【タイ語単語学習】
診断する – วินิจฉัย
目標単語
- タイ語: วินิจฉัย
- 日本語: 診断する
- 英語: diagnose
基本情報
- 品詞: 動詞
- 発音(カタカナ近似): ウィニッチャイ
- 発音記号(学習者向け): wí-nít-chăi
- 声調: 高声 → 高声 → 上昇声
- 【必須】正確な音声: [音声を聞く – ※ここに実際の音声リンクが入ります]
単語の解説
この単語「วินิจฉัย (wí-nít-chăi)」は、主に医療、科学、法律などの専門的・フォーマルな文脈で「診断する」「分析する」「判断を下す」といった意味で使われます。単に「調べる」や「検査する」というよりも、より深く原因や状況を分析し、結論や特定の状態を特定するというニュアンスが含まれます。 この単語はパーリ語・サンスクリット語由来で、「วินิจ (wí-nít)」が「分析する、調べる」、「ฉัย (chăi)」が「決定する、判断する」といった意味の要素を持つとされています。
豊富な例文
- タイ語: หมอวินิจฉัยโรค
- 発音(学習者向け): mɔ̌ɔ wí-nít-chăi rôok
- 声調: 上昇声 → 高声 → 高声 → 上昇声 → 落下声
- 日本語: 医者が病気を診断する。
- (補足): 「หมอ (mɔ̌ɔ)」は「医者」、「โรค (rôok)」は「病気」を意味します。
- タイ語: การวินิจฉัยสาเหตุของปัญหา
- 発音(学習者向け): gaan wí-nít-chăi sǎa-hèet kɔ̌ɔng pan-hǎa
- 声調: 中声 → 高声 → 高声 → 上昇声 → 上昇声 → 低声 → 上昇声 → 上昇声
- 日本語: 問題の原因を診断(特定)すること。
- (補足): 「การ (gaan)」は動詞を名詞化する接頭辞です。「สาเหตุ (sǎa-hèet)」は「原因」、「ปัญหา (pan-hǎa)」は「問題」です。
- タイ語: แพทย์วินิจฉัยว่าเธอเป็นโรคหัวใจ
- 発音(学習者向け): pâet wí-nít-chăi wâa tʰəə bpen rôok hǔa-jai
- 声調: 落下声 → 高声 → 高声 → 上昇声 → 落下声 → 中声 → 中声 → 落下声 → 上昇声 → 上昇声
- 日本語: 医師は彼女が心臓病だと診断した。
- (補足): 「แพทย์ (pâet)」は「医者(よりフォーマルな表現)」。「ว่า (wâa)」は「~と(言う/診断する)」という意味。「โรคหัวใจ (rôok hǔa-jai)」は「心臓病」です。
- タイ語: การวินิจฉัยโรคแต่เนิ่นๆ สำคัญมาก
- 発音(学習者向け): gaan wí-nít-chăi rôok dtàae nɤ̂n-nɤ̂n sǎm-kan mâak
- 声調: 中声 → 高声 → 高声 → 上昇声 → 落下声 → 低声 → 落下声 → 落下声 → 上昇声 → 中声 → 落下声
- 日本語: 病気の早期診断は非常に重要です。
- (補足): 「แต่เนิ่นๆ (dtàae nɤ̂n-nɤ̂n)」は「早くから、早い時期に」という意味。「สำคัญ (sǎm-kan)」は「重要だ」、「มาก (mâak)」は「非常に」です。
- タイ語: ผลการวินิจฉัยออกมาแล้ว
- 発音(学習者向け): pǒn gaan wí-nít-chăi ɔ̀ɔk maa lɛ́ɛo
- 声調: 上昇声 → 中声 → 高声 → 高声 → 上昇声 → 低声 → 中声 → 高声
- 日本語: 診断結果が出ました。
- (補足): 「ผล (pǒn)」は「結果」。「ออกมา (ɔ̀ɔk maa)」は「出てくる」という意味です。
関連語・派生語
- ตรวจ (dtrùat): 検査する、調べる(「診断する」よりも一般的な「チェックする」に近い意味合い)
- ตรวจโรค (dtrùat rôok): 病気を検査する(病院で「診てもらう」といった日常的な状況で使われることが多い)
- การวินิจฉัย (gaan wí-nít-chăi): 診断(名詞形。「วินิจฉัย」に「การ」を付けて動詞を名詞化)
よく使われる組み合わせ(コロケーション)
- วินิจฉัยโรค (wí-nít-chăi rôok): 病気を診断する
- วินิจฉัยอาการ (wí-nít-chăi aa-gaan): 症状を診断する
- วินิจฉัยปัญหา (wí-nít-chăi pan-hǎa): 問題を診断する、問題を分析する
- วินิจฉัยสาเหตุ (wí-nít-chăi sǎa-hèet): 原因を診断する、原因を究明する
学習のヒントと注意点
- ニーモニック: 「ウィー!ニッチャイ!」と、医師が精密な器具で病気を「診断」している様子を想像してみましょう。
- 発音・声調の注意点:
- 「วินิจฉัย」は3つの音節から成り立っています。「wí-nít-chăi」と、それぞれの声調(高声→高声→上昇声)を意識して発音することが重要です。特に最後の「ฉัย (chăi)」は日本語の「チャイ」とは異なり、息を多く吐き出す「ฉ」の音と、上昇声の組み合わせが特徴です。
- 「ฉ (chɔ̌ɔ chǔng)」の子音は、日本語の「チャ」よりも口を大きく開け、息を強く出すように意識するとタイ語らしい音に近づきます。
- 使い方のポイント:
- この単語は専門的でフォーマルな場面で使われることが多いです。日常会話で「病院で診てもらう」といった一般的な状況では「ไปหาหมอ (bpai hǎa mɔ̌ɔ)」(医者に会いに行く)や「ตรวจ (dtrùat)」(検査する)を使う方が自然です。
- 病気だけでなく、状況や問題の原因を深く分析・特定する、という意味合いでも使われます。
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