【タイ語単語学習】
を慣れさせる – ชิน (chin)
目標単語
- タイ語: ชิน
- 日本語: 慣れる、慣れている
- 英語: be accustomed to, be used to, be familiar with
基本情報
- 品詞: 形容詞 / 状態動詞
- 発音(カタカナ近似): チン
- 発音記号(学習者向け): chin
- 声調: 中声
- 【必須】正確な音声:
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単語の解説
ชิน (chin)
は、「慣れる」「慣れている」という状態を表す形容詞、または状態動詞として使われます。何かを繰り返し経験したり、ある環境に長く身を置いたりすることで、それが当たり前になり、違和感がなくなる状態を指します。
日本語の「〜に慣れる」のように、対象を伴う場合は前置詞 กับ (kàp)
を後に置くことが多いです。
ユーザーが入力された「を慣れさせる」という使役のニュアンスで使う場合は、ทำให้ชิน (tam hâi chin)
の形を取るのが一般的です。ทำให้ (tam hâi)
は「〜させる」という使役の意味を持ち、ชิน
は「慣れる」という結果の状態を示すことになります。
豊富な例文
- タイ語: ฉันชินแล้ว
- 発音(学習者向け): chăn chin lɛ́ɛw
- 声調: 上昇声 中声 上昇声
- 日本語: 私はもう慣れました。
- (補足):
แล้ว (lɛ́ɛw)
は「〜した」という完了や変化を表します。
- タイ語: คุณชินกับอากาศที่นี่หรือยัง
- 発音(学習者向け): khun chin kàp aà-kàat thîi nîi rʉ̌ʉ yang
- 声調: 中声 中声 低声 低声 中声 高声 低声 上昇声
- 日本語: あなたはここの気候に慣れましたか?
- (補足):
กับ (kàp)
は「〜と」「〜に」という意味で、対象を表します。หรือยัง (rʉ̌ʉ yang)
は「まだ〜ですか?」という疑問形です。
- タイ語: คุณจะชินเองในไม่ช้า
- 発音(学習者向け): khun jà chin eeŋ nai mâi cháa
- 声調: 中声 低声 中声 中声 中声 高声 高声
- 日本語: あなたはすぐに慣れるでしょう。
- (補足):
จะ (jà)
は未来を表す助動詞、เอง (eeŋ)
は「自分で」「自然に」といった意味合いを添えます。ในไม่ช้า (nai mâi cháa)
は「すぐに、間もなく」という意味です。
- タイ語: การฝึกฝนจะทำให้คุณชินกับงานนี้
- 発音(学習者向け): kaan fʉ̀k fǒn jà tam hâi khun chin kàp ngaan níi
- 声調: 中声 低声 上昇声 低声 低声 高声 中声 中声 低声 中声 高声
- 日本語: 練習があなたをこの仕事に慣れさせるでしょう。
- (補足):
ทำให้ (tam hâi)
は「〜させる」という使役の表現です。この表現が「を慣れさせる」のニュアンスに最も近いです。
- タイ語: ฉันยังไม่ชินกับการตื่นเช้า
- 発音(学習者向け): chăn yang mâi chin kàp kaan dtʉ̀ʉn cháao
- 声調: 上昇声 中声 低声 中声 低声 中声 低声 高声
- 日本語: 私はまだ早起きに慣れていません。
- (補足):
ยังไม่ (yang mâi)
は「まだ〜ない」という意味です。การตื่นเช้า (kaan dtʉ̀ʉn cháao)
は「早起きすること」という名詞句です。
関連語・派生語
- คุ้นเคย (kun-kəəy): 慣れる、親しむ、よく知っている。
ชิน
と似ていますが、より「親しむ」「馴染む」というニュアンスが強いです。人や場所、物に親しみを感じてよく知っている場合によく使われます。 - ปรับตัว (pràp-dtuua): 適応する、順応する。新しい環境や状況に自分を合わせるという、能動的な適応のニュアンスがあります。
- ชำนาญ (cham-naan): 熟練している、慣れていて上手である。経験を積んで技能が向上し、ある分野で巧みになった状態を指します。
よく使われる組み合わせ(コロケーション)
- ชินตา (chin dtaa): 見慣れる、見慣れている (直訳: 目が慣れる)
- ชินหู (chin hǔu): 聞き慣れる、聞き慣れている (直訳: 耳が慣れる)
- ชินมือ (chin mʉʉ): 使い慣れる、手に馴染む (直訳: 手が慣れる)
- ชินปาก (chin bpàak): 言い慣れる、口が慣れる (直訳: 口が慣れる)
- ชินกับ… (chin kàp…): 〜に慣れる (最も一般的な表現)
学習のヒントと注意点
- 発音と声調:
ชิน (chin)
のช (ch)
は、日本語の「チ」よりも舌先を少し引いて発音する、日本語の「チュ」に近い音です。声調は「中声」で、平坦に発音します。タイ語は声調によって意味が変わることが多いため、正確な声調を意識して発音するようにしましょう。 - 使い方:
ชิน
は基本的に「慣れる」「慣れている」という状態を表します。そのため、「〜を慣れさせる」という行為や使役のニュアンスを持たせたい場合は、必ずทำให้ชิน (tam hâi chin)
の形を使うことを強く意識してください。この形は非常に汎用性が高く、様々な「慣れさせる」の状況で使えます。 - 日本語話者が間違いやすい点: 日本語の「慣れる」は自動詞ですが、「慣れさせる」は他動詞です。タイ語の
ชิน
は日本語の「慣れる」のように自動詞的な使われ方が主なので、「〜を慣れさせる」と表現したい場合にทำให้
を付け忘れてしまうと、意味が通じなくなったり不自然になったりすることがあります。 - 連想法: 「ちんたらしていると、なかなか新しい環境に慣れないよ!」というように、「ちん」という音と「慣れる」という意味を関連付けて覚えることができます。
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