強いです。
豊富な例文
- タイ語: เขาเป็นคนขี้โมโห
- 発音(学習者向け): káo pen kon kêe moo-hŏo
- 声調: 上昇声 → 中声 → 低声 → 上昇声 → 上昇声
- 日本語: 彼はすぐに怒る人だ。
- (補足): 「ขี้~ (kêe~)」は「〜しがちな」「〜癖がある」という意味で、ここでは「怒りっぽい」を表します。
- タイ語: เธอโมโหฉันมาก
- 発音(学習者向け): toer moo-hŏo chăn mâak
- 声調: 中声 → 中声 → 上昇声 → 上昇声 → 下降声
- 日本語: 彼女は私にとても腹を立てていた。
- (補足): 「มาก (mâak)」は「とても、非常に」という意味で、怒りの度合いを強調します。
- タイ語: อย่าโมโหเรื่องเล็กน้อยแค่นี้เลย
- 発音(学習者向け): yàa moo-hŏo rêuang lék náwy kâe née loey
- 声調: 下降声 → 中声 → 上昇声 → 下降声 → 低声 → 上昇声 → 下降声 → 中声
- 日本語: そんな些細なことで激怒することはないよ。
- (補足): 「อย่า (yàa)」は「〜するな」という禁止の表現です。「เรื่องเล็กน้อย (rêuang lék náwy)」は「些細なこと」を意味します。
- タイ語: พอได้ยินข่าว เขาก็โมโหมาก
- 発音(学習者向け): por dâi yin kàao káo gôr moo-hŏo mâak
- 声調: 中声 → 下降声 → 中声 → 下降声 → 上昇声 → 下降声 → 中声 → 上昇声 → 下降声
- 日本語: そのニュースを聞いて、彼はひどく怒った。
- (補足): 「พอ…ก็… (por…gôr…)」は「〜するとすぐに…する」という接続の表現です。
- タイ語: เขาโมโหจนหน้าแดงไปหมด
- 発音(学習者向け): káo moo-hŏo jon nâa daeng bpai mòt
- 声調: 上昇声 → 中声 → 上昇声 → 中声 → 下降声 → 中声 → 中声 → 低声
- 日本語: 彼は怒りで顔が真っ赤になった。
- (補足): 「จน (jon)」は「〜まで、〜するほど」という意味で、怒りの結果として顔が赤くなったことを表します。「หน้าแดง (nâa daeng)」は「顔が赤い」です。
関連語・派生語
- โกรธ (gròot): 一般的な「怒る」。より感情的な「โมโห」に対し、こちらはもう少し落ち着いた怒りや不満も含む。
- โมโหโทโส (moo-hŏo too-sŏh): 「โมโห」を強調した表現で、「激怒する」「かんかんに怒る」。
- โมโหร้าย (moo-hŏo ráai): 「怒りっぽい」「癇癪持ちの」。「ร้าย (ráai)」は「悪い、危険な」の意味。
よく使われる組み合わせ(コロケーション)
- ขี้โมโห (kêe moo-hŏo): 怒りっぽい、癇癪持ちの(形容詞的に使われることが多い)
- โมโหจัด (moo-hŏo jàt): 非常に怒っている(「จัด (jàt)」は「非常に、徹底的に」の意味)
- ทำหน้าโมโห (tam nâa moo-hŏo): 怒った顔をする(「ทำหน้า (tam nâa)」は「顔をする、表情を作る」)
学習のヒントと注意点
- 連想法(ニーモニック): 「モーホー」という音を聞くと、「もう、本当に!」と怒っている様子を想像すると、単語とその意味を結びつけやすいかもしれません。
- 発音と声調のポイント:
- 「โม (moo)」は中声で、日本語の「モー」のように平坦に発音します。
- 「โห (hŏo)」は上昇声で、低いところから一気に高く上げる音です。「ホー↑」というイメージで発音してください。日本語の「ホー」とは異なるため、意識して練習が必要です。
- 日本語話者は、タイ語の声調をつけずに平坦に発音しがちです。特に「โห」の上昇声を意識して、正確なイントネーションを身につけましょう。
- 使い方のポイント: 「โมโห」は感情的な怒りを表すため、比較的くだけた会話でよく使われます。ビジネスやフォーマルな場では、「โกรธ (gròot)」の方が無難な場合もあります。
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