【タイ語単語学習】
人類 – มนุษย์
目標単語
- タイ語: มนุษย์
- 日本語: 人類、人間
- 英語: mankind, human being
基本情報
- 品詞: 名詞
- 発音(カタカナ近似): マヌット
- 発音記号(学習者向け): má-nút
- 声調: 中声 → 高声
- 【必須】正確な音声: [音声を聞く – ※ここに実際の音声リンクが入ります]
単語の解説
มนุษย์ (má-nút) は、タイ語で「人間」や「人類」を意味する最も一般的な単語です。サンスクリット語の「मनुष्य (manuṣya)」に由来し、哲学的な議論、科学的な文脈、あるいは仏教的な教えの中で「人間」という種や「人類全体」を指す際に広く用いられます。 特に「生物」としての「人間」全般、あるいは「人類全体」を指す場合に最も適しており、”Homo sapiens”のような生物学的種を指す際にも使われます。
豊富な例文
- タイ語: มนุษย์เป็นสิ่งมีชีวิตที่ฉลาดที่สุดในโลก
- 発音(学習者向け): má-nút bpen sìng mii chii-wít tîi chà-làat tîi-sùt nai lôok
- 声調: 中声→高声 / 中声→中声→低声→高声→高声→低声→中声→低声→高声
- 日本語: 人類は地球上で最も知的な生き物です。
- (補足): สิ่งมีชีวิต (sìng mii chii-wít) は「生物、生き物」、ฉลาด (chà-làat) は「賢い、知的」という意味です。
- タイ語: เขาเข้าใจธรรมชาติของมนุษย์อย่างลึกซึ้ง
- 発音(学習者向け): káo kâo-jai tam-má-châat kɔ̌ng má-nút yàang lúk-sʉ́ng
- 声調: 高声→低声→中声→低声→上昇声→高声→中声→高声
- 日本語: 彼は人間性を深く理解しています。
- (補足): ธรรมชาติ (tam-má-châat) は「自然」という意味ですが、この文脈では「人間性」というニュアンスで使われています。อย่างลึกซึ้ง (yàang lúk-sʉ́ng) は「深く」という意味の副詞句です。
- タイ語: เทคโนโลยีได้เปลี่ยนวิถีชีวิตของมนุษย์ไปมาก
- 発音(学習者向け): tee-khɔ̂-loo-yii dâi plìan wí-tǐi-chii-wít kɔ̌ng má-nút bpai mâak
- 声調: 低声→低声→中声→高声→低声→低声→高声→上昇声→高声→中声→高声→高声→低声
- 日本語: 科学技術は人類の生活を大きく変えました。
- (補足): เทคโนโลยี (tee-khɔ̂-loo-yii) は「テクノロジー」、วิถีชีวิต (wí-tǐi-chii-wít) は「生活様式」という意味です。
- タイ語: มนุษย์มีความรู้สึก
- 発音(学習者向け): má-nút mii kwaam-rúu-sʉ̀k
- 声調: 中声→高声 / 中声→中声→低声
- 日本語: 人間には感情があります。
- (補足): ความรู้สึก (kwaam-rúu-sʉ̀k) は「感情、感覚」という意味の名詞です。
- タイ語: ในอนาคต มนุษย์อาจจะไปอวกาศ
- 発音(学習者向け): nai a-naa-kót má-nút àat jà bpai a-wá-gàat
- 声調: 中声→中声→高声→低声→中声→高声 / 低声→低声→中声→中声→低声→低声
- 日本語: 将来、人類は宇宙に進出するかもしれません。
- (補足): อนาคต (a-naa-kót) は「未来、将来」、อวกาศ (a-wá-gàat) は「宇宙」という意味です。
関連語・派生語
- คน (kon): 「人」。より口語的で一般的な「人」を指します。単数・複数問わず使えます。
- มนุษยชาติ (má-nút-sà-yá-châat): 「人類」。よりフォーマルな文脈や学術的な文脈で「人類」全体を指す場合に用いられます。
- มนุษยธรรม (má-nút-sà-ya-tam): 「人間性、人道」。
- มนุษยวิทยา (má-nút-sà-ya-wít-thá-yaa): 「人類学」。
よく使われる組み合わせ(コロケーション)
- สิทธิมนุษยชน (sìt-thí má-nút-sà-ya-chon): 「人権」。
- ทรัพยากรมนุษย์ (sáp-phá-yaa-gɔɔn má-nút): 「人材、人的資源」。
- เผ่าพันธุ์มนุษย์ (pào-pan má-nút): 「人類(の種族)」。
学習のヒントと注意点
- 連想法: 「マヌット」という音は、日本語の「人間」という言葉が持つ響きとは少し異なりますが、例えば「マヌケな人間」のような語呂合わせで「人間(人類)」と結びつけるのはどうでしょうか。これはあくまで覚え方の一例です。
- 発音・声調: 「มนุษย์ (má-nút)」は二音節です。
- 最初の「มะ (má)」は中声で、日本語の「ま」に近いですが、声調は平坦に発音します。
- 次の「นุษย์ (nút)」は高声で、声が上がり切るように発音します。語末の「ษ (sɔ̂-sǎa)」は発音されず、前の母音を短くし、「t」音で終わらせる形になります。日本語の「ット」よりはっきり「ト」の音を出し、そこで止めるように発音してください。
- 日本語話者が間違いやすい点: 「ヌット」の部分で、高声がうまく出せず、平坦な発音になってしまいがちです。音が上がることを意識し、語尾の子音「t」は破裂させずに止める感じで発音すると良いでしょう。また、最後の「ษ」を「ス」と発音しないように注意してください。
- 使い分け: 「มนุษย์ (má-nút)」は「人間」という「種」や「人類全体」を指す場合に用いられます。日常会話で「あの人」や「人々」と言う場合は「คน (kon)」の方が一般的です。例えば、「あそこに人がいる」は「มีคนอยู่ตรงนั้น (mii kon yùu trong nán)」と言い、「มีมนุษย์อยู่ตรงนั้น」とはあまり言いません。
コメント