fierce : 猛烈な;どう猛な|タイ語と日本語で覚える日常会話フレーズ【音声付き】

【タイ語単語学習】

猛烈な;どう猛な – ดุ

目標単語

  • タイ語: ดุ
  • 日本語: 猛烈な、どう猛な、厳しい、きつい
  • 英語: fierce, ferocious, strict, harsh

基本情報

  • 品詞: 形容詞(動詞としても使用可)
  • 発音(カタカナ近似): ドゥ
  • 発音記号(学習者向け): duL
  • 声調: 低声
  • 【必須】正確な音声: [音声を聞く – ※ここに実際の音声リンクが入ります]

単語の解説

「ดุ (duL)」は、主に動物の性質を表す形容詞として「どう猛な」「凶暴な」という意味で使われます。例えば、犬や虎などが攻撃的である場合によく用いられます。

人に対して使う場合は、「厳しい」「きつい」「怖い」といった意味合いになります。教師や上司、親などが子供に対して厳しく接する様子を表現する際に使われることが多いです。また、動詞として使う場合は「〜を叱る」という意味になります。

文脈によっては、「猛烈な」というニュアンスを持つこともありますが、基本的には動物や人の「厳しさ」「どう猛さ」に焦点が当てられます。

豊富な例文


  • タイ語: หมาตัวนั้นดุมาก ระวังนะ
  • 発音(学習者向け): maaR dtuuaM nanH duL maakF raH wangM naH
  • 声調: 上昇声 → 中声 → 上昇声 → 低声 → 高声 → 低声 → 中声 → 高声
  • 日本語: あの犬はとてもどう猛だから、気をつけて。
  • (補足): หมา (maaR) は「犬」、มาก (maakF) は「とても」、ระวัง (raH wangM) は「気をつける」、นะ (naH) は語尾の助詞。

  • タイ語: ครูคนนี้ดุมาก นักเรียนทุกคนกลัว
  • 発音(学習者向け): kruuM konM niiH duL maakF nakH riianM tukH konM gluuaM
  • 声調: 中声 → 中声 → 高声 → 低声 → 高声 → 低声 → 中声 → 中声 → 中声
  • 日本語: この先生はとても厳しいから、生徒はみんな怖がっている。
  • (補足): ครู (kruuM) は「先生」、คนนี้ (konM niiH) は「この人」、นักเรียน (nakH riianM) は「生徒」、กลัว (gluuaM) は「怖がる」。

  • タイ語: พ่อฉันดุเรื่องการเรียนเสมอ
  • 発音(学習者向け): pawF chanR duL ruuangF gaanM riianM saH muuR
  • 声調: 高声 → 中声 → 低声 → 下降声 → 中声 → 中声 → 上昇声
  • 日本語: 私の父は勉強のことにはいつも厳しい。
  • (補足): พ่อ (pawF) は「父」、ฉัน (chanR) は「私」、เรื่อง (ruuangF) は「〜のこと、〜に関して」、การเรียน (gaanM riianM) は「勉強」、เสมอ (saH muuR) は「いつも」。

  • タイ語: เขามีสีหน้าดุเหมือนเสือ
  • 発音(学習者向け): khaoR miiM siiR naaF duL muuanR suuaR
  • 声調: 上昇声 → 中声 → 上昇声 → 高声 → 低声 → 上昇声 → 上昇声
  • 日本語: 彼は虎のようにどう猛な顔つきをしていた。
  • (補足): สีหน้า (siiR naaF) は「顔色、表情」、เหมือน (muuanR) は「〜のように」、เสือ (suuaR) は「虎」。

  • タイ語: เจ้านายดุเขาเรื่องงานที่ผิดพลาด
  • 発音(学習者向け): jaoF naayM duL khaoR ruuangF ngaanM thiiF phitL phlaatF
  • 声調: 高声 → 中声 → 低声 → 上昇声 → 下降声 → 中声 → 低声 → 高声
  • 日本語: 上司は彼の失敗した仕事のことで彼を猛烈に叱った。
  • (補足) เจ้านาย (jaoF naayM) は「上司」、ที่ผิดพลาด (thiiF phitL phlaatF) は「失敗した〜」。この文では ดุ が動詞「叱る」として使われています。

関連語・派生語

  • ดุร้าย (duL raayH): どう猛な、凶暴な。ดุร้าย (悪い、邪悪な) が組み合わさった語で、「どう猛さ」がより強調されます。
  • ดุดัน (duL danM): 強引な、攻撃的な、威圧的な。ดุ に近いですが、より行動的で積極的な強さを表します。
  • ใจดี (jaiM diiM): 優しい、親切な(対義語)。ใจ (jaiM) は「心」、ดี (diiM) は「良い」で、「心が良い」という意味です。
  • อ่อนโยน (aawnL yoonM): 穏やかな、優しい(対義語)。

よく使われる組み合わせ(コロケーション)

  • หมาดุ (maaR duL): どう猛な犬
  • ครูดุ (kruuM duL): 厳しい先生
  • เสียงดุ (siiangR duL): 厳しい声、威圧的な声
  • ทำหน้าดุ (thamM naaF duL): 厳しい顔をする、険しい顔をする
  • ดุลูก (duL luukF): 子供を叱る(ดุ が動詞として使われた例)

学習のヒントと注意点

  • 連想法: 「ドゥ (duL)」の発音は、日本語の「ドゥ」に近いですが、声調が低声である点が重要です。厳しい犬が「ゔー(低い声で唸る)」と威嚇する様子をイメージすると、発音と声調を関連付けて覚えやすいかもしれません。

  • 発音と声調の注意点:

    • 子音 (d) は、日本語の「ド」よりも喉の奥から発音する無気音です。破裂音にならないように注意しましょう。
    • 母音 (u) は、日本語の「ウ」よりも口を丸めず、リラックスして短く発音します。
    • 声調は低声です。音の高さが低く平坦に発音されることを意識してください。日本語の「ドゥ」と発音する際に、特に語尾を上げたり下げたりせず、低いトーンで保つ練習をしましょう。
  • 使い分けのポイント:

    • 日本語話者が間違いやすい点として、「どう猛な」と「猛烈な」のニュアンスの違いがあります。ดุ は「猛烈な」というよりは「厳しさ」や「攻撃的・凶暴な様子」に重点が置かれます。
    • 人に対して使う場合は「厳しい、きつい、怖い」という意味合いが強く、必ずしも「どう猛」ではありません。動物に対しては「どう猛、凶暴」という意味が一般的です。
    • 動詞として「叱る」という意味で使われることも非常に多いので、文脈で形容詞か動詞かを判断する必要があります。

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