【タイ語単語学習】
計算;算数 – คณิตศาสตร์
目標単語
- タイ語: คณิตศาสตร์
- 日本語: 数学、算数
- 英語: Mathematics, Arithmetic
基本情報
- 品詞: 名詞
- 発音(カタカナ近似): カニッサート
- 発音記号(学習者向け): kha-nit-saat
- 声調: 中声 → 低声 → 下降声
- 【必須】正確な音声: [音声を聞く – ※ここに実際の音声リンクが入ります]
単語の解説
「คณิตศาสตร์」は、日本語の「数学」や「算数」を意味する言葉です。タイでは、小学校で習う「算数」から、高校や大学で学ぶ高度な「数学」まで、この一語で広範にわたる分野を指します。 もともとはサンスクリット語に由来し、「計算に関する知識」といった意味合いを含んでいます。単に「計算」という行為を指す場合は動詞の「คำนวณ (kham-nuan)」やその名詞形「การคำนวณ (gaan-kham-nuan)」が使われることが多いですが、科目名や学問分野としては「คณิตศาสตร์」が用いられます。
豊富な例文
- タイ語: ลูกชายของฉันชอบวิชาคณิตศาสตร์มาก
- 発音(学習者向け): luuk-chaai khoong chan choop wi-chaa kha-nit-saat maak
- 声調: 下降声-中声 中声 下降声 高声-低声 下降声-低声 下降声
- 日本語: 私の息子は数学(算数)の科目がとても好きです。
- (補足):
วิชา (wi-chaa)
は「科目、学科」という意味です。ชอบ (choop)
は「好き」という動詞。
- タイ語: ฉันไม่เก่งคณิตศาสตร์เลย
- 発音(学習者向け): chan mai keng kha-nit-saat loei
- 声調: 中声 低声 低声-低声 下降声-低声 低声
- 日本語: 私は数学(算数)が全然得意ではありません。
- (補足):
ไม่เก่ง (mai keng)
で「〜が苦手だ」という意味になります。เลย (loei)
は「全然~ない」と強調する際によく使われます。
- タイ語: คุณครูกำลังสอนคณิตศาสตร์ให้เด็กๆ
- 発音(学習者向け): khun-khruu kam-lang soorn kha-nit-saat hai dek-dek
- 声調: 中声-中声 中声-中声 低声-低声 下降声-低声 高声-中声-中声
- 日本語: 先生が子供たちに数学(算数)を教えています。
- (補足):
กำลัง (kam-lang)
は動詞の前に置いて「〜している最中」という進行形を表します。สอน (soorn)
は「教える」です。
- タイ語: การคำนวณทางคณิตศาสตร์เป็นสิ่งสำคัญในชีวิตประจำวัน
- 発音(学習者向け): gaan-kham-nuan thaang kha-nit-saat pen sing sam-khan nai chii-wit pra-jam-wan
- 声調: 中声-中声-中声-下降声-低声 下降声-低声 中声 低声-下降声-中声 下降声 中声-中声-中声-中声
- 日本語: 数学的な計算は日常生活で重要なことです。
- (補足):
การคำนวณ (gaan-kham-nuan)
は「計算」という名詞。ทางคณิตศาสตร์ (thaang kha-nit-saat)
で「数学的な、数学の方面の」というニュアンスになります。
- タイ語: ข้อสอบคณิตศาสตร์วันนี้ยากมาก
- 発音(学習者向け): khoo-soop kha-nit-saat wan-nii yaak maak
- 声調: 高声-下降声-下降声-低声 中声-高声 高声 下降声
- 日本語: 今日の数学(算数)のテストはとても難しかったです。
- (補足):
ข้อสอบ (khoo-soop)
は「試験問題、テスト」を意味します。ยาก (yaak)
は「難しい」という形容詞です。
関連語・派生語
- คณิต (kha-nit): 計算、数学の(単独ではあまり使われず、複合語の一部として使われることが多い)
- วิทยาศาสตร์ (wit-tha-yaa-saat): 科学(「คณิตศาสตร์」と同じく「ศาสตร์」で終わる学問分野)
- คำนวณ (kham-nuan): 計算する(動詞)。「計算」という行為そのものを指す場合によく使われます。
- ตัวเลข (dtuua-leek): 数字、数値。
よく使われる組み合わせ(コロケーション)
- วิชาคณิตศาสตร์ (wi-chaa kha-nit-saat): 数学(算数)の科目
- ครูคณิตศาสตร์ (khruu kha-nit-saat): 数学(算数)の先生
- เก่งคณิตศาสตร์ (keng kha-nit-saat): 数学(算数)が得意だ
- เรียนคณิตศาสตร์ (rian kha-nit-saat): 数学(算数)を学ぶ
- สอบคณิตศาสตร์ (soop kha-nit-saat): 数学(算数)の試験を受ける
学習のヒントと注意点
- 発音の注意点: 「คณิตศาสตร์」は4音節で、
ค (kha)
は無気音(息を強く出さない)、ณิ (nit)
は短母音、ศาสตร์ (saat)
のศ (so)
は有気音ではありません。特に日本語の「カニッサート」と発音する際、「ニッ」の部分で「ッ」と詰まるような感じではなく、スムーズに「ニット」と発音するイメージです。最後のสาด
の部分は、日本語の「サード」よりも口を大きく開け、少しこもったような「アー」の音に続くように意識しましょう。 - 声調の注意点: 「中声 → 低声 → 下降声」という声調パターンです。特に最後の「ศาสตร์」の下降声が重要です。音が上から下に下がるように発音します。
- 意味の広さ: この単語は日本語の「算数」と「数学」の両方をカバーします。文脈によってどちらの意味で使われているかを判断する必要があります。例えば、「小学校でคณิตศาสตร์を学ぶ」と言えば「算数」、「大学でคณิตศาสตร์を専攻する」と言えば「数学」と理解するのが一般的です。
- 「計算」との使い分け: 「計算する」という動詞や、その行為としての「計算」は「คำนวณ (kham-nuan)」や「การคำนวณ (gaan-kham-nuan)」を使うことが多いため、「คณิตศาสตร์」が指すのはあくまで学問分野や科目名であることを意識しましょう。
コメント