capture : をとらえる;をとりこにする|タイ語と日本語で覚える日常会話フレーズ【音声付き】

【タイ語単語学習】

capture : をとらえる;をとりこにする – จับ

目標単語

  • タイ語: จับ
  • 日本語: 捕まえる、つかむ、捕獲する、捉える
  • 英語: to catch, to grasp, to seize, to capture

基本情報

  • 品詞: 動詞
  • 発音(カタカナ近似): チャップ
  • 発音記号(学習者向け): jàp
  • 声調: 下降声
  • 【必須】正確な音声: [音声を聞く - ※ここに実際の音声リンクが入ります]

単語の解説

タイ語の「จับ (jàp)」は、英語の「capture」が持つ「捕まえる」「つかむ」という物理的な行為から、「(写真に)捉える」「(心を)捉える」といった比喩的な意味まで、非常に幅広い用途で使われる動詞です。 「手でつかむ」「何かを捕獲する」が基本的な意味ですが、そこから派生して「(犯罪者を)逮捕する」「(病気に)かかる」「(くじを)引く」「(相手の欠点を)見つける」など、文脈によって多様なニュアンスを持ちます。 「จับ」単体でも使われますが、他の名詞や動詞と組み合わせて新しい意味のフレーズを作ることも多いのが特徴です。

豊富な例文


  • タイ語: ตำรวจจับโจรได้แล้ว
  • 発音(学習者向け): dtam rùuat jàp joon dâi lɛ́ɛo
  • 声調: 中声 → 低声 → 下降声 → 中声 → 下降声 → 高声
  • 日本語: 警察は泥棒を捕まえました。
  • (補足): 物理的に「捕まえる」「逮捕する」という最も直接的な意味での使用例です。

  • タイ語: เขายื่นมือมาให้ฉันจับ
  • 発音(学習者向け): káo yʉ̂ʉn mʉʉ maa hâi chǎn jàp
  • 声調: 高声 → 下降声 → 平声 → 平声 → 下降声 → 上昇声 → 下降声
  • 日本語: 彼は私につかむために手を差し出した。
  • (補足): 「手をつかむ、握る」という日常的な動作を表します。「จับมือ (jàp mʉʉ)」で「握手する」という複合動詞にもなります。

  • タイ語: ช่างภาพจับภาพความงามของธรรมชาติ
  • 発音(学習者向け): châang pâap jàp pâap kwaam ngaam kɔ̌ɔng tam má châat
  • 声調: 下降声 → 下降声 → 下降声 → 下降声 → 平声 → 平声 → 上昇声 → 平声 → 下降声 → 高声
  • 日本語: カメラマンは自然の美しさを捉えました。
  • (補足): 「จับภาพ (jàp pâap)」で「画像を捉える」「写真を撮る」という意味になります。英語の「capture an image」に近いニュアンスです。

  • タイ語: เพลงนี้จับใจฉันมาก
  • 発音(学習者向け): pleeng níi jàp jai chǎn mâak
  • 声調: 平声 → 高声 → 下降声 → 平声 → 上昇声 → 下降声
  • 日本語: この歌は私の心を強く捉えました(とても感動しました)。
  • (補足): 「จับใจ (jàp jai)」は「心を捉える」「感動させる」「心に残る」という意味の表現です。感情的な「capture」のニュアンスを表します。

  • タイ語: คุณจับประเด็นสำคัญได้ดี
  • 発音(学習者向け): kun jàp bprà den sǎm kan dâi dii
  • 声調: 平声 → 下降声 → 下降声 → 平声 → 上昇声 → 平声 → 高声 → 平声
  • 日本語: あなたは重要な点をよく捉えていますね。
  • (補足): 「ประเด็น (bprà den)」は「論点、要点」という意味。「重要な点を捉える」という、理解や把握のニュアンスで使われます。

関連語・派生語

  • จับภาพ (jàp pâap): 写真を撮る、画像をキャプチャする(「ภาพ (pâap)」は「絵、画像、写真」)
  • จับใจ (jàp jai): 心を捉える、感動させる(「ใจ (jai)」は「心」)
  • จับผิด (jàp pìt): 粗探しをする、間違いを見つける(「ผิด (pìt)」は「間違い、誤り」)
  • จับตาดู (jàp dtaa duu): 注視する、目を離さずに見る(「ตา (dtaa)」は「目」、「ดู (duu)」は「見る」)
  • จับต้อง (jàp dtɔ̂ɔng): 触れる、触知する(「ต้อง (dtɔ̂ɔng)」は「触れる」)

よく使われる組み合わせ(コロケーション)

  • จับปลา (jàp bplaa): 魚を捕る(「ปลา (bplaa)」は「魚」)
  • จับมือ (jàp mʉʉ): 手を握る、握手する(「มือ (mʉʉ)」は「手」)
  • จับไข้ (jàp kâi): 熱を出す、病気にかかる(直訳は「熱をつかむ」。「ไข้ (kâi)」は「熱、病気」)
  • จับสลาก (jàp sà làak): くじを引く(「สลาก (sà làak)」は「くじ、籤」)
  • จับเวลา (jàp wee laa): 時間を計る、タイムを計測する(「เวลา (wee laa)」は「時間」)

学習のヒントと注意点

  • 発音と声調: 「จับ (jàp)」の「j」の音は、日本語の「ジャ」に近いですが、より柔らかく、舌先が上あごに軽く触れる破擦音です。末尾の「p」は破裂音で、発音時に息を強く出さない「無気音」である点に注意が必要です。日本語の「プ」のように強い息を出すと、タイ語では異なる音として認識される可能性があります。
  • 声調: 下降声は、高い音から低い音へと下がる声調です。日本語の「アー(高いところから低いところへ落ちる)」に近い感覚ですが、タイ語の声調は意味を区別する重要な要素なので、正確な習得を目指しましょう。
  • 意味の広がり: 「จับ」は非常に多義的な単語です。物理的な「つかむ・捕まえる」から、概念的な「捉える・把握する」まで、文脈によって意味が大きく変わることを意識して学習しましょう。例文をたくさん読んで、どのような状況で使われるかを覚えるのが効果的です。
  • 日本語話者が間違いやすい点: 「チャップ」というカタカナ発音は、末尾の「プ」が無気音であることを反映しにくいです。特に単語の最後に来る子音は、タイ語では日本語のように息を強く出さないものが多いため、「จับ」に限らず意識して練習することが重要です。

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