nonsense : ばかげた物[話,考え];無意味な言葉|タイ語と日本語で覚える日常会話フレーズ【音声付き】

【タイ語単語学習】

nonsense : ばかげた物[話,考え];無意味な言葉 – ไร้สาระ

目標単語

  • タイ語: ไร้สาระ
  • 日本語: ばかげた、無意味な、くだらない
  • 英語: nonsensical, meaningless, ridiculous

基本情報

  • 品詞: 形容詞
  • 発音(カタカナ近似): ライ・サーラ
  • 発音記号(学習者向け): rai sà-rà
  • 声調: 低声 → 低声
  • 【必須】正確な音声: [音声を聞く - ※ここに実際の音声リンクが入ります]

単語の解説

「ไร้สาระ (rai sà-rà)」は、「意味がない」「価値がない」「ばかげている」「くだらない」といった意味を持つ形容詞です。特に、話の内容、アイデア、行動などが「無駄」「愚か」「真剣に聞くに値しない」と評価される場合によく使われます。軽蔑や呆れの感情を込めて使われることも多いです。

この単語は、「ไร้ (rai)」と「สาระ (sà-rà)」の二つの部分から成り立っています。「ไร้ (rai)」は「〜がない、欠いている」という意味の接頭辞、または動詞です。「สาระ (sà-rà)」は「内容、本質、実質、意義、要点」という意味です。これらを合わせると「内容がない」「意味がない」となり、転じて「ばかげた」「くだらない」という意味になります。

豊富な例文


  • タイ語: อย่าพูดเรื่องไร้สาระ!
  • 発音(学習者向け): yàa pûut rʉ̂ang rai sà-rà!
  • 声調: 低声 → 下降声 → 下降声 → 低声 → 低声
  • 日本語: ばかげたことを言うな!
  • (補足): 「อย่า (yàa)」は「〜するな」という禁止の助動詞。「พูด (pûut)」は「話す」。「เรื่อง (rʉ̂ang)」は「事、話」という意味で、この文脈では「เรื่องไร้สาระ」で「ばかげたこと」という名詞句になります。

  • タイ語: นั่นมันความคิดที่ไร้สาระมาก
  • 発音(学習者向け): nân man khwáam-khít thîi rai sà-rà mâak
  • 声調: 下降声 → 中声 → 下降声 → 下降声 → 下降声 → 低声 → 低声 → 下降声
  • 日本語: それはとてもばかげた考えだ。
  • (補足): 「นั่น (nân)」は「それ」。「ความคิด (khwáam-khít)」は「考え」。「ที่ (thîi)」は関係代名詞的な役割を果たし、形容詞句を名詞に繋ぎます。「มาก (mâak)」は「とても」という意味で、強調します。

  • タイ語: เสียเวลาทำเรื่องไร้สาระ
  • 発音(学習者向け): sǐa wee-laa tham rʉ̂ang rai sà-rà
  • 声調: 上昇声 → 中声 → 中声 → 中声 → 下降声 → 低声 → 低声
  • 日本語: くだらないことに時間を無駄にする。
  • (補足): 「เสียเวลา (sǐa wee-laa)」で「時間を無駄にする」という意味のフレーズです。「ทำ (tham)」は「する、行う」という動詞。

  • タイ語: เขาชอบดูหนังไร้สาระ
  • 発音(学習者向け): kháo chɔ̂ɔp duu nǎng rai sà-rà
  • 声調: 上昇声 → 下降声 → 中声 → 上昇声 → 低声 → 低声
  • 日本語: 彼(彼女)はくだらない映画を見るのが好きだ。
  • (補足): 「ชอบ (chɔ̂ɔp)」は「好きだ」。「ดู (duu)」は「見る」。「หนัง (nǎng)」は「映画」を意味します。

  • タイ語: อย่าไปสนใจคำพูดที่ไร้สาระของเขา
  • 発音(学習者向け): yàa bpai sǒn-jai kham-pûut thîi rai sà-rà khɔ̌ɔng kháo
  • 声調: 低声 → 中声 → 上昇声 → 中声 → 中声 → 下降声 → 下降声 → 低声 → 低声 → 上昇声 → 上昇声
  • 日本語: 彼(彼女)のくだらない言葉に気を使うな。
  • (補足): 「สนใจ (sǒn-jai)」は「興味を持つ、気にかける」。「คำพูด (kham-pûut)」は「言葉、発言」。「ของ (khɔ̌ɔng)」は所有を表す前置詞です。

関連語・派生語

  • ไร้ (rai): (接頭辞として)〜がない、〜を欠いている。
    • 例: ไร้เหตุผล (rai hèet-pǒn): 理屈がない、不合理な。
  • สาระ (sà-rà): 内容、本質、実質、意義、要点。
    • 例: มีสาระ (mii sà-rà): 意味がある、内容がある。
  • เรื่องไร้สาระ (rʉ̂ang rai sà-rà): ばかげたこと、くだらないこと(名詞句として使われる)。
  • เหลวไหล (lěo lǎi): でたらめな、だらしない、無責任な。意味は近いですが、ニュアンスが異なる場合もあります。「ไร้สาระ」が話や内容の無意味さに焦点を当てるのに対し、「เหลวไหล」は行動や態度のだらしなさ、いい加減さも含むことがあります。

よく使われる組み合わせ(コロケーション)

  • พูดไร้สาระ (pûut rai sà-rà): ばかげたことを言う
  • คิดไร้สาระ (khít rai sà-rà): ばかげたことを考える
  • เรื่องไร้สาระ (rʉ̂ang rai sà-rà): くだらない話、ばかげたこと
  • ทำเรื่องไร้สาระ (tham rʉ̂ang rai sà-rà): くだらないことをする

学習のヒントと注意点

  • 連想法: 「ライ(無い)サラ(要旨)」と覚えると、「要旨がない、中身がない」=「くだらない、ばかげた」と意味を連想しやすいでしょう。
  • 発音:
    • 「ไร้ (rai)」の「ร (rɔɔ)」は、舌を巻くR音ですが、日本語の「ラ」行とは異なり、舌先を上顎に触れさせずに発音します。また、母音は短い「ai」で、声調は低声です。
    • 「สาระ (sà-rà)」の「ส (sɔ̌ɔ)」は、日本語の「サ」よりも息を多めに吐き出すような発音です。
    • 「ะ (rà)」は、最後の母音で短い「ア」の音で、声調は低声です。
  • 声調: 「ไร้สาระ (rai sà-rà)」は、両方の音節が低声です。日本語話者は平板に発音しがちですが、低い音程で発音するよう意識してください。
  • 使い分け: 「ไร้สาระ」は形容詞なので、名詞を修飾する場合は「名詞 + ที่ + ไร้สาระ」の形(例: ความคิดที่ไร้สาระ = ばかげた考え)や、「名詞 + ไร้สาระ」(例: หนังไร้สาระ = くだらない映画)の形になります。また、「ばかげたこと」という名詞句として使いたい場合は、「เรื่องไร้สาระ」と表現するのが自然です。

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