biography : 伝記|タイ語と日本語で覚える日常会話フレーズ【音声付き】

【タイ語単語学習】

biography : 伝記 – ชีวประวัติ

目標単語

  • タイ語: ชีวประวัติ
  • 日本語: 伝記、自伝(広義)
  • 英語: biography, life story

基本情報

  • 品詞: 名詞
  • 発音(カタカナ近似): チーワプラワット
  • 発音記号(学習者向け): chīwapràwàt
  • 声調: 中声 → 低声 → 低声 → 低声
  • 【必須】正確な音声: [音声を聞く - ※ここに実際の音声リンクが入ります]

単語の解説

「ชีวประวัติ (chīwapràwàt)」は、特定の人物の生涯や業績について書かれた記録、すなわち「伝記」を意味します。この単語は、タイ語の「ชีว (chīwa)」(生命、生物)と「ประวัติ (pràwàt)」(歴史、経歴)という二つの語が組み合わさってできています。直訳すると「生命の歴史」となり、そこから「伝記」という意味が派生しました。主に著名人や歴史上の人物の生涯を詳細に記述した書籍や文章、あるいはそれをもとにした映画などに対して使われます。

豊富な例文


  • タイ語: เขาอ่านชีวประวัติของนักเขียนชื่อดัง
  • 発音(学習者向け): kháw àan chīwapràwàt khɔ̌ɔng nákkʰǐan chʉ̂ʉdang
  • 声調: 高声 → 下降声 → 中声 → 低声 → 低声 → 低声 → 高声 → 下降声 → 高声
  • 日本語: 彼は有名な作家の伝記を読んでいます。
  • (補足): นักเขียน (nákkʰǐan) は「作家」、ชื่อดัง (chʉ̂ʉdang) は「有名な」という意味です。

  • タイ語: หนังสือเล่มนี้เป็นชีวประวัติชีวิตอันผันผวนของเธอ
  • 発音(学習者向け): nǎŋsʉ̌ʉ lêmníi pen chīwapràwàt chīwít an pǎnwǒn khɔ̌ɔng thəə
  • 声調: 上昇声 → 下降声 → 高声 → 中声 → 中声 → 低声 → 低声 → 低声 → 低声 → 中声 → 上昇声 → 高声
  • 日本語: この本は彼女の波乱に満ちた人生の伝記です。
  • (補足): ชีวิต (chīwít) は「人生」、ผันผวน (pǎnwǒn) は「波乱に富んだ」「変動の激しい」という意味です。

  • タイ語: ฉันชอบดูหนังชีวประวัติ
  • 発音(学習者向け): chán chɔ̂ɔp duu nǎŋ chīwapràwàt
  • 声調: 上昇声 → 下降声 → 中声 → 上昇声 → 中声 → 低声 → 低声 → 低声
  • 日本語: 私は伝記映画を見るのが好きです。
  • (補足): หนัง (nǎŋ) は口語で「映画」を意味し、หนังชีวประวัติ (nǎŋ chīwapràwàt) で「伝記映画」となります。

  • タイ語: ชีวประวัติเล่มนั้นมีข้อเท็จจริงทางประวัติศาสตร์มากมาย
  • 発音(学習者向け): chīwapràwàt lêmnán mii khɔ̂ɔthétcìŋ thaaŋ pràwàttìsàat mâakmaai
  • 声調: 中声 → 低声 → 低声 → 低声 → 下降声 → 高声 → 中声 → 下降声 → 低声 → 低声 → 低声 → 下降声 → 下降声
  • 日本語: その伝記には多くの歴史的事実が含まれています。
  • (補足): ข้อเท็จจริง (khɔ̂ɔthétcìŋ) は「事実」、ประวัติศาสตร์ (pràwàttìsàat) は「歴史」という意味です。

  • タイ語: ชีวประวัติของเขาเป็นแรงบันดาลใจให้คนรุ่นใหม่
  • 発音(学習者向け): chīwapràwàt khɔ̌ɔng kháw pen rɛɛŋbandaanjai hâi khon rûnnmài
  • 声調: 中声 → 低声 → 低声 → 低声 → 高声 → 下降声 → 中声 → 中声 → 中声 → 中声 → 下降声 → 中声 → 下降声 → 低声
  • 日本語: 彼の伝記は、若い世代にインスピレーションを与えました。
  • (補足): แรงบันดาลใจ (rɛɛŋbandaanjai) は「インスピレーション、ひらめき」、คนรุ่นใหม่ (khon rûnnmài) は「若い世代」という意味です。

関連語・派生語

  • ประวัติ (pràwàt): 歴史、経歴。より一般的な「歴史」や個人の「経歴」を指します。
  • อัตชีวประวัติ (àttàchīwapràwàt): 自伝。อัตตะ (àttà)は「自己」を意味する接頭辞で、ชีวประวัติに付くことで「自分自身の伝記」というニュアンスになります。
  • ชีวประวัติบุคคลสำคัญ (chīwapràwàt bùkkhol sǎmkhan): 偉人伝。บุคคลสำคัญ (bùkkhol sǎmkhan)は「重要人物、偉人」という意味です。
  • เรื่องราว (rʉ̂aŋraao): 物語、話。より広範な意味で、特定人物の人生の「物語」を指す際にも使われることがあります。

よく使われる組み合わせ(コロケーション)

  • เขียนชีวประวัติ (khǐan chīwapràwàt): 伝記を書く
  • อ่านชีวประวัติ (àan chīwapràwàt): 伝記を読む
  • ดูชีวประวัติ (duu chīwapràwàt): 伝記(映画など)を見る
  • หนังชีวประวัติ (nǎŋ chīwapràwàt): 伝記映画
  • ชีวประวัติของ… (chīwapràwàt khɔ̌ɔng…): 〜の伝記

学習のヒントと注意点

  • 連想法: 「ชีวประวัติ」は「生命 (ชีว) の歴史 (ประวัติ)」と分解して覚えると、意味がより明確になります。日本語の「伝記」と結びつけることで、覚えやすくなります。
  • 発音と声調のポイント:
    • この単語は4音節で構成されており、「チー・ワ・プラ・ワット」と区切って発音練習すると良いでしょう。
    • ชี (chī): 中声で伸ばす音です。日本語の「チー」に近いですが、声調を意識してください。
    • ประ (prà): 短い低声です。「プラ」と聞こえますが、 (r) の音は弱く、ほとんど聞こえないこともあります。日本語話者は「プラ」と発音しがちですが、タイ語ではが合わさったปรの音です。
    • วัติ (wàt): 低声で、最後の (t) は「母音をつけずに閉じる」詰まった音です。日本語の「ワット」のように母音をつけずに、音を「ッ」と止めるように発音することが重要です。
  • 日本語話者が間違いやすい点:
    • 特に最後の「วัติ (wàt)」の部分で、の子音をしっかり閉じずに「ワットゥ」のように母音を付けてしまうことがあります。タイ語の末子音は多くの場合、母音を伴わない閉鎖音ですので、意識して練習しましょう。
    • 声調が各音節で異なるため、それぞれの声調を意識して発音しないと、タイ人には異なる単語に聞こえてしまう可能性があります。特に、ชี は中声、続く วะประวัติ は全て低声である点を意識してください。

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