【タイ語単語学習】
asset – ทรัพย์สิน
目標単語
- タイ語: ทรัพย์สิน
- 日本語: 資産、財産
- 英語: asset, property
基本情報
- 品詞: 名詞
- 発音(カタカナ近似): サップシン
- 発音記号(学習者向け): sáp-sǐn
- 声調: 高声 → 上昇声
- 【必須】正確な音声: [音声を聞く – ※ここに実際の音声リンクが入ります]
単語の解説
「ทรัพย์สิน (sáp-sǐn)」は、金銭的な価値を持つもの全般を指し、財産、資産、所有物といった意味合いで使われます。個人が所有する現金、預金、不動産、株、車、貴金属などから、企業が保有する設備、在庫、債権なども含まれます。 この単語は「ทรัพย์ (sáp)」と「สิน (sǐn)」という二つの単語が組み合わさってできています。「ทรัพย์ (sáp)」は「財産、富、資産」を意味し、「สิน (sǐn)」も「物、財産、商品」を意味します。同じような意味を持つ単語を重ねることで、「財産」という概念をより強く、包括的に表現しています。
豊富な例文
- タイ語: บริษัทมีทรัพย์สินมากมาย
- 発音(学習者向け): bɔɔ-rí-sàt mii sáp-sǐn mâak-maai
- 声調: 中声-低声 → 高声 → 高声-上昇声 → 低声 → 高声
- 日本語: その会社は多くの資産を持っています。
- (補足): บริษัท (bɔɔ-rí-sàt) は「会社」、มี (mii) は「持つ」、มากมาย (mâak-maai) は「たくさんの、多くの」という意味です。
- タイ語: อสังหาริมทรัพย์เป็นทรัพย์สินที่มีมูลค่าสูง
- 発音(学習者向け): à-sǎ̌ng-hǎ̌a-rim-má-sáp bpen sáp-sǐn thii mii muu-lá-khâa sǔung
- 声調: 低声-上昇声-上昇声-中声-高声 → 中声 → 高声-上昇声 → 低声 → 中声 → 中声-低声 → 上昇声
- 日本語: 不動産は価値の高い資産です。
- (補足): อสังหาริมทรัพย์ (à-sǎ̌ng-hǎ̌a-rim-má-sáp) は「不動産」、เป็น (bpen) は「〜である」、มีมูลค่าสูง (mii muu-lá-khâa sǔung) は「価値が高い」という意味です。
- タイ語: การจัดการทรัพย์สินที่ดีเป็นสิ่งสำคัญสำหรับอนาคต
- 発音(学習者向け): gaan jàt-gaan sáp-sǐn thii dii bpen sìng sǎm-khan sàp-hrap à-naa-khót
- 声調: 中声 → 低声-中声 → 高声-上昇声 → 低声 → 中声 → 中声 → 低声 → 上昇声-中声 → 低声-上昇声-高声
- 日本語: 良い資産管理は将来にとって重要です。
- (補足): การจัดการ (gaan jàt-gaan) は「管理」、ดี (dii) は「良い」、สิ่งสำคัญ (sìng sǎm-khan) は「重要なこと」、สำหรับ (sàp-hrap) は「〜にとって」、อนาคต (à-naa-khót) は「未来、将来」という意味です。
- タイ語: เขามีทรัพย์สินซ่อนอยู่มากมาย
- 発音(学習者向け): khǎo mii sáp-sǐn sɔ̂n yùu mâak-maai
- 声調: 上昇声 → 中声 → 高声-上昇声 → 高声 → 低声 → 低声 → 高声
- 日本語: 彼には隠れた資産がたくさんあります。
- (補足): เขา (khǎo) は「彼/彼女」、ซ่อน (sɔ̂n) は「隠す、隠れる」、อยู่ (yùu) は動詞の後について「〜している状態」を表す。ここでは「隠れている状態の」という意味で使われています。
関連語・派生語
- ทรัพย์ (sáp): 財産、富。より広範な「富」の概念を含むこともあります。
- สิน (sǐn): 物、財産、商品。単独で使われることはあまり多くありませんが、複合語の一部としてよく現れます。
- สินทรัพย์ (sǐn-sáp): 資産。これも「ทรัพย์สิน」とほぼ同じ意味ですが、会計や経済の文脈で使われることが多いです。
- อสังหาริมทรัพย์ (à-sǎ̌ng-hǎ̌a-rim-má-sáp): 不動産。土地や建物など、動かせない資産を指します。
- สังหาริมทรัพย์ (sǎ̌ng-hǎ̌a-rim-má-sáp): 動産。車や家具など、動かせる資産を指します。
- หนี้สิน (nîi-sǐn): 負債、借金。資産の対義語にあたります。
よく使われる組み合わせ(コロケーション)
- การบริหารทรัพย์สิน (gaan bɔɔ-rí-hǎ̌a sáp-sǐn): 資産管理 (management of assets)
- ทรัพย์สินส่วนตัว (sáp-sǐn sùan-dtuua): 個人資産 (personal assets)
- ทรัพย์สินของรัฐ (sáp-sǐn khɔ̌ɔng rát): 国有資産 (state assets)
- ทรัพย์สินทางปัญญา (sáp-sǐn taang bpan-yaa): 知的財産 (intellectual property)
- การประเมินทรัพย์สิน (gaan bprà-mǝǝn sáp-sǐn): 資産評価 (asset appraisal)
学習のヒントと注意点
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発音と声調のポイント: 「ทรัพย์สิน (sáp-sǐn)」は「サップシン」と覚えると良いでしょう。
- 最初の「ทรัพย์ (sáp)」は、タイ語の「ส (sɔ̌ɔ-sʉ̌a)」という高子音で始まります。これに短い母音「อะ (a)」と終子音「บ (bɔɔ-baimáai)」が組み合わさることで、高声になります。「サッ」と高い音で発音し、喉を詰めるように短く止めます。
- 次の「สิน (sǐn)」も「ส (sɔ̌ɔ-sʉ̌a)」という高子音で始まりますが、短い母音「อิ (i)」と終子音「น (nɔɔ-nuu)」が組み合わさることで、上昇声になります。「シン」と発音する際に、声のトーンを上昇させます。
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日本語話者が間違いやすい点:
- 「ทรัพย์」の「บ」は、日本語の「プ」のように強く破裂させず、口を閉じて音を止める「促音」のような感覚で発音します。
- 「สิน」の声調が上昇声であるため、平坦に「シン」と発音してしまうと通じにくくなることがあります。声の上がり下がりを意識して発音しましょう。
- 「スィン」というよりは「シン」の方が近いです。
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この単語は金融、経済、法律、個人の財産など、様々な文脈で広く使われる非常に重要な単語です。例文を通して、どのような状況で使われるかを把握することが習得の鍵となります。
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