【タイ語単語学習】
faculty : 能力、機能;学部;教授陣 – คณะ
目標単語
- タイ語: คณะ
- 日本語: 学部、委員会、団体、グループ
- 英語: faculty, committee, group, team
基本情報
- 品詞: 名詞
- 発音(カタカナ近似): カナ
- 発音記号(学習者向け): khá ná
- 声調: 高声 → 高声
- 【必須】正確な音声: [音声を聞く – ※ここに実際の音声リンクが入ります]
単語の解説
คณะ
(khá ná) は、タイ語で「学部」を意味する最も一般的な単語です。大学の組織を指す際に頻繁に使われます。
しかし、この単語は「学部」だけでなく、人が集まって構成された「委員会」「団体」「グループ」「チーム」といった幅広い意味を持つことも特徴です。文脈によって様々な「集まり」を指すことができるため、非常に汎用性の高い単語と言えます。
豊富な例文
- タイ語: ผมเรียนอยู่คณะวิศวกรรมศาสตร์
- 発音(学習者向け): phǒm riian yùu khá ná wít-sà-wá-gam-má-sàat
- 声調: 上昇声 → 中声 → 低声 → 高声 → 高声 → 低声 → 中声 → 低声 → 低声 → 低声
- 日本語: 私は工学部で勉強しています。
- (補足):
วิศวกรรมศาสตร์
(wít-sà-wá-gam-má-sàat) は「工学」を意味します。大学の学部名によく使われる形です。
- タイ語: เธอเป็นนักศึกษาคณะแพทยศาสตร์
- 発音(学習者向け): thəə pen nák-sʉ̀k-sǎa khá ná phɛ̂ɛt-thá-yá-sàat
- 声調: 中声 → 中声 → 高声 → 低声 → 上昇声 → 高声 → 高声 → 下降声 → 高声 → 低声 → 低声
- 日本語: 彼女は医学部の学生です。
- (補足):
แพทยศาสตร์
(phɛ̂ɛt-thá-yá-sàat) は「医学」を意味します。
- タイ語: คณะกรรมการกำลังพิจารณากฎระเบียบใหม่
- 発音(学習者向け): khá ná gam-má-gaan gam-lang phí-jaa-rá-naa gòt-rá-bìap mài
- 声調: 高声 → 高声 → 中声 → 中声 → 中声 → 中声 → 高声 → 中声 → 低声 → 低声 → 低声 → 下降声
- 日本語: この委員会は新しい規則を検討しています。
- (補足):
คณะกรรมการ
(khá ná gam-má-gaan) は「委員会」という意味で、คณะ
の応用表現です。
- タイ語: พวกเราเป็นคนในคณะเดียวกัน
- 発音(学習者向け): phûak rao pen khon nai khá ná diiau-gan
- 声調: 下降声 → 中声 → 中声 → 中声 → 中声 → 高声 → 高声 → 中声 → 中声
- 日本語: 私たちは同じ部署のメンバーです。
- (補足): この文脈では「同じグループ」や「同じ部署」のような意味合いで使われています。
- タイ語: คณะนักท่องเที่ยวมาถึงด้วยรถบัส
- 発音(学習者向け): khá ná nák-thông-thîau maa-thʉ̌ng dûai rót-bát
- 声調: 高声 → 高声 → 高声 → 下降声 → 下降声 → 中声 → 上昇声 → 下降声 → 中声 → 下降声
- 日本語: 観光客の団体がバスで到着しました。
- (補足):
นักท่องเที่ยว
(nák-thông-thîau) は「観光客」です。คณะ
は「団体」や「グループ」の意味で使われます。
関連語・派生語
- คณะกรรมการ (khá ná gam-má-gaan): 委員会。
คณะ
に「仕事、作業」を意味するกรรม
(gam) と「人」を意味するการ
(gaan) が合わさったもので、「仕事をする人々の集まり」という意味合いになります。 - คณาจารย์ (khá naa jaa-jan): 教授陣、教員一同。
คณะ
の別形であるคณา
(khá naa) と「先生、師」を意味するอาจารย์
(jaa-jan) が組み合わさった、よりフォーマルな表現です。 - แผนก (phɛ̌ɛ-nɛ̀k): 部署、課。
คณะ
よりも小さな組織単位や部門を指します。
よく使われる組み合わせ(コロケーション)
- คณะ + [学問分野]: 大学の学部名を形成します。
- 例: คณะวิศวกรรมศาสตร์ (khá ná wít-sà-wá-gam-má-sàat) – 工学部
- 例: คณะอักษรศาสตร์ (khá ná àk-sɔ̌ɔn-sàat) – 文学部
- 例: คณะบัญชี (khá ná ban-chii) – 会計学部
- คณะผู้แทน (khá ná phûu-thɛɛn): 代表団。
- คณะรัฐมนตรี (khá ná rát-thá-mon-trii): 内閣、閣僚評議会。
学習のヒントと注意点
- 発音と声調:
คณะ
(khá ná) は、両音節ともに高声です。日本語の「カナ」のように平坦に発音すると、タイ人には異なる意味に聞こえたり、不自然に聞こえたりすることがあります。特に、日本語の「カ」は無気音に近いですが、タイ語のค
(kh) は息を強く出す有気音であるため、しっかりと「クハ」のような音を意識して発音しましょう。 - 複数の意味: 「学部」という意味で覚えるのが出発点ですが、「委員会」「団体」「グループ」など、広範囲な「集まり」を指すことも覚えておくと、様々な文脈に対応できるようになります。
- 「能力」の混同に注意: 英語の「faculty」には「能力」という意味がありますが、この意味で
คณะ
を使うことはありません。「能力」はタイ語でความสามารถ
(khwaam sǎa mâat) と言います。日本語の「faculty」の多様な意味のうち、คณะ
がカバーするのは組織や集団の部分のみであることに注意してください。 - 「教授陣」の表現: 「教授陣」を指す場合は、よりフォーマルな
คณาจารย์
(khá naa jaa-jan) や、日常会話ではอาจารย์ในคณะ
(jaa-jan nai khá ná – 学部内の先生方) と表現されることが多いです。
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