【タイ語単語学習】
doctrine : 教義;【米】主義 – หลักคำสอน
目標単語
- タイ語: หลักคำสอน
- 日本語: 教義、主義、教え
- 英語: doctrine, dogma, teaching
基本情報
- 品詞: 名詞
- 発音(カタカナ近似): ラッ(ク)カムソーン
- 発音記号(学習者向け): lak kam son
- 声調: 低声 → 中声 → 中声
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単語の解説
「หลักคำสอน (lak kam son)」は、主に宗教的、政治的、学術的な集団や組織が奉じる基本的な信条、原則、または体系的な教えを指す名詞です。日本語の「教義」や「主義」に最も近いニュアンスを持ちます。 この単語は、「หลัก (lak)」と「คำสอน (kam son)」の二つの部分から成り立っています。 – 「หลัก (lak)」:基本的な、主要な、原則、柱、支え – 「คำสอน (kam son)」:教え、訓示、訓戒 これらが組み合わさることで、「主要な教え」「根本的な教え」という意味合いが強調され、特定の思想や信念体系の中核を成す部分を指します。
豊富な例文
- タイ語: หลักคำสอนทางพระพุทธศาสนาคืออะไร
- 発音(学習者向け): lak kam son tang pra put ta sat sa na kue a rai
- 声調: 低声→中声→中声→中声→低声→中声→低声→中声→中声→中声→中声
- 日本語: 仏教の教義は何ですか?
- (補足): ทาง (tang) は「〜の方向、〜に関する」という意味で、ここでは「仏教に関する」という意味合いで使われます。พระพุทธศาสนา (pra put ta sat sa na) は「仏教」。
- タイ語: พรรคการเมืองนี้ยึดมั่นในหลักคำสอนแบบเสรีนิยม
- 発音(学習者向け): pak kan mueang ni yuet man nai lak kam son baep se ri ni yom
- 声調: 高声→中声→中声→高声→低声→下降声→中声→低声→中声→中声→中声→中声→中声
- 日本語: この政党は自由主義の教義(主義)を固く守っています。
- (補足): ยึดมั่น (yuet man) は「固く守る、堅持する」。แบบ (baep) は「〜のような、〜式の」。เสรีนิยม (se ri ni yom) は「自由主義」。
- タイ語: หลักคำสอนของปรัชญาโบราณยังคงมีความสำคัญในปัจจุบัน
- 発音(学習者向け): lak kam son kong prat ya bo ran yang kong mi kwam sam kan nai pat cu ban
- 声調: 低声→中声→中声→上昇声→中声→中声→中声→中声→中声→中声→低声→中声→中声→上昇声
- 日本語: 古代哲学の教義は、現在でも重要性を持っています。
- (補足): ปรัชญา (prat ya) は「哲学」。โบราณ (bo ran) は「古代の」。ยังคง (yang kong) は「依然として〜である」。มีความสำคัญ (mi kwam sam kan) は「重要性がある」。
- タイ語: เขากำลังเผยแพร่หลักคำสอนใหม่ๆ ไปสู่ประชาชน
- 発音(学習者向け): kao kam lang phoei phrae lak kam son mai mai pai su pra cha chon
- 声調: 低声→中声→中声→中声→下降声→上昇声→低声→中声→中声→下降声→下降声→中声→中声→中声
- 日本語: 彼は新しい教義を大衆に広めています。
- (補足): กำลัง (kam lang) は進行形を表す助動詞。เผยแพร่ (phoei phrae) は「広める、普及させる」。ไปสู่ (pai su) は「〜へ向かって」。ประชาชน (pra cha chon) は「人々、大衆」。
- タイ語: อาจารย์เน้นย้ำถึงหลักคำสอนเรื่องความเมตตา
- 発音(学習者向け): a jan nen yam teung lak kam son rueang kwam met ta
- 声調: 中声→中声→高声→下降声→低声→低声→中声→中声→中声→低声→高声→中声
- 日本語: 先生は慈悲の教えを強調しました。
- (補足): อาจารย์ (a jan) は「先生、師」。เน้นย้ำ (nen yam) は「強調する」。ถึง (teung) は「〜について」。เรื่อง (rueang) は「〜の事柄、〜について」。ความเมตตา (kwam met ta) は「慈悲、優しさ」。
関連語・派生語
- หลักการ (lak kan): 原則、主義。より広範な意味で使われ、必ずしも宗教的・思想的な教義に限定されません。
- ความเชื่อ (kwam chuea): 信念、信仰。個人的な信じる心や考え。
- อุดมการณ์ (u-dom-kan): 理想、イデオロギー。特定の目標や価値観に基づく体系的な思想。
- ลัทธิ (lat thi): 宗派、教派、主義。やや否定的な意味合いで「カルト」のように使われることもありますが、中立的に「〜主義」を表すこともあります。
よく使われる組み合わせ(コロケーション)
- หลักคำสอนทางศาสนา (lak kam son tang sat sa na): 宗教的教義
- หลักคำสอนทางการเมือง (lak kam son tang kan mueang): 政治的教義/主義
- ยึดมั่นในหลักคำสอน (yuet man nai lak kam son): 教義/主義を固く守る、堅持する
- เผยแพร่หลักคำสอน (phoei phrae lak kam son): 教義/主義を広める、普及させる
- เรียนรู้หลักคำสอน (rian ru lak kam son): 教義/主義を学ぶ
学習のヒントと注意点
- 連想法(ニーモニック): 「หลัก (lak)」は「柱、中心」を意味し、「คำสอน (kam son)」は「教え」なので、「教えの柱」や「中心となる教え」と覚えると、教義のニュアンスが掴みやすいでしょう。
- 発音と声調の注意点:
- 「หลัก (lak)」の「ล (l)」の音: 舌先を上前歯の付け根に軽く当てて発音する「L」の音です。日本語の「ラ行」とは異なり、舌を強く巻いたり弾いたりしないように注意してください。
- 「หลัก (lak)」の末子音「ก (k)」: これは無破裂音で、日本語の「ッ」に近い音です。口の形は「k」の準備をするものの、実際には息を破裂させずに喉の奥で音を止めるように発音します。
- 声調: 「หลัก (lak)」は低声、「คำ (kam)」と「สอน (son)」は中声です。タイ語の声調は意味を区別する上で非常に重要なので、各音節の声調を正確にマスターすることが不可欠です。平坦な発音にならないように注意しましょう。
- 日本語話者が間違いやすい点:
- 「หลัก (lak)」の「ล」と「ร (r)」の混同: タイ語の「ล」と「ร」は全く異なる音です。意識して区別して発音するように練習しましょう。
- 末子音の破裂: 「หลัก」の最後の「ก」の音を「ラック」と発音してしまわないように、無破裂音であることを意識してください。
- 声調の曖昧さ: 特に「คำ」や「สอน」の中声は、日本語の平坦な音に聞こえがちですが、タイ語の中声には独特の安定したトーンがあります。音声を聞いて、その音程を正確に再現する練習を繰り返しましょう。
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