chew : かむ;をかみ砕く|タイ語と日本語で覚える日常会話フレーズ【音声付き】

【タイ語単語学習】

** chew : かむ;をかみ砕く – เคี้ยว

目標単語

  • タイ語: เคี้ยว
  • 日本語: 噛む、かみ砕く、咀嚼する
  • 英語: chew, masticate

基本情報

  • 品詞: 動詞
  • 発音(カタカナ近似): キーアオ
  • 発音記号(学習者向け): khíao
  • 声調: 高声
  • 【必須】正確な音声: [音声を聞く – ※ここに実際の音声リンクが入ります]

単語の解説

「เคี้ยว (khiíao)」は、食べ物などを歯で砕いたり、細かくしたりする「噛む」という行為全般を指す最も一般的な動詞です。食事の際に食べ物を咀嚼する動作や、ガムなどを噛む場合にも使われます。時間をかけてゆっくりと噛む、というニュアンスも含まれることがあります。

豊富な例文


  • タイ語: กรุณาเคี้ยวช้าๆ
  • 発音(学習者向け): grà-rú-naa khíao cháa cháa
  • 声調: 低声-中声-高声-高声-高声
  • 日本語: ゆっくり噛んでください。
  • (補足): 「กรุณา (grà-rú-naa)」は「〜してください」(丁寧な依頼)、「ช้าๆ (cháa cháa)」は「ゆっくりと」という意味です。

  • タイ語: เนื้อนี้แข็ง เคี้ยวยาก
  • 発音(学習者向け): nʉ́a níi kɛ̌ng khíao yâak
  • 声調: 高声-高声-低声-高声-下降声
  • 日本語: この肉は硬くて噛みにくい。
  • (補足): 「เนื้อ (nʉ́a)」は「肉」、「แข็ง (kɛ̌ng)」は「硬い」、「ยาก (yâak)」は「難しい」という意味です。

  • タイ語: เขาเคี้ยวหมากฝรั่งอยู่
  • 発音(学習者向け): khǎo khíao màak fà-ràng yùu
  • 声調: 上昇声-高声-低声-低声-低声-低声
  • 日本語: 彼はガムを噛んでいる。
  • (補足): 「หมากฝรั่ง (màak fà-ràng)」は「ガム」を意味します。「อยู่ (yùu)」は動詞の後に置いて、動作の継続を表します。

  • タイ語: เคี้ยวอาหารให้ละเอียดดีต่อสุขภาพ
  • 発音(学習者向け): khíao aa-hǎan hâi là-ìat dii tɔ̀ɔ sùk-kà-pâap
  • 声調: 高声-中声-上昇声-下降声-中声-中声-低声-低声-下降声
  • 日本語: 食べ物をよく噛むことは健康に良い。
  • (補足): 「อาหาร (aa-hǎan)」は「食べ物」、「ละเอียด (là-ìat)」は「細かい、詳細な」という意味で、ここでは「よく噛む」というニュアンスで使われます。「ดีต่อสุขภาพ (dii tɔ̀ɔ sùk-kà-pâap)」は「健康に良い」という決まった表現です。

関連語・派生語

  • กัด (gàt): 噛む、噛みつく(より強く、食いしばる、または攻撃的に噛むニュアンス)
  • อม (om): 口に含む、含みこむ(噛まずに口に入れる行為)
  • กลืน (glʉʉn): 飲み込む
  • เคี้ยวเอื้อง (khiíao ʉ̂ʉang): 反芻する(牛などが一度食べたものを再び口に戻して噛む行為)

よく使われる組み合わせ(コロケーション)

  • เคี้ยวข้าว (khiíao khâao): ご飯を噛む
  • เคี้ยวหมากฝรั่ง (khiíao màak fà-ràng): ガムを噛む
  • เคี้ยวให้ละเอียด (khiíao hâi là-ìat): 細かく噛む、よく噛む
  • เคี้ยวตุ้ยๆ (khiíao tûi tûi): もぐもぐと噛む(可愛らしい、または少し間の抜けた様子で食べ物を噛む音や様子を表す擬態語)

学習のヒントと注意点

  • 連想法(ニーモニック): 「キーアオ!」と、何かを歯で「キー」と「アオ」っと噛み砕くイメージを連想してみましょう。
  • 発音: 「เคี้ยว」は「K」の子音で始まり、「イアオ」という二重母音「เอีย (ia)」の後に「ว (w)」が続く形です。日本語の「キョウ」や「キャオ」とは異なり、特に母音の「イア」という音の後に、唇を少し丸めるように「ウ」に近い音で止めるのがポイントです。
  • 声調: 高声です。発音の始めから終わりまで高い音を保ちます。日本語の「キーアオ」と発音すると、語尾が下がりがちですが、タイ語では高さを維持するように意識しましょう。
  • 日本語話者が間違いやすい点:
    • 日本語の「キャオ」や「キョウ」と混同しがちですが、タイ語の「เคี้ยว」は独特の母音の響きを持っています。特に「イア」という音を意識して発音練習をしてください。
    • 声調の高さを維持すること。途中で下がってしまうと、別の意味にとられたり、不自然に聞こえたりすることがあります。例えば、「แผล่ว (plɛ̂o)」のような異なる単語に聞こえてしまう可能性もありますので、注意が必要です。

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