【タイ語単語学習】
archive – จดหมายเหตุ
目標単語
- タイ語: จดหมายเหตุ
- 日本語: 記録文書、公文書、年代記、アーカイブ
- 英語: archive, historical record, chronicle, official document
基本情報
- 品詞: 名詞
- 発音(カタカナ近似): ジョッマァイヘーッ
- 発音記号(学習者向け): jòt-măai-hèet
- 声調: 低声 → 上昇声 → 低声
- 【必須】正確な音声: [音声を聞く – ※ここに実際の音声リンクが入ります]
単語の解説
「จดหมายเหตุ (jòt-măai-hèet)」は、主に「歴史的な記録」「公文書」「年代記」といった意味を持つ名詞です。個人の日記や手紙よりも、公的な機関や組織によって保管される重要性の高い記録を指すことが多いです。国王の年代記、政府の公文書、歴史的な出来事の記録などに用いられます。
現代の文脈では、デジタルデータの「アーカイブ」という意味で使われることもありますが、その場合は「คลังข้อมูล (klang kɔ̂ɔ-múun)」や単に「เก็บข้อมูล (gèp kɔ̂ɔ-múun)」など、より一般的な表現が用いられることもあります。
この単語は、「จด (jòt)」(書き留める、記録する)と「หมายเหตุ (măai-hèet)」(注記、記録)が組み合わさってできています。
豊富な例文
- タイ語: เราพบข้อมูลสำคัญในจดหมายเหตุเก่าแก่
- 発音(学習者向け): rao póp kɔ̂ɔ-múun săm-kan nai jòt-măai-hèet kào-kàe
- 声調: 中声 上昇声 低声 上昇声 中声 低声 上昇声 下降声
- 日本語: 私たちは古い記録文書の中に重要な情報を見つけました。
- (補足): “เก่าแก่ (kào-kàe)” は「古い、古来の」という意味で、歴史的な文書や遺跡などによく使われます。
- タイ語: จดหมายเหตุแห่งชาติตั้งอยู่ที่กรุงเทพฯ
- 発音(学習者向け): jòt-măai-hèet hàeng châat dtâng yùu tîi grung-têep
- 声調: 低声 上昇声 低声 下降声 上昇声 高声 下降声 中声 下降声 下降声
- 日本語: 国立公文書館はバンコクにあります。
- (補足): 「จดหมายเหตุแห่งชาติ (jòt-măai-hèet hàeng châat)」は、特定の機関である「国立公文書館」を指す固有名詞的なフレーズです。
- タイ語: นักวิจัยกำลังศึกษาจดหมายเหตุสมัยโบราณ
- 発音(学習者向け): nák-wí-jai gam-lang sùk-sǎa jòt-măai-hèet sà-măi boo-raan
- 声調: 高声 高声 中声 中声 高声 上昇声 低声 上昇声 低声 中声 中声
- 日本語: 研究者は古代の記録文書を研究しています。
- (補足): “นักวิจัย (nák-wí-jai)” は「研究者」、「ศึกษา (sùk-sǎa)” は「研究する、学ぶ」、「สมัยโบราณ (sà-măi boo-raan)” は「古代」という意味です。
- タイ語: บริษัทจัดทำจดหมายเหตุของโครงการทั้งหมด
- 発音(学習者向け): bɔɔ-rí-sàt jàt-tam jòt-măai-hèet kɔ̌ɔng kroong-gaan táng-mòt
- 声調: 中声 高声 低声 低声 中声 低声 上昇声 低声 上昇声 中声 高声 下降声
- 日本語: その会社はプロジェクト全体の記録をアーカイブ化しました。
- (補足): この例文では、「จดหมายเหตุ」が「記録を整理して保管する」という行為(アーカイブ化)にも近いニュアンスで使われています。
- タイ語: เอกสารสำคัญเหล่านี้จะถูกเก็บไว้ในจดหมายเหตุ
- 発音(学習者向け): èek-kà-săan săm-kan lǎo-níi jà tùuk gèp wái nai jòt-măai-hèet
- 声調: 低声 低声 上昇声 中声 高声 上昇声 低声 下降声 下降声 中声 低声 上昇声 低声
- 日本語: これらの重要な書類はアーカイブに保管されるでしょう。
- (補足): “เอกสารสำคัญ (èek-kà-săan săm-kan)” は「重要な書類」。「ถูกเก็บไว้ (tùuk gèp wái)” で「保管される」という受動態を表現しています。
関連語・派生語
- หอจดหมายเหตุ (hɔ̌ɔ jòt-măai-hèet): 「公文書館、アーカイブ館」。’หอ (hɔ̌ɔ)’(建物、ホール)が加わり、物理的な保管場所を明確に指します。
- บันทึก (ban-tʉ́k): 「記録、メモ、日誌」。より広範な「記録」を意味し、個人的なものから公的なものまで使えます。
- เอกสาร (èek-kà-săan): 「文書、書類」。一般的な書類全般を指します。
- คลังข้อมูล (klang kɔ̂ɔ-múun): 「データ倉庫、情報保管庫」。主にデジタルデータや情報システムにおける「アーカイブ」に近い意味で使われます。
よく使われる組み合わせ(コロケーション)
- จดหมายเหตุแห่งชาติ (jòt-măai-hèet hàeng châat): 国立公文書館
- เก็บจดหมายเหตุ (gèp jòt-măai-hèet): 記録を保管する、アーカイブする
- ศึกษาจดหมายเหตุ (sùk-sǎa jòt-măai-hèet): 記録文書を研究する
- ค้นหาในจดหมายเหตุ (kón-hǎa nai jòt-măai-hèet): 記録文書の中から探す
学習のヒントと注意点
- 連想法: 「ジョッと書かれたマァイヘーット(記録、注記)」のように、単語の構成要素「จด (jòt)」(記録する)と「หมายเหตุ (măai-hèet)」(注記、記録)を意識すると覚えやすいかもしれません。
- 発音:
- 最初の「จด (jòt)」は低声です。日本語の「ジョッ」よりも短く発音し、語末の子音「ด (d)」は発音されず、喉の奥で止めるような音(内破音)になります。
- 次の「หมาย (măai)」は上昇声です。低い音から始まり、音が上がっていくように発音します。日本語の「マーイ」のように平坦にならないように注意が必要です。
- 最後の「เหตุ (hèet)」は低声です。日本語の「ヘーッ」よりも低い音で、語末の子音「ต (t)」も内破音です。
- 声調: この単語は「低声 → 上昇声 → 低声」と、3つの異なる声調が連続します。それぞれの声調を正確に区別して発音することが、タイ語学習の重要なポイントです。特に「หมาย (măai)」の上昇声は、日本語話者には習得が難しいと感じるかもしれません。上昇する音のピッチを意識して練習しましょう。
- 使い分け: 「จดหมายเหตุ」は主に歴史的、公的な「記録」や「文書」を指します。「公文書館」といった物理的な場所を指す場合は「หอจดหมายเหตุ」とするのがより明確です。現代のIT分野における「アーカイブ(デジタル保存)」という意味で使う場合は、「คลังข้อมูล (klang kɔ̂ɔ-múun)」や「เก็บไฟล์ (gèp faai)」(ファイルを保存する)などの表現がより自然な場合が多いので、文脈に応じて使い分けを意識してください。
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