【タイ語単語学習】
core : 核心;芯 – แก่น
目標単語
- タイ語: แก่น
- 日本語: 核心、芯、核、エッセンス、要点
- 英語: core, kernel, gist, essence, pith
基本情報
- 品詞: 名詞
- 発音(カタカナ近似): ゲェン
- 発音記号(学習者向け): gàen
- 声調: 低声
- 【必須】正確な音声: [音声を聞く – ※ここに実際の音声リンクが入ります]
単語の解説
「แก่น (gàen)」は、物事の「芯」や「核」を表すタイ語の単語です。物理的な対象、例えば木の「芯」や果物の「核」を指すこともあれば、抽象的な概念、例えば話や議論の「核心」「要点」「エッセンス」といった意味でも広く使われます。最も重要で本質的な部分、実体といったニュアンスを含みます。
豊富な例文
- タイ語: แก่นไม้ส่วนใหญ่แข็งแรงมาก
- 発音(学習者向け): gàen mái sùan yài kɛ̌ng rɛɛng mâak
- 声調: 低声 → 高声 → 低声 → 中声 → 低声 → 高声
- 日本語: 木の芯の部分は非常に丈夫です。
- (補足): 「แก่นไม้ (gàen mái)」で「木の芯」を意味します。「ส่วนใหญ่ (sùan yài)」は「大部分」、「แข็งแรง (kɛ̌ng rɛɛng)」は「丈夫な、強い」です。
- タイ語: คุณเข้าใจแก่นของเรื่องนี้หรือยัง
- 発音(学習者向け): kun kâo jai gàen kɔ̌ɔng rʉ̂ang níi rʉ̌ʉ yang
- 声調: 中声 → 上昇声 → 中声 → 低声 → 上昇声 → 下降声 → 高声 → 上昇声 → 中声
- 日本語: あなたはこの話の核心を理解しましたか?
- (補足): 「แก่นของเรื่อง (gàen kɔ̌ɔng rʉ̂ang)」で「話の核心」「物語の要点」となります。「เข้าใจ (kâo jai)」は「理解する」、「หรือยัง (rʉ̌ʉ yang)」は「~しましたか(まだですか)」と尋ねる際に使われます。
- タイ語: เขาพูดได้ตรงแก่นของปัญหาเลย
- 発音(学習者向け): káo pûut dâi dtrong gàen kɔ̌ɔng pan hǎa loei
- 声調: 上昇声 → 下降声 → 下降声 → 中声 → 低声 → 上昇声 → 中声 → 上昇声 → 中声
- 日本語: 彼はまさに問題の核心を突く発言をしました。
- (補足): 「ตรงแก่น (dtrong gàen)」は「核心を突く」「的を射る」といった意味合いで使われます。「ปัญหา (pan hǎa)」は「問題」です。
- タイ語: การฝึกสมาธิคือแก่นสำคัญของพุทธศาสนา
- 発音(学習者向け): gaan fʉ̀k sà-mâa-tí kʉʉ gàen sǎm-kan kɔ̌ɔng pút-tá-sàat-sà-nǎa
- 声調: 中声 → 下降声 → 下降声 → 中声 → 下降声 → 中声 → 低声 → 上昇声 → 上昇声 → 低声 → 低声 → 下降声 → 中声 → 上昇声
- 日本語: 瞑想の実践は仏教の重要な核心です。
- (補足): 「การฝึกสมาธิ (gaan fʉ̀k sà-mâa-tí)」は「瞑想の実践」、「แก่นสำคัญ (gàen sǎm-kan)」は「重要な核心」。「พุทธศาสนา (pút-tá-sàat-sà-nǎa)」は「仏教」です。
関連語・派生語
- แก่นสาร (gàen sǎan): 真髄、核心、要点、実質。抽象的な意味で「核心」をより強調する際に使われます。「มีแก่นสาร (mii gàen sǎan)」で「実質がある」といった意味になります。
- ใจกลาง (jai glaang): 中心、真ん中。物理的な中心点(例: 都市の中心)を指すことが多いですが、比喩的に「核心」を意味することもあります。
- หัวใจ (hǔa jai): 心臓、中心、最も重要な部分。生物学的な心臓の他、比喩的に「組織の心臓部」「最も重要な部分」「核心」といった意味で使われます。
- แกน (gaen): 軸、シャフト、芯。より技術的・機械的な「軸」や「芯」(例: 車輪の軸、地球の地軸)を指す場合によく使われます。
よく使われる組み合わせ(コロケーション)
- แก่นของเรื่อง (gàen kɔ̌ɔng rʉ̂ang): 物語の核心、話の要点
- แก่นสาร (gàen sǎan): 核心、真髄、実質
- แก่นแท้ (gàen tɛ́ɛ): 本質、真の核心 (「แท้ (tɛ́ɛ)」は「真の、本物の」を意味します)
- แก่นไม้ (gàen mái): 木の芯
- ตรงแก่น (dtrong gàen): 核心を突く、的を射る
学習のヒントと注意点
- 覚え方: 「แก่น (gàen)」は、音は少し違いますが、日本語の「核(かく)」と「芯」のイメージが近いです。カタカナ発音「ゲェン」の「ゲ」の部分が、何かの「源」や「根本」といったイメージと結びつけて覚えるのも良いかもしれません。
- 発音・声調: 「แก่น (gàen)」は低声です。日本語の「ゲェン」と平坦に発音するのではなく、喉の奥から低いトーンで発音を開始し、そのまま低いトーンを保つように意識してください。喉元で音を沈めるイメージです。
- 日本語話者が間違いやすい点:
- 声調の無視: 日本語には声調がないため、平坦に発音しがちですが、低声の「แก่น」は特に意識して低いトーンで発音しないと、別の単語や不明瞭な発音に聞こえる可能性があります。
- 「ン」の音: 最後の「น (n)」は、日本語の「ん」のように口を完全に閉じて鼻に抜ける音ではなく、舌先を上顎につけず、喉の奥で軽く終わらせるような音です。日本語の「ガン」の「ン」に近い音ですが、より軽く、口を少し開けたまま終わらせる感覚です。
- 使い分け: 「แก่น」は「本質」「エッセンス」といったニュアンスが強く、抽象的な「核心」に使うことが多いです。物理的な軸や芯には「แกน (gaen)」が、より「中心」という場所を示す場合は「ใจกลาง (jai glaang)」や「หัวใจ (hǔa jai)」が使われることもありますので、文脈に応じて使い分けを学ぶことが重要です。
コメント