【タイ語単語学習】
論争 – ข้อโต้แย้ง
目標単語
- タイ語: ข้อโต้แย้ง
- 日本語: 論争
- 英語: Controversy
基本情報
- 品詞: 名詞
- 発音(カタカナ近似): コォー トー ヤーン(グ)
- 発音記号(学習者向け): khɔ̂ɔ tôo yɛ́ɛng
- 声調: 高声 → 低声 → 上昇声
- 【必須】正確な音声: [音声を聞く – ※ここに実際の音声リンクが入ります]
単語の解説
ข้อโต้แย้ง (khɔ̂ɔ tôo yɛ́ɛng) は「論争」「異議」「反論」といった意味を持つ名詞です。
この単語は二つの要素から成り立っています。 * ข้อ (khɔ̂ɔ): 「点」「項目」「条項」といった意味を持ち、議論の対象となる具体的な「事柄」や「問題点」を指します。 * โต้แย้ง (tôo yɛ́ɛng): 「反論する」「異議を唱える」「議論する」という動詞です。
この二つが合わさることで、「議論の点」「争点」、ひいては「意見が対立する状況、論争」を表します。単なる意見の相違だけでなく、活発な議論や議論の余地がある問題、公の場での論争など、比較的フォーマルな文脈や、議論の対象となる具体的な「問題点」を指す際によく使われます。
豊富な例文
- タイ語: มีข้อโต้แย้งมากมายเกี่ยวกับโครงการใหม่นี้
- 発音(学習者向け): mii khɔ̂ɔ tôo yɛ́ɛng mâak maai gìao gàp kroong gaan mài níi
- 声調: 中声 → 高声 → 低声 → 上昇声 → 低声 → 中声 → 低声 → 中声 → 中声 → 低声 → 高声
- 日本語: この新しいプロジェクトについては多くの論争があります。
- (補足): 「มากมาย (mâak maai)」は「多くの」、「เกี่ยวกับ (gìao gàp)」は「〜について」、「โครงการ (kroong gaan)」は「プロジェクト」を意味します。
- タイ語: ประเด็นนี้กลายเป็นข้อโต้แย้งสำคัญในการประชุม
- 発音(学習者向け): pra den níi glai bpen khɔ̂ɔ tôo yɛ́ɛng sǎm kan nai gaan pra chum
- 声調: 中声 → 中声 → 高声 → 中声 → 中声 → 高声 → 低声 → 上昇声 → 上昇声 → 中声 → 中声 → 中声
- 日本語: この点は会議での重要な論争となりました。
- (補足): 「ประเด็น (pra den)」は「点」「問題点」、「กลายเป็น (glai bpen)」は「〜になる」、「สำคัญ (sǎm kan)」は「重要な」、「การประชุม (gaan pra chum)」は「会議」です。
- タイ語: เราต้องการแก้ไขข้อโต้แย้งนี้โดยเร็วที่สุด
- 発音(学習者向け): rao tɔ̂ng gaan gɛ̂ɛ kâi khɔ̂ɔ tôo yɛ́ɛng níi dooi reo tîi sùt
- 声調: 中声 → 低声 → 中声 → 低声 → 低声 → 高声 → 低声 → 上昇声 → 高声 → 中声 → 低声 → 低声
- 日本語: 私たちはこの論争をできるだけ早く解決したいです。
- (補足): 「แก้ไข (gɛ̂ɛ kâi)」は「解決する」「修正する」、「โดยเร็วที่สุด (dooi reo tîi sùt)」は「できるだけ早く」という意味です。
- タイ語: ข้อโต้แย้งระหว่างนักการเมืองทำให้ประชาชนสับสน
- 発音(学習者向け): khɔ̂ɔ tôo yɛ́ɛng rá wàang nák gaan myang tam hâi pra chaa chon sàp sǒn
- 声調: 高声 → 低声 → 上昇声 → 高声 → 低声 → 高声 → 中声 → 中声 → 中声 → 低声 → 低声 → 中声 → 上昇声
- 日本語: 政治家間の論争は国民を混乱させています。
- (補足): 「ระหว่าง (rá wàang)」は「〜の間で」、「นักการเมือง (nák gaan myang)」は「政治家」、「ทำให้ (tam hâi)」は「〜させる(結果を引き起こす)」、「ประชาชน (pra chaa chon)」は「国民」「住民」、「สับสน (sàp sǒn)」は「混乱する」です。
- タイ語: มันเป็นเรื่องของข้อโต้แย้งทางความคิด
- 発音(学習者向け): man bpen rʉ̂ang kɔ̌ɔng khɔ̂ɔ tôo yɛ́ɛng taang khwaam kít
- 声調: 中声 → 中声 → 低声 → 上昇声 → 高声 → 低声 → 上昇声 → 中声 → 中声 → 低声
- 日本語: それは考え方の論争の問題です。
- (補足): 「เรื่องของ (rʉ̂ang kɔ̌ɔng)」は「〜の問題」「〜のこと」、「ทาง (taang)」は「〜の面で」「〜的に」、「ความคิด (khwaam kít)」は「考え方」「思想」を意味します。
関連語・派生語
- โต้แย้ง (tôo yɛ́ɛng): 反論する、異議を唱える(動詞)。「ข้อโต้แย้ง」の語源となる動詞です。
- ความขัดแย้ง (khwaam khàt yɛ́ɛng): 対立、衝突、不和(名詞)。「論争」と似た文脈で使われることもありますが、より広範な「意見の相違」や「争い」を指します。
- พิพาท (pí phâat): 紛争する、争う(動詞)。より公式な、法的な紛争や係争に用いられることが多いです。
- ข้อพิพาท (khɔ̂ɔ pí phâat): 紛争、係争、訴訟問題(名詞)。「ข้อโต้แย้ง」が一般的な論争を指すのに対し、こちらは法的・公式な争点や紛争を指すニュアンスが強いです。
よく使われる組み合わせ(コロケーション)
- มีข้อโต้แย้ง (mii khɔ̂ɔ tôo yɛ́ɛng): 論争がある、異議がある。
- 例: มีข้อโต้แย้งเกี่ยวกับนโยบายนี้ (この政策については論争がある)
- เกิดข้อโต้แย้ง (gə̀ət khɔ̂ɔ tôo yɛ́ɛng): 論争が生じる、発生する。
- 例: เกิดข้อโต้แย้งอย่างรุนแรง (激しい論争が生じた)
- แก้ไขข้อโต้แย้ง (gɛ̂ɛ kâi khɔ̂ɔ tôo yɛ́ɛng): 論争を解決する。
- ประเด็นข้อโต้แย้ง (pra den khɔ̂ɔ tôo yɛ́ɛng): 論争点、争点。
- ข้อโต้แย้งทางกฎหมาย (khɔ̂ɔ tôo yɛ́ɛng taang gòt mǎai): 法律上の論争。
学習のヒントと注意点
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ニーモニック(連想法): 「ข้อ (khɔ̂ɔ)」は「項目」や「点」。「โต้แย้ง (tôo yɛ́ɛng)」は「反論する」と覚える。「論争の点、反論の点」で「論争」と繋がると覚えましょう。
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発音と声調のポイント:
- ข้อ (khɔ̂ɔ): 高声です。高いところから平らに発音します。口を少し丸めて「コー」と発音する練習をしてください。
- โต้ (tôo): 低声です。低いところからさらに下に下げるように発音します。日本語の「トー」とは異なり、低い位置で発音を始める意識が重要です。
- แย้ง (yɛ́ɛng): 上昇声です。低いところから高く持ち上げるように発音します。最後の
ง (ng)
は鼻にかかる音で、日本語の「アン」の「ン」のように舌の奥を上あごに付けて発音し、そのまま「グ」と言い切らないで音を止めるか、鼻に抜けるようにします。この鼻音は日本語にはない音なので、特に注意して練習が必要です。
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日本語話者が間違いやすい点:
- 声調の区別: 高声、低声、上昇声と3種類の声調が連続するため、それぞれの声調を正確に区別して発音することが非常に重要です。特に「แย้ง」の上昇声と鼻音は難関です。
- 発音の長さ:
ɔ̂ɔ
(ข้อ) とôo
(โต้) はそれぞれ長母音です。短く発音しないように注意しましょう。 ง (ng)
の音: 「แย้ง」の最後のng
音は、日本語の「ン」とは異なり、口を閉じるのではなく、舌の奥を上あごにつけて鼻から音を抜くように発音します。これを正しく発音できないと、別の単語に聞こえてしまう可能性があります。正確な発音は音声で確認し、口の形や舌の位置を意識して練習しましょう。
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