errand : 使い,使い走り;用件|タイ語と日本語で覚える日常会話フレーズ【音声付き】

【タイ語単語学習】

errand : 使い,使い走り;用件 – ธุระ

目標単語

  • タイ語: ธุระ
  • 日本語: 用件、用事、所用、使い走り、私用
  • 英語: errand, business, personal matter, affair

基本情報

  • 品詞: 名詞
  • 発音(カタカナ近似): トゥラ
  • 発音記号(学習者向け): túrá
  • 声調: 低声 → 中声
  • 【必須】正確な音声: [音声を聞く - ※ここに実際の音声リンクが入ります]

単語の解説

「ธุระ (túrá)」は、「用件」「用事」「所用」といった意味で使われるタイ語の単語です。個人的な用事から、ビジネス上の比較的軽い用件、あるいは誰かのために頼まれた「使い走り」といったニュアンスまで幅広くカバーします。特に、具体的な「仕事 (งาน: ngaan)」というよりは、「(ちょっとした)用事」「所用」という一時的で具体的な目的がある場合に多く使われます。サンスクリット語の「dhura」に由来し、古くから使われている言葉です。

豊富な例文


  • タイ語: ผมมีธุระพรุ่งนี้ที่กรุงเทพฯ ครับ
  • 発音(学習者向け): phǒm mii túrá phrûng-níi thîi Krungthêep kráp
  • 声調: 上昇声 → 中声 → 低声 → 中声 → 上昇声 → 低声 → 上昇声 → 高声 → 語尾(丁寧語)
  • 日本語: 私は明日バンコクで用事があります。
  • (補足): 「มี (mii)」は「持つ、ある」という意味で、「มีธุระ (mii túrá)」で「用事がある」というよく使われる表現です。

  • タイ語: คุณมีธุระอะไรหรือเปล่าครับ?
  • 発音(学習者向け): khun mii túrá àrai rʉ̌ʉ plàw kráp?
  • 声調: 中声 → 中声 → 低声 → 中声 → 上昇声 → 低声 → 中声 → 語尾(丁寧語)
  • 日本語: 何か用事がありますか?
  • (補足): 相手に用件を尋ねる際の丁寧な表現です。「อะไร (àrai)」は「何」、「หรือเปล่า (rʉ̌ʉ plàw)」は「~ですか?」という疑問を尋ねる表現です。

  • タイ語: เขาออกไปทำธุระข้างนอก
  • 発音(学習者向け): kháw ɔ̀ɔk pai tham túrá khâaŋ nɔ̂ɔk
  • 声調: 上昇声 → 低声 → 中声 → 中声 → 低声 → 中声 → 下降声
  • 日本語: 彼は外に用事をしに出かけました。
  • (補足): 「ทำธุระ (tham túrá)」は「用事を済ませる、用事をする」という動詞句です。「ข้างนอก (khâaŋ nɔ̂ɔk)」は「外」という意味です。

  • タイ語: ฉันต้องรีบกลับบ้านเพราะมีธุระด่วน
  • 発音(学習者向け): chǎn tɔ̂ŋ rîip klàp bâan phrɔ́ mii túrá dùan
  • 声調: 上昇声 → 下降声 → 下降声 → 低声 → 下降声 → 高声 → 中声 → 中声 → 低声 → 中声 → 低声
  • 日本語: 急な用事があるので、急いで家に帰らなければなりません。
  • (補足): 「ต้อง (tɔ̂ŋ)」は「~しなければならない」、「รีบ (rîip)」は「急ぐ」、「ด่วน (dùan)」は「緊急の、急な」という意味です。「ธุระด่วน (túrá dùan)」で「急な用事」となります。

  • タイ語: พรุ่งนี้ฉันมีธุระสำคัญที่ต้องจัดการ
  • 発音(学習者向け): phrûng-níi chǎn mii túrá sǎmkan thîi tɔ̂ŋ jàt-gaan
  • 声調: 上昇声 → 上昇声 → 中声 → 低声 → 中声 → 上昇声 → 下降声 → 下降声 → 下降声 → 中声
  • 日本語: 明日、片付けなければならない重要な用事があります。
  • (補足): 「สำคัญ (sǎmkan)」は「重要な」という意味で、「ธุระสำคัญ (túrá sǎmkan)」で「重要な用事」となります。「จัดการ (jàt-gaan)」は「処理する、จัดการする」という意味です。

関連語・派生語

  • กิจธุระ (kìttúrá): 用事、業務。よりフォーマルなニュアンスや、定期的な業務、公的な用事を指すこともあります。
  • ทำธุระ (tham túrá): 用事を済ませる、用事をする(動詞句)。
  • ธุระด่วน (túrá dùan): 急な用事。
  • ธุระส่วนตัว (túrá sùan-dtua): 私用、個人的な用事。
  • ธุรการ (túrá-gaan): 事務、事務処理(名詞)。「事務的な用事」というニュアンスから派生した言葉。

よく使われる組み合わせ(コロケーション)

  • มีธุระ (mii túrá): 用事がある
  • ไปทำธุระ (pai tham túrá): 用事をしに行く
  • ธุระสำคัญ (túrá sǎmkan): 重要な用事
  • ติดธุระ (dtìt túrá): 用事があって手が離せない、用事が入っている
  • ว่างจากธุระ (wâaŋ jàak túrá): 用事が済んで暇になる

学習のヒントと注意点

  • 覚え方(ニーモニック):トゥラとりあえず、やることがある用事」と覚えると、音と意味を結びつけやすいかもしれません。
  • 発音と声調のポイント:
    • ธุ (tú): これは低子音「ท (th)」と短母音「อุ (ù)」の組み合わせで、声調は「低声」になります。日本語の「トゥ」よりも、少し息を強く吐き出すように発音し、声の高さを低く保ちます。
    • ระ (rá): これは中子音「ร (r)」と短母音「อะ (à)」の組み合わせで、声調は「中声」になります。日本語の「ラ」に近く、低めの声から自然に発音を始めます。
    • 全体として「低声→中声」というリズムを意識して発音することが重要です。
  • 日本語話者が間違いやすい点:
    • 「ธุ (tú)」の発音を、日本語の「ツ」や単なる「ト」で代用しないように注意してください。タイ語の「ท」は有気音であり、息をしっかり出します。
    • 声調を無視すると、ネイティブには別の単語に聞こえたり、不自然に聞こえたりする可能性があります。特に「ธุ」の低声、「ระ」の中声を意識して練習しましょう。
    • 日本語の「用件」はビジネス的なニュアンスが強いこともありますが、タイ語の「ธุระ」は個人的な「用事」にも広く使われるため、文脈を捉えることが大切です。

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