estimate : と推定する, を見積もる, を評価する|タイ語と日本語で覚える日常会話フレーズ【音声付き】

【タイ語単語学習】

estimate – ประมาณ

目標単語

  • タイ語: ประมาณ
  • 日本語: およそ、約、推定する、見積もる
  • 英語: approximately, about, estimate, guess

基本情報

  • 品詞: 副詞 / 動詞
  • 発音(カタカナ近似): プラマーン
  • 発音記号(学習者向け): prà-maan
  • 声調: 中声 → 中声
  • 【必須】正確な音声: [音声を聞く – ※ここに実際の音声リンクが入ります]

単語の解説

「ประมาณ (prà-maan)」は、タイ語で非常に頻繁に使われる単語です。主に以下の二つの使い方があります。

  1. 副詞として:「およそ」「約」 数量、時間、金額など、正確な数値ではなく、大まかな目安や概算を示す際に使われます。日本語の「約〜」「〜くらい」に当たります。

  2. 動詞として:「〜を推定する」「〜を見積もる」「〜を概算する」 何かの量や価値を予測したり、計算して大まかな数値や費用を出す行為を表します。

厳密な数字ではなく、だいたいの感覚や予測を伝えたいときに非常に便利な単語です。

豊富な例文


  • タイ語: โครงการนี้จะใช้เวลาประมาณสามเดือน
  • 発音(学習者向け): khroong-kaan níi jà chái wee-laa prà-maan sǎam duean
  • 声調: 中声 → 高声 → 低声 → 高声 → 中声 → 中声 → 上昇声 → 中声
  • 日本語: このプロジェクトには3ヶ月かかるでしょう。
  • (補足): 「ประมาณ」が時間を示す副詞として「約」の意味で使われています。

  • タイ語: ช่วยประมาณงบประมาณให้หน่อย
  • 発音(学習者向け): chûuay prà-maan ngóp-prà-maan hâi nòi
  • 声調: 下降声 → 中声 → 中声 → 高声 → 中声 → 中声 → 下降声 → 下降声
  • 日本語: 予算を見積もってください。
  • (補足): 「ประมาณ」が動詞として「見積もる」という意味で使われています。「งบประมาณ (ngóp-prà-maan)」は「予算」です。

  • タイ語: ผู้เข้าร่วมประชุมมีประมาณร้อยคน
  • 発音(学習者向け): phûu kâo-rûuam prà-chum mii prà-maan rói khon
  • 声調: 下降声 → 下降声 → 下降声 → 中声 → 中声 → 中声 → 中声 → 高声 → 中声
  • 日本語: 会議の参加者は100人でした。
  • (補足): 人数の目安を示す副詞として「約」の意味で使われています。「ร้อย (rói)」は「百」です。

  • タイ語: คุณประมาณค่าใช้จ่ายไว้เท่าไหร่ครับ/คะ
  • 発音(学習者向け): khun prà-maan kâa chái-jàai wái thâo-rài khráp/khá
  • 声調: 中声 → 中声 → 中声 → 下降声 → 高声 → 下降声 → 高声 → 下降声 → 高声/下降声
  • 日本語: 費用はいくらくらい見積もっていますか?
  • (補足): 動詞として「〜を見積もる」という意味で使われています。「ค่าใช้จ่าย (kâa chái-jàai)」は「費用」です。

  • タイ語: ใช้เวลาประมาณหนึ่งชั่วโมงก็พอ
  • 発音(学習者向け): chái wee-laa prà-maan nùeng chûa-moong gôr phoo
  • 声調: 高声 → 中声 → 中声 → 中声 → 中声 → 下降声 → 低声 → 高声 → 中声
  • 日本語: 1時間で十分です。
  • (補足): 時間の目安を示す副詞として「約」の意味で使われています。「หนึ่งชั่วโมง (nùeng chûa-moong)」は「1時間」です。

関連語・派生語

  • ประมาณการณ์ (prà-maan-kaan): 動詞で「推定する」「予測する」という意味。ビジネスやフォーマルな場面で「ประมาณ」よりも具体的に予測や見通しを立てるニュアンスが強いです。
  • ประเมิน (prà-moen): 動詞で「評価する」「査定する」「見積もる」という意味。主に質的な評価や、価値、能力などを判断する際に用いられます。「ประมาณ」が量的な概算に対し、「ประเมิน」は価値や状態を評価するニュアンスが強いです。
  • ค่าประมาณ (kâa prà-maan): 名詞で「推定値」「概算値」という意味です。
  • การประมาณ (gaan prà-maan): 名詞で「推定」「概算」という意味。動詞「ประมาณ」を名詞化した形です。

よく使われる組み合わせ(コロケーション)

  • ประมาณ… คน/อัน/บาท (prà-maan… khon/an/bàat): 「約〜人/個/バーツ」のように、数詞の前に置いて「約」を意味します。 例: ประมาณสิบคน (prà-maan sìp khon) – 約10人
  • ประมาณกี่โมง (prà-maan gìi moong): 「およそ何時」と、時間を尋ねる際に使われます。
  • ประมาณเท่าไหร่ (prà-maan thâo-rài): 「およそどれくらい」と、量や費用などを尋ねる際に使われます。
  • ประมาณการ (prà-maan-kaan): 動詞として「見積もりを立てる」「推定する」という意味で使われます。

学習のヒントと注意点

  • 覚え方: 「ประมาณ」の「プラ」は「about」の「アバ」と音が少し似ている、と無理やり結びつけるのも一つの手です。または、だいたいの「マーン(まあ)」で済ませる、という連想もできます。
  • 発音の注意点:
    • 最初の「ป (p)」は無気音です。日本語の「パ」のように息を強く出さないように発音します。
    • 「ร (r)」は巻き舌のR音ですが、日常会話では日本人には「L」に近い音に聞こえることも多いです(「プラマーン」の「ラ」の部分)。
    • 母音の「า (aa)」は長母音です。しっかり伸ばして発音しましょう。
  • 声調の注意点: 「ประมาณ (prà-maan)」はどちらの音節も中声です。タイ語の声調の中でも比較的簡単な声調ですが、日本語にはない概念なので、意識して練習しましょう。
  • 使い分けのポイント: 「ประมาณ」と「ประเมิน (prà-moen)」はどちらも「見積もる」と訳されることがありますが、ニュアンスが異なります。
    • ประมาณ: 数量や時間の「大体の量」を概算する(例: 約100人、約1時間)
    • ประเมิน: 価値、質、能力などを「評価する」「査定する」(例: 家の価値を評価する、成績を評価する) この違いを理解しておくと、より自然なタイ語が話せるようになります。

コメント

この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP