【タイ語単語学習】
相談する – ปรึกษา
目標単語
- タイ語: ปรึกษา
- 日本語: 相談する
- 英語: consult, discuss, advise
基本情報
- 品詞: 動詞
- 発音(カタカナ近似): プルックサー
- 発音記号(学習者向け): bprùek-sǎa
- 声調: 低声 → 上昇声
- 【必須】正確な音声: [音声を聞く – ※ここに実際の音声リンクが入ります]
単語の解説
「ปรึกษา (bprùek-sǎa)」は、「相談する」「話し合う」「意見を求める」といった意味を持つ動詞です。誰かにアドバイスを求めたり、困っていることや疑問について話し合ったりする際に使われます。 この単語は、サンスクリット語の「prcchā」またはパーリ語の「pucchā」に由来すると言われており、古くから使われている言葉です。主に、何かを決める前に、知識や経験のある人、信頼できる友人や家族に意見を求める状況で頻繁に用いられます。
豊富な例文
- タイ語: ฉันจะไปปรึกษาแพทย์เรื่องอาการป่วย。
- 発音(学習者向け): Chǎn jà bpai bprùek-sǎa phâet reûang aa-gaan bpùai.
- 声調: 中声 → 低声 → 中声 → 低声 → 上昇声 → 高声 → 低声 → 中声 → 中声 → 低声
- 日本語: 私は病気の症状について医者に相談しに行くつもりです。
- (補足): 「แพทย์ (phâet)」は「医者」、「อาการป่วย (aa-gaan bpùai)」は「病気の症状」という意味です。
- タイ語: เธอชอบปรึกษาเพื่อนสนิททุกเรื่อง。
- 発音(学習者向け): Thoe chɔ̂ɔp bprùek-sǎa pheûan sà-nìt thúk reûang.
- 声調: 中声 → 終声 → 低声 → 上昇声 → 終声 → 低声 → 高声 → 終声
- 日本語: 彼女は何でも親友に相談するのが好きです。
- (補足): 「เพื่อนสนิท (pheûan sà-nìt)」は「親友」、「ทุกเรื่อง (thúk reûang)」は「何でも、すべてのこと」という意味です。
- タイ語: ถ้ามีปัญหาอะไร มาปรึกษาฉันได้เลยนะ。
- 発音(学習者向け): Thâa mii bpan-hǎa a-rai, maa bprùek-sǎa chǎn dâai loei ná.
- 声調: 上昇声 → 中声 → 上昇声 → 中声 → 中声 → 中声 → 低声 → 上昇声 → 上昇声 → 中声 → 上昇声
- 日本語: 何か問題があったら、私に相談していいよ。
- (補足): 「ถ้า… (thâa…)」は「もし〜なら」、「ปัญหา (bpan-hǎa)」は「問題」、「ได้เลย (dâai loei)」は「〜できるよ、〜していいよ」という許可や勧誘の表現です。
- タイ語: พวกเขาปรึกษาหารือกันอย่างจริงจังเกี่ยวกับการลงทุนครั้งนี้。
- 発音(学習者向け): Phûak-kháo bprùek-sǎa hǎa-reuu kan yàang jing-jang gìao-kàp gaan lon-thun khráng níi.
- 声調: 高声 → 高声 → 低声 → 上昇声 → 上昇声 → 中声 → 中声 → 低声 → 低声 → 低声 → 低声 → 中声 → 高声 → 高声
- 日本語: 彼らはこの投資について真剣に協議しました。
- (補足): 「ปรึกษาหารือ (bprùek-sǎa hǎa-reuu)」は「協議する、話し合う」というよりフォーマルな複合動詞です。「อย่างจริงจัง (yàang jing-jang)」は「真剣に、本格的に」という副詞句です。
- タイ語: ก่อนตัดสินใจใหญ่ๆ ควรปรึกษาผู้มีประสบการณ์。
- 発音(学習者向け): Kɔ̀ɔn dtàt-sǐn-jai yài-yài, khuan bprùek-sǎa phûu mii bprà-sòp-gaan.
- 声調: 低声 → 低声 → 上昇声 → 低声 → 低声 → 低声 → 上昇声 → 中声 → 中声 → 低声 → 低声 → 中声 → 低声
- 日本語: 大きな決断をする前に、経験者に相談すべきです。
- (補足): 「ก่อน (kɔ̀ɔn)」は「〜の前に」、「ตัดสินใจ (dtàt-sǐn-jai)」は「決断する」、「ผู้มีประสบการณ์ (phûu mii bprà-sòp-gaan)」は「経験のある人」という意味です。
関連語・派生語
- หารือ (hǎa-reuu): 協議する、話し合う。ปรึกษาよりもフォーマルなニュアンスがあり、会議や公の場で意見を交わす際によく使われます。
- คำปรึกษา (kham bprùek-sǎa): 助言、アドバイス。名詞形で、「意見」や「忠告」を意味します。
- ที่ปรึกษา (thîi bprùek-sǎa): 顧問、アドバイザー。専門的な助言を与える立場の人を指します。
よく使われる組み合わせ(コロケーション)
- ปรึกษาแพทย์ (bprùek-sǎa phâet): 医者に相談する
- ปรึกษาเพื่อน (bprùek-sǎa pheûan): 友達に相談する
- ปรึกษาหารือ (bprùek-sǎa hǎa-reuu): 協議する、話し合う(複合動詞でよりフォーマル)
- ปรึกษาผู้เชี่ยวชาญ (bprùek-sǎa phûu-chîao-chaan): 専門家に相談する
- ปรึกษากับ (bprùek-sǎa kàp)…: 〜と相談する(「กับ (kàp)」は「〜と」という前置詞)
学習のヒントと注意点
- 発音の難しさ: 「ปรึกษา (bprùek-sǎa)」の「ปรึก (bprùek)」の部分は、タイ語特有の複合子音
ปร (bpr)
と、日本語にはない短母音_ึ_ (ue)
を含んでいます。bpr
は「プr」のように舌を巻くのではなく、英語の「b」に近い無気音の「プ」に続いて舌先を軽く震わせるような音を意識しましょう。ue
は口を少しすぼめて「ウ」と「イ」の中間のような音です。カタカナ近似はあくまで参考とし、必ず音声で正確な音を確認・模倣するように練習してください。 - 声調: 「ปรึก (bprùek)」は「低声」、「ษา (sǎa)」は「上昇声」です。この「低声 → 上昇声」の組み合わせは、タイ語の単語によく見られます。最初は個別の音節の声調を意識し、徐々に単語全体のリズムとして習得していくと良いでしょう。
- 日本人学習者が間違いやすい点:
- 子音の発音: 「ปร (bpr)」を日本語の「プル」と発音してしまうと、タイ人には異なる単語に聞こえる可能性があります。無気音と軽微なR音を意識しましょう。
- 母音の発音: 「ึ (ue)」の母音を日本語の「ウ」や「イ」で代用しないように注意が必要です。口の形や舌の位置を意識して練習しましょう。
- 声調の混同: 日本語に声調がないため、タイ語の声調を平坦に発音したり、間違った声調で発音したりしがちです。声調が違うと意味が変わることもあるため、正確な声調を意識して反復練習することが重要です。
この単語は日常会話で非常に役立つため、発音と声調をしっかり習得し、様々な例文で練習することをおすすめします。
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