【タイ語単語学習】
connect : をつなぐ,を関連づける – เชื่อม
目標単語
- タイ語: เชื่อม
- 日本語: つなぐ、接続する、連結する、関連づける
- 英語: connect, link, join, attach
基本情報
- 品詞: 動詞
- 発音(カタカナ近似): チュアム
- 発音記号(学習者向け): chʉ̂am
- 声調: 下降声
- 【必須】正確な音声: [音声を聞く – ※ここに実際の音声リンクが入ります]
単語の解説
เชื่อม
(chʉ̂am) は「つなぐ」「接続する」「連結する」といった意味を持つ動詞です。物理的なものを繋ぎ合わせる(例: ケーブルを繋ぐ、溶接する)場合から、情報や概念、人間関係などを関連づける、リンクさせるという抽象的な意味まで幅広く使われます。
この単語一つで「接続する」「リンクする」「溶接する」など、様々な「繋ぐ」行為を表現できるため、非常に汎用性が高いです。特に「connect」という英語のニュアンスに非常に近い使い方ができます。
豊富な例文
- タイ語: กรุณาเชื่อมสายเคเบิลเข้ากับโทรทัศน์
- 発音(学習者向け): grù-nā chʉ̂am sǎai kē-bœ̄n kâw gàp too-rá-tát
- 声調: 低声 → 下降声 → 上昇声 → 中声 → 下降声 → 下降声 → 低声 → 中声
- 日本語: テレビにケーブルを接続してください。
- (補足):
สายเคเบิล
(sǎai kē-bœ̄n) は「ケーブル線」、เข้ากับ
(kâw gàp) は「〜と接続する」という意味で、物理的な接続によく使われます。
- タイ語: ฉันเชื่อมต่ออินเทอร์เน็ตไม่ได้
- 発音(学習者向け): chǎn chʉ̂am tɔ̀ɔ in-tə̄-nèt mâi dâi
- 声調: 上昇声 → 下降声 → 低声 → 中声 → 中声 → 下降声 → 下降声
- 日本語: インターネットに接続できません。
- (補足):
เชื่อมต่อ
(chʉ̂am tɔ̀ɔ) は「接続する」という複合動詞で、เชื่อม
と同じ意味で使われることが多いです。ไม่ได้
(mâi dâi) は「〜できない」という否定の表現です。
- タイ語: ข้อมูลนี้เชื่อมโยงกับข้อมูลอื่น ๆ
- 発音(学習者向け): kɔ̂ɔ-mūun níi chʉ̂am yooŋ gàp kɔ̂ɔ-mūun ə̀ʉn ə̀ʉn
- 声調: 下降声 → 中声 → 上昇声 → 下降声 → 中声 → 低声 → 下降声 → 中声 → 低声
- 日本語: この情報は他の情報と関連しています。
- (補足):
เชื่อมโยง
(chʉ̂am yooŋ) は「連結する」「関連づける」という意味で、特に抽象的な「リンク」や情報間の関連性を指す際によく使われます。ข้อมูล
(kɔ̂ɔ-mūun) は「情報」、อื่น ๆ
(ə̀ʉn ə̀ʉn) は「その他、他の」という意味です。
- タイ語: มิตรภาพของเราเชื่อมกันแน่นแฟ้น
- 発音(学習者向け): mít-trà-pâap kɔ̌ɔng rao chʉ̂am gan nɛ̂n-fɛ́ɛn
- 声調: 中声 → 中声 → 低声 → 上昇声 → 中声 → 下降声 → 中声 → 下降声 → 上昇声
- 日本語: 私たちの友情は固く結ばれています。
- (補足): ここでは「(関係が)繋がっている、結ばれている」という抽象的な意味で使われています。
มิตรภาพ
(mít-trà-pâap) は「友情」、แน่นแฟ้น
(nɛ̂n-fɛ́ɛn) は「密接な、強固な」という意味の形容詞です。
- タイ語: เขาเชื่อมเหล็กสองชิ้นเข้าด้วยกัน
- 発音(学習者向け): káo chʉ̂am lèk sɔ̌ɔng chín kâw dûai gan
- 声調: 上昇声 → 下降声 → 低声 → 上昇声 → 上昇声 → 下降声 → 下降声 → 中声
- **日本語: 彼は2つの鉄片を溶接した。
- (補足):
เชื่อม
には「溶接する」という意味もあります。เหล็ก
(lèk) は「鉄」、สองชิ้น
(sɔ̌ɔng chín) は「2つの破片/個」を意味します。
関連語・派生語
- เชื่อมต่อ (chʉ̂am tɔ̀ɔ): 接続する、連結する。
เชื่อม
と同じ意味で使われることが多い複合動詞ですが、特に物理的な接続で頻繁に用いられます。 - เชื่อมโยง (chʉ̂am yooŋ): 関連づける、リンクさせる。情報や概念など、より抽象的な繋がりや相互関連を指す場合によく使われます。
- การเชื่อม (gaan chʉ̂am): 接続、連結、溶接。(動詞
เชื่อม
の名詞形。「〜すること」を意味する接頭辞การ
が付いた形。) - ผู้เชื่อม (pôo chʉ̂am): 溶接工。(「〜する人」を意味する
ผู้
が付いた派生語。)
よく使われる組み合わせ(コロケーション)
- เชื่อม อินเทอร์เน็ต (chʉ̂am in-tə̄-nèt): インターネットに接続する
- เชื่อม สัญญาณ (chʉ̂am sǎn-yaaŋ): 信号を接続する
- เชื่อม ความสัมพันธ์ (chʉ̂am kwaam sǎm-pan): 関係を繋ぐ、関係を築く
- เชื่อม โลก (chʉ̂am lôok): 世界を繋ぐ(例: 交通網や通信によって世界が繋がる)
学習のヒントと注意点
- 簡単な連想法(ニーモニック): 「
เชื่อม
(チュアム)」という発音を、耳に「チュー」っとケーブルを「つなぐ」イメージと結びつけて覚えるのはどうでしょう。 - 発音と声調のポイント:
- 子音
ช
(ch): 日本語の「チャ」のように強い息を伴わない無気音です。唇を少し丸めるように発音します。 - 母音
เ-ือ
(ʉa): これは日本語にはない独特な音です。舌を高い位置で「ウ」のようにし、口をあまり開けずにそのまま「ア」の音へ滑らかに移行する感覚です。口を横に広げすぎないのがコツです。 - 声調(下降声): 高いところから低いところへ一気に下がるように発音します。日本語の「あーっ!」と驚いた時の「あー」のような感覚に近いですが、より急激に下降するイメージです。正確な声調を出す練習が非常に重要です。
- 子音
- 日本語話者が間違いやすい点:
ช
の発音を「チャー」のように有気音(息を強く出す音)にしてしまいがちです。タイ語のช
は無気音であることを意識しましょう。- 母音
เ-ือ
(ʉa) が「ウア」と日本語的に平板に発音されやすいですが、口の形と舌の位置を意識して独特の音を再現するよう努めましょう。 - 下降声が平坦になったり、上がり調子になったりする間違いが多いです。声調を正確にマスターすることが、タイ語を自然に話す上で不可欠です。
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