【タイ語単語学習】
forth : 前へ,先へ;それ以降 – ต่อ
目標単語
- タイ語: ต่อ
- 日本語: 前へ、次へ、続ける、接続する
- 英語: next, continue, connect, forth
基本情報
- 品詞: 動詞、前置詞、副詞
- 発音(カタカナ近似): トー(語尾を少し下げるように)
- 発音記号(学習者向け): tòr
- 声調: 低声
- 【必須】正確な音声: [音声を聞く – ※ここに実際の音声リンクが入ります]
単語の解説
「ต่อ (tòr)」は非常に多機能で頻繁に使われるタイ語の単語です。基本的な意味合いとしては、「(空間的・時間的に)次へ進む」「続ける」「接続する」「〜に対して」といったニュアンスを持ちます。入力された「forth(前へ、先へ;それ以降)」のニュアンスもこの「次へ進む」「続ける」という感覚に当てはまります。 文脈によって動詞、前置詞、副詞として機能し、多様な意味を持つため、多くの表現で用いられます。
豊富な例文
- タイ語: เดินต่อไปเลยครับ
- 発音(学習者向け): dǝǝn tòr bpai ləəi kráp
- 声調: 中声 → 低声 → 中声 → 平声 → 短促声
- 日本語: そのまま前へ進んでください。
- (補足): 「เดิน (dǝǝn)」は「歩く」、「ต่อไป (tòr bpai)」は「続けて、次へ」という意味で、「前へ進む」という指示によく使われます。
- タイ語: อ่านต่อจากตรงนี้
- 発音(学習者向け): àan tòr jàak dtrong níi
- 声調: 低声 → 低声 → 低声 → 中声 → 高声
- 日本語: ここから読み続けてください。
- (補足): 「อ่าน (àan)」は「読む」。「ต่อ」は「続ける」という意味で使われています。「จาก (jàak)」は「~から」、「ตรงนี้ (dtrong níi)」は「ここ」という意味です。
- タイ語: เราต้องเชื่อมต่ออินเทอร์เน็ต
- 発音(学習者向け): rao dtɔ̂ng chʉ̂am tòr in-təə-nèt
- 声調: 平声 → 高声 → 高声 → 低声 → 低声 → 低声
- 日本語: 私たちはインターネットに接続しなければなりません。
- (補足): 「เชื่อมต่อ (chʉ̂am tòr)」で「接続する」という複合動詞になります。「เชื่อม (chʉ̂am)」は「つなぐ」という意味です。
- タイ語: เธอจะไปต่อที่ไหน?
- 発音(学習者向け): təə jà bpai tòr tîi nǎi
- 声調: 平声 → 低声 → 中声 → 低声 → 高声 → 上昇声
- 日本語: あなたは次にどこへ行くの?
- (補足): 「ไปต่อ (bpai tòr)」は「次へ行く、続ける」という意味。「ที่ไหน (tîi nǎi)」は「どこ」という意味です。
- タイ語: เรื่องนี้จะดำเนินต่อไปในอนาคต
- 発音(学習者向け): rʉ̂ang níi jà dam-nəən tòr bpai nai a-naa-kót
- 声調: 高声 → 高声 → 低声 → 平声 → 平声 → 低声 → 中声 → 中声 → 中声 → 高声
- 日本語: この件は将来的に継続されます。
- (補足): 「ดำเนินต่อไป (dam-nəən tòr bpai)」は「継続して進む、進行する」という表現。「อนาคต (a-naa-kót)」は「未来、将来」です。
関連語・派生語
- ต่อไป (tòr bpai): 次に、続けて、その後に。非常に頻繁に使われる表現です。
- ต่อหน้า (tòr nâa): 目の前で、人前で。「หน้า (nâa)」は「顔、前」の意味。
- ต่อรอง (tòr rɔɔng): 交渉する、掛け合う。「รอง (rɔɔng)」は「試す、試みる」の意味合い。
- ติดต่อ (dtìt tòr): 連絡する、接触する。「ติด (dtìt)」は「くっつく、付く」の意味。
- เชื่อมต่อ (chʉ̂am tòr): 接続する、連結する。「เชื่อม (chʉ̂am)」は「つなぐ、連結する」の意味。
- ต่อสู้ (tòr sûu): 戦う、闘争する。「สู้ (sûu)」は「戦う、頑張る」の意味。
よく使われる組み合わせ(コロケーション)
- ไปต่อ (bpai tòr): 続ける、次へ進む
- พูดต่อ (pûut tòr): 続けて話す
- ทำต่อ (tam tòr): 続けて行う
- ต่อสาย (tòr săai): (電話の)線を繋ぐ、電話をかける
- ต่อรองราคา (tòr rɔɔng raa-kaa): 値段交渉をする
学習のヒントと注意点
- 発音の注意点: 「ต่อ (tòr)」は低声です。日本語の「トー」と発音すると平声になってしまい、ネイティブには別の音に聞こえる可能性があります。声を少し低めから始め、そのまま低く保つように発音するのがコツです。例えば、「トォー」と、語尾を少し下げるようなイメージです。
- 多義語であること: 「ต่อ」は非常に多くの意味を持つため、文脈で意味を判断することが重要です。基本的な意味は「次へ、続ける、接続する」ですが、例文を通して多様な使われ方に慣れることが習得への近道です。
- 日本語話者が間違いやすい点: 日本語の「ต่อ」が「~と(対等な関係)」や「~に(対する)」という意味合いで使われることがありますが、タイ語の「ต่อ」は単体で「~に対して」という受動的な意味合いではあまり使われず、多くは「ต่อสู้ (tòr sûu: 戦う)」のように複合語の中でその意味合いを持つことが多いです。また、「継続」や「接続」の意味が非常に強いことを意識しましょう。
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