【タイ語単語学習】
dimension – มิติ
目標単語
- タイ語: มิติ
- 日本語: 次元、側面、局面、寸法
- 英語: dimension, aspect, facet, measurement
基本情報
- 品詞: 名詞
- 発音(カタカナ近似): ミティ
- 発音記号(学習者向け): mi-ti
- 声調: 中声 → 低声
- 【必須】正確な音声: [音声を聞く – ※ここに実際の音声リンクが入ります]
単語の解説
「มิติ (mi-ti)」は、英語の “dimension” に相当するタイ語の単語です。主に以下の3つの意味合いで使われます。
- 次元 (dimension): 物理学や数学における「次元」を指す際に最も一般的に使われます。例えば、「3次元空間」は「สามมิติ (saam mi-ti)」となります。
- 側面、局面 (aspect, facet): 抽象的な意味で、物事の異なる「側面」や「局面」、「視点」を表現する際にも用いられます。例えば、問題の様々な側面を考慮するといった文脈で使われます。
- 寸法 (measurement): 特に、長さ、幅、高さといった空間的な多方向の測定値を指す場合に「寸法」という意味で使われることがあります。ただし、単なる「サイズ」や「大きさ」を意味する「ขนาด (ka-nat)」とは使い分けが必要です。
この単語はサンスクリット語やパーリ語に由来すると考えられており、学術的な文脈や、より抽象的な議論で頻繁に登場します。
豊富な例文
- タイ語: โลกที่เราอยู่เป็นโลก 3 มิติ
- 発音(学習者向け): look tee rao yoo bpen look saam mi-ti
- 声調: 低声 → 中声 → 低声 → 中声 → 中声 → 低声 → 低声
- 日本語: 私たちがいる世界は3次元の世界です。
- (補足):
โลก (look)
は「世界」、เป็น (bpen)
は「〜である」、สาม (saam)
は「3」。
- タイ語: เราต้องพิจารณาปัญหานี้จากหลายมิติ
- 発音(学習者向け): rao tong pi-ja-ra-na bpan-haa nee jaak laai mi-ti
- 声調: 中声 → 下降声 → 低声 → 低声 → 低声 → 下降声 → 下降声 → 中声 → 低声 → 低声
- 日本語: 私たちはこの問題を様々な側面から考慮する必要があります。
- (補足):
ต้อง (tong)
は「〜しなければならない」、พิจารณา (pi-ja-ra-na)
は「考慮する」、ปัญหา (bpan-haa)
は「問題」、หลาย (laai)
は「多くの」。
- タイ語: ช่วยบอกมิติของเฟอร์นิเจอร์นี้ได้ไหมครับ/คะ?
- 発音(学習者向け): chuay bok mi-ti kong fur-ni-jer nee dai mai krap/ka
- 声調: 下降声 → 低声 → 低声 → 低声 → 上昇声 → 中声 → 中声 → 下降声 / 上昇声
- 日本語: この家具の寸法を教えていただけますか?
- (補足):
ช่วย (chuay)
は「〜してください」、บอก (bok)
は「教える」、เฟอร์นิเจอร์ (fur-ni-jer)
は「家具」、ได้ไหม (dai mai)
は「〜できますか?」。
- タイ語: เทคโนโลยีนี้เปิดมิติใหม่ให้กับวงการแพทย์
- 発音(学習者向け): tayk-no-lo-yee nee bpert mi-ti mai hai gap wong-gaan paet
- 声調: 中声 → 中声 → 中声 → 中声 → 下降声 → 中声 → 低声 → 下降声 → 低声 → 低声 → 下降声 → 下声
- 日本語: この技術は医療業界に新たな次元を開きました。
- (補足):
เทคโนโลยี (tayk-no-lo-yee)
は「テクノロジー」、เปิด (bpert)
は「開く」、ใหม่ (mai)
は「新しい」、วงการ (wong-gaan)
は「業界」。
- タイ語: ภาพยนตร์เรื่องนี้มีความลึกซึ้งและมีหลายมิติ
- 発音(学習者向け): paap-pa-yon ruung nee mee kwaam luk-seung lae mee laai mi-ti
- 声調: 下降声 → 下降声 → 低声 → 下降声 → 中声 → 中声 → 上昇声 → 低声 → 中声 → 低声 → 低声 → 下降声 → 下降声 → 中声 → 低声 → 低声
- 日本語: この映画は奥深く、多面的な魅力があります。
- (補足):
ภาพยนตร์ (paap-pa-yon)
は「映画」、ความลึกซึ้ง (kwaam luk-seung)
は「奥深さ」、หลาย (laai)
は「多くの」。
関連語・派生語
- ขนาด (ka-nat): サイズ、大きさ。一般的な「サイズ」を表す際に使われます。「มิติ」が特定の方向の測定値を指すのに対し、「ขนาด」は全体の大きさを指します。
- มุมมอง (mum-mong): 視点、見方。抽象的な「側面」に近いですが、「視点」というニュアンスが強いです。
- แง่มุม (ngae-mum): 側面、角度。これも抽象的な「側面」を指す表現です。
- มิติสัมพันธ์ (mi-ti sam-pan): 空間関係、空間的関係。「สัมพันธ์ (sam-pan)」は「関係性」という意味です。
よく使われる組み合わせ(コロケーション)
- มิติที่สาม (mi-ti tee saam): 3次元(文字通り「第3の次元」)
- มิติใหม่ (mi-ti mai): 新しい次元、新局面
- หลายมิติ (laai mi-ti): 多次元、多面的
- มิติทางสังคม (mi-ti taang sang-kom): 社会的側面
- มิติทางเศรษฐกิจ (mi-ti taang set-ta-kit): 経済的側面
学習のヒントと注意点
- 連想法: 「ミティ」と聞くと、「未知の世界(ミチ)」を想像して、「未知の次元」と結びつけると覚えやすいかもしれません。
- 発音と声調:
- 「มิติ (mi-ti)」は、最初の音節
มิ (mi)
が中声、次の音節ติ (ti)
が低声です。 - 日本語の「ミティ」のように平坦に発音してしまうと、タイ人には別の単語に聞こえたり、意味が通じにくくなったりする可能性があります。特に
ติ
の低声は、喉の奥から低い位置で音を始めることを意識して練習しましょう。 ม
の音は、唇をしっかり閉じて、鼻から息を出すような日本語の「M」よりも少しこもった音になります。
- 「มิติ (mi-ti)」は、最初の音節
- 使い分け:
- 「次元」や「抽象的な側面・局面」という意味で最も頻繁に使われます。
- 「寸法」の意味で使う場合は、特に「縦・横・高さ」のような複数の方向の測定値を指す場合に「มิติ」を使いますが、単に「サイズ」や「大きさ」を言う場合は「ขนาด (ka-nat)」を使うのが一般的です。例えば、服のサイズは「ขนาด」ですが、箱の「縦・横・高さ」は「มิติ」で表現されることがあります。
- 日本語話者が間違いやすい点:
- 「側面」や「局面」という広い意味合いで使われる場合があるため、文脈で正確なニュアンスを掴む練習が重要です。抽象的な意味合いでは、
มุมมอง (mum-mong)
やแง่มุม (ngae-mum)
と近い意味で使われることもありますが、「มิติ」はより深遠な、あるいは網羅的な側面を指す傾向があります。
- 「側面」や「局面」という広い意味合いで使われる場合があるため、文脈で正確なニュアンスを掴む練習が重要です。抽象的な意味合いでは、
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