【タイ語単語学習】
を定義する, を明確にする – นิยาม
目標単語
- タイ語: นิยาม
- 日本語: 定義する, を明確にする
- 英語: to define, to clarify
基本情報
- 品詞: 動詞(名詞としても使われます)
- 発音(カタカナ近似): ニヤーム
- 発音記号(学習者向け): ní-yaam
- 声調: 高声 → 中声
- 【必須】正確な音声: [音声を聞く – ※ここに実際の音声リンクが入ります]
単語の解説
「นิยาม (ní-yaam)」は、ある用語、概念、または物事の意味や範囲を「定義する」「規定する」「はっきりさせる」という意味で使われる動詞です。主に学術的、専門的、または公式な文脈で、明確な境界や意味を定める際に用いられます。 また、この単語は名詞として「定義」という意味でも使われます(例: คำนิยาม [kam ní-yaam] – 定義)。 語源はサンスクリット語の「niyama」で、「規定」「法則」といった意味を持ちます。
豊富な例文
- タイ語: คุณช่วยนิยามคำนี้ให้หน่อยได้ไหม
- 発音(学習者向け): kun chûai ní-yaam kam níi hâi nòi dâi mái
- 声調: 中声 → 下降声 → 高声 → 高声 → 下降声 → 下降声 → 高声 → 高声
- 日本語: この単語を定義してもらえますか?
- (補足): 「คุณช่วย…ให้หน่อยได้ไหม (kun chûai … hâi nòi dâi mái)」は「〜してもらえますか?」という丁寧な依頼の表現です。
- タイ語: เขานิยามความสุขของเขาไว้ว่าเรียบง่าย
- 発音(学習者向け): kǎo ní-yaam kwaam-sùk kǒng kǎo wái wâa rîap-ngâai
- 声調: 上昇声 → 高声 → 中声 → 中声 → 低声 → 上昇声 → 高声 → 下降声 → 下降声 → 下降声
- 日本語: 彼は自分の幸福をシンプルだと定義した。
- (補足): 「ความสุข (kwaam-sùk)」は「幸福」。「ไว้ว่า (wái wâa)」は「〜と定義する/定める」というように、そのように置いておく/規定するというニュアンスを加えます。
- タイ語: เราต้องนิยามขอบเขตของโครงการนี้ให้ชัดเจน
- 発音(学習者向け): rao dtông ní-yaam kòp-kèet kǒng kroong-kaan níi hâi chát-jeen
- 声調: 中声 → 下降声 → 高声 → 中声 → 低声 → 上昇声 → 中声 → 高声 → 下降声 → 中声
- 日本語: 私たちはこのプロジェクトの範囲を明確に定義しなければならない。
- (補足): 「ขอบเขต (kòp-kèet)」は「範囲、境界」。「โครงการ (kroong-kaan)」は「プロジェクト」。
関連語・派生語
- คำนิยาม (kam ní-yaam): 定義(名詞)
- 「คำ (kam)」は「単語、言葉」を意味し、「言葉の定義」という意味になります。
- กำหนด (gam-nòt): 定める、規定する、指定する
- 「นิยาม」よりも広範な意味で、ルールや日時、目標などを設定する際に使われます。
- อธิบาย (a-ti-baai): 説明する、解説する
- 「นิยาม」が「意味を規定する」のに近い一方、「อธิบาย」は「意味を詳しく述べる」というニュアンスです。
- ชี้แจง (chii-jaeng): 明確にする、説明する(特に誤解を解くような場合)
- 不確かさや誤解を取り除くために、事実や状況をはっきりと述べる際に使われます。
よく使われる組み合わせ(コロケーション)
- นิยาม ศัพท์ (ní-yaam sàp): 用語を定義する
- นิยาม ความหมาย (ní-yaam kwaam-mǎai): 意味を定義する
- นิยาม แนวคิด (ní-yaam naaeo-kít): 概念を定義する
- นิยาม ตัวเอง (ní-yaam dtua-eeng): 自分自身を定義する
学習のヒントと注意点
- 連想法(ニーモニック): 「ニヤーム」という響きが、何かを「ニア(近く)に寄せてアーム(腕)で囲み、はっきりさせる」とイメージすると、「定義する」につながるかもしれません。
- 発音と声調のポイント:
- 「นิ (ní)」は高声です。日本語の「ニ」よりやや高く、少し喉を締めるような感覚で発音します。息を強く出すと良いでしょう。
- 「ยาม (yaam)」は中声です。日本語の「ヤーム」に近いですが、平坦な音程を保ちます。母音の「-aam」は口を大きく開けて、しっかり長く発音するのがポイントです。
- 日本語話者が間違いやすい点:
- 高声の発音: 日本語にはない声調のため、「ニ」が高く平坦になりがちですが、タイ語の高声は「声帯が締まり高くなる」特徴があります。練習が必要です。
- 母音の長さ: 「ยาม (yaam)」の母音「-aam」は長母音なので、日本語の感覚よりもしっかりと長く発音しないと、別の単語に聞こえてしまう可能性があります。
- ニュアンスの使い分け: 「定義する」という意味では「นิยาม」が適切ですが、「説明する」というより一般的な状況では「อธิบาย (a-ti-baai)」や「ชี้แจง (chii-jaeng)」を使う方が自然な場合が多いです。文脈に応じて使い分けましょう。
コメント