faith : 信頼,忠誠;信念,自信|タイ語と日本語で覚える日常会話フレーズ【音声付き】

【タイ語単語学習】

faith : 信頼,忠誠;信念,自信 – ความเชื่อ (khwaam chuea)

目標単語

  • タイ語: ความเชื่อ
  • 日本語: 信念、信仰、信頼
  • 英語: belief, faith, trust

基本情報

  • 品詞: 名詞
  • 発音(カタカナ近似): クワーム チア
  • 発音記号(学習者向け): khwaam chuea
  • 声調: 中声 → 下降声
  • 【必須】正確な音声: [音声を聞く – ※ここに実際の音声リンクが入ります]

単語の解説

「ความเชื่อ (khwaam chuea)」は、動詞「เชื่อ (chuea)」(信じる)に、抽象名詞を作る接頭辞「ความ (khwaam)」が付いた形です。そのため、「信じること」という行為や状態が名詞化されたものです。

この単語は、広範な「信じる」という概念をカバーし、「信念」「信仰」「信頼」といった意味合いを持ちます。 * 信念: 個人の考えや主義、原則に対する確信。 * 信仰: 宗教や特定の教義に対する信じる気持ち。 * 信頼: 人、システム、情報源などに対する確信や信用。

目に見えないものや、確固たる証拠がないものに対して抱く「信じる気持ち」を表現する際に頻繁に用いられます。

豊富な例文


  • タイ語: เขามีความเชื่อในศาสนาพุทธ
  • 発音(学習者向け): khao mii khwaam chuea nai sàat-sà-naa phut
  • 声調: 上昇声 → 中声 → 中声 → 下降声 → 低声 → 低声 → 上昇声
  • 日本語: 彼には仏教への信仰があります。
  • (補足): ศาสนาพุทธ (sàat-sà-naa phut) は「仏教」という意味です。

  • タイ語: ฉันมีความเชื่อว่าเราจะทำสำเร็จ
  • 発音(学習者向け): chan mii khwaam chuea wâa rao jà tam sam-rèt
  • 声調: 上昇声 → 中声 → 中声 → 下降声 → 下降声 → 中声 → 低声 → 下降声
  • 日本語: 私たちは成功すると信じています(信念があります)。
  • (補足): ว่า (wâa) は「~と(思う/信じる)」の意味で、後に節を続けます。

  • タイ語: เราต้องมีความเชื่อมั่นในการทำงานร่วมกัน
  • 発音(学習者向け): rao tông mii khwaam chuea man nai gaan tam ngaan rûam gan
  • 声調: 中声 → 下降声 → 中声 → 中声 → 下降声 → 中声 → 中声 → 中声 → 下降声 → 中声
  • 日本語: 私たちは協力して働くことへの信頼を持たなければなりません。
  • (補足): ความเชื่อมั่น (khwaam chuea man) は「自信、確信、信頼」という意味で、「ความเชื่อ」よりも強い確信や信頼を表します。

  • タイ語: คนไทยมีความเชื่อเรื่องโชคลาง
  • 発音(学習者向け): khon thai mii khwaam chuea rêuang chôok laang
  • 声調: 中声 → 中声 → 中声 → 中声 → 下降声 → 下降声 → 中声
  • 日本語: タイ人は縁起の良いことや悪いこと(迷信)を信じる傾向があります。
  • (補足): โชคลาง (chôok laang) は「ジンクス、迷信、縁起」を意味します。

  • タイ語: เขาได้สูญเสียความเชื่อในระบบนั้นไปแล้ว
  • 発音(学習者向け): khao dâi sǔun sǐa khwaam chuea nai rá-bòp nan bpai láeo
  • 声調: 上昇声 → 下降声 → 上昇声 → 上昇声 → 中声 → 下降声 → 中声 → 低声 → 下降声 → 中声 → 上昇声
  • 日本語: 彼はそのシステムへの信頼を失ってしまいました。
  • (補足): สูญเสีย (sǔun sǐa) は「失う」という意味です。

関連語・派生語

  • เชื่อ (chuea): 動詞で「信じる」。最も基本的な形。
  • ความไว้วางใจ (khwaam wai waang jai): 名詞で「信頼」。特に、人や組織、物事に対する信用や頼りにする気持ちを表す際に使われます。「faith」の「信頼」の側面をより具体的に表すことがあります。
  • ความมั่นใจ (khwaam man jai): 名詞で「自信、確信」。自分自身の能力や判断に対する確信を表すことが多いです。
  • ความศรัทธา (khwaam sat-thaa): 名詞で「信仰、信奉」。より深く、強い、特に宗教的な信仰心や心からの敬意を伴う「信じる気持ち」を表します。

よく使われる組み合わせ(コロケーション)

  • มีความเชื่อ (mii khwaam chuea): 信念を持つ、信仰がある
  • ความเชื่อส่วนบุคคล (khwaam chuea sùan bùk-kon): 個人的な信念
  • ความเชื่อทางศาสนา (khwaam chuea taang sàat-sà-naa): 宗教的信仰
  • ปลูกฝังความเชื่อ (plùuk făng khwaam chuea): 信念を植え付ける

学習のヒントと注意点

  • 成り立ちを理解する: 「ความ (khwaam)」は動詞や形容詞を抽象名詞化する接頭辞です。「信じる」という意味の動詞「เชื่อ (chuea)」から来ていることを理解すると、意味が覚えやすくなります。
  • 発音と声調の注意点:
    • 「ความ (khwaam)」の「คว (khw)」は、日本語にはない子音の連続です。唇をしっかり丸めて「クワ」のように発音し、喉の奥から息を出すように意識しましょう。
    • 「เชื่อ (chuea)」は下降声です。日本語の「あーあ」とため息をつくときのように、高い音から低い音へ滑らかに下げて発音することを意識してください。
  • 使い分けのポイント:
    • 「faith」が「信頼」を意味する場合、文脈によっては「ความไว้วางใจ (khwaam wai waang jai)」の方がより適切であることがあります。例えば、「私は彼を信頼している」は「ฉันไว้วางใจเขา (chan wai waang jai khao)」と言います。
    • 「faith」が「忠誠」を意味する場合は、「ความภักดี (khwaam phak dii)」という全く別の単語を使います。
    • 「faith」が「自信」を意味する場合は、「ความมั่นใจ (khwaam man jai)」が使われます。
    • 「ความเชื่อ」は「信念」や「信仰」といった、ある特定の考えや事柄を「信じる」という、より精神的・思想的なニュアンスが強いことを覚えておきましょう。
  • 日本語話者が陥りやすい落とし穴: 「信じる」という動詞は「เชื่อ (chuea)」ですが、名詞の「信じること」「信念」は「ความเชื่อ」となります。日本語では「信じる」と動詞の形だけで名詞的に使うこともありますが、タイ語では「ความ」をつけて名詞化する必要があります。

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