profound : 重大な;深い;難解な|タイ語と日本語で覚える日常会話フレーズ【音声付き】

【タイ語単語学習】

profound – ลึกซึ้ง

目標単語

  • タイ語: ลึกซึ้ง
  • 日本語: 深遠な、深い、難解な、奥深い
  • 英語: profound, deep, abstruse, profound (in meaning)

基本情報

  • 品詞: 形容詞 (副詞的にも使われます)
  • 発音(カタカナ近似): ルック・スゥン
  • 発音記号(学習者向け): luek-suéng
  • 声調: 高声 → 高声
  • 【必須】正確な音声: [音声を聞く - ※ここに実際の音声リンクが入ります]

単語の解説

「ลึกซึ้ง (luek-suéng)」は、タイ語で「深遠な」「奥深い」「難解な」といった意味を表す形容詞です。この単語は、物理的な深さではなく、主に思想、感情、知識、意味、関係性などが「深い」場合に使われます。

「ลึก (luek)」は「深い」という意味で、物理的な深さ(例: 井戸が深い)にも使われますが、精神的な深さも表します。 「ซึ้ง (suéng)」は「感動する」「深く理解する」「心に染み渡る」といった意味を持ちます。 この二つの言葉が組み合わさることで、「深いだけでなく、心に響き、深く理解を要するような、奥深い状態」というニュアンスが生まれます。

哲学的な概念、芸術作品の意味、人間関係の複雑さ、学術的な議論など、表面的な理解だけでは捉えきれない、より深い洞察や理解が必要な事柄に対してよく用いられます。理解するのが難しい「難解な」というニュアンスを含むこともあります。

豊富な例文


  • タイ語: คำพูดของเขา ลึกซึ้ง มาก ทำให้ฉันได้คิด
  • 発音(学習者向け): kham-phûut khɔ̌ɔng kháw luek-suéng mâak tham hâi chǎn dâi khít
  • 声調: 中声→下降声→上昇声→高声→高声→低声→上昇声→中声→下降声
  • 日本語: 彼の話はとても深遠で、考えさせられた。
  • (補足): คำพูด (kham-phûut): 話、言葉。ทำให้ (tham hâi): 〜させる。ได้คิด (dâi khít): 考えさせられる。

  • タイ語: หนังสือเล่มนี้เขียนเกี่ยวกับความหมายอัน ลึกซึ้ง ของชีวิต
  • 発音(学習者向け): nǎng-suěu lêem níi khǐan kìao-kàp khwaam-mǎai an luek-suéng khɔ̌ɔng chii-wít
  • 声調: 上昇声→下降声→下降声→上昇声→低声→低声→中声→中声→高声→高声→上昇声→下降声
  • 日本語: この本は、人生の奥深い意味について書かれている。
  • (補足): หนังสือเล่มนี้ (nǎng-suěu lêem níi): この本。เขียนเกี่ยวกับ (khǐan kìao-kàp): 〜について書く。ความหมาย (khwaam-mǎai): 意味。

  • タイ語: ความสัมพันธ์ของพวกเขา ลึกซึ้ง กว่าแค่เพื่อน
  • 発音(学習者向け): khwaam-sǎm-phan khɔ̌ɔng phûak-kháw luek-suéng kwàa khâae phûan
  • 声調: 中声→上昇声→上昇声→高声→下降声→高声→高声→低声→下降声→下降声
  • 日本語: 彼らの関係は、単なる友人以上の深いものだ。
  • (補足): ความสัมพันธ์ (khwaam-sǎm-phan): 関係。กว่าแค่ (kwàa khâae): 〜よりもただ〜。

  • タイ語: ศิลปินคนนี้สร้างสรรค์ผลงานที่ ลึกซึ้ง และงดงาม
  • 発音(学習者向け): sǐn-lá-pin khon níi sâang-san phǒn-ngaan thîi luek-suéng lɛ́ ngót-ngaam
  • 声調: 上昇声→低声→中声→下降声→下降声→下降声→中声→高声→高声→高声→下降声
  • 日本語: この芸術家は、深遠で美しい作品を創造する。
  • (補足): ศิลปิน (sǐn-lá-pin): 芸術家。สร้างสรรค์ (sâang-san): 創造する。งดงาม (ngót-ngaam): 美しい。

  • タイ語: เขาเข้าใจหลักธรรมทางพุทธศาสนาอย่าง ลึกซึ้ง
  • 発音(学習者向け): kháw khâo-jai làk-tham thaang phút-thá-sàat-sà-nǎa yàang luek-suéng
  • 声調: 高声→下降声→低声→低声→中声→下降声→下降声→中声→上昇声→低声→高声→高声
  • 日本語: 彼は仏教の教えを深く理解している。
  • (補足): หลักธรรม (làk-tham): 教義、教え。พุทธศาสนา (phút-thá-sàat-sà-nǎa): 仏教。อย่าง (yàang): 〜のように、〜に (副詞的に動詞を修飾)。

関連語・派生語

  • ลึก (luek): 深い。物理的な深さにも、精神的な深さにも使われます。(例: น้ำ ลึก = 水が深い)
  • ซึ้ง (suéng): 感動する、深く理解する、心に染み渡る。単独で「感動した」という意味で使われることもあります。(例: ซึ้งใจ = 感動した)
  • ซับซ้อน (sáp-sɔ́ɔn): 複雑な、入り組んだ。「難解な」という意味で「ลึกซึ้ง」と類義語になる場合がありますが、「ลึกซึ้ง」の方がより哲学的な深さや奥深さを強調します。
  • สำคัญ (sǎm-khan): 重要な、大切な。「profound」が「重大な」という意味で使われる場合、この単語が代替となることもあります。

よく使われる組み合わせ(コロケーション)

  • ความหมาย ลึกซึ้ง (khwaam-mǎai luek-suéng): 深遠な意味
  • ความคิด ลึกซึ้ง (khwaam-khít luek-suéng): 深い思想、深遠な思考
  • ความรู้ ลึกซึ้ง (khwaam-rúu luek-suéng): 深い知識、深い理解
  • ความสัมพันธ์ ลึกซึ้ง (khwaam-sǎm-phan luek-suéng): 深い関係
  • เข้าใจ ลึกซึ้ง (khâo-jai luek-suéng): 深く理解する

学習のヒントと注意点

  • 連想法: 「ลึกซึ้ง (luek-suéng)」は「ลึก (深い)」と「ซึ้ง (感動する/深く理解する)」が合わさった言葉だと覚えると、単なる物理的な深さではなく、「心に響くような、奥深い内容」というニュアンスを理解しやすくなります。
  • 発音・声調のポイント:
    • 「ลึก (luek)」: 子音の「ล (l)」は、日本語のラ行のように舌を巻かず、舌先を上歯茎の裏に軽く触れさせて発音します。母音の「ue」は、日本語の「う」と「え」の中間のような、口をあまり開かないで発音する音です。声調は高声です。
    • 「ซึ้ง (suéng)」: 子音の「ซ (s)」は、日本語のサ行よりも舌をやや奥に引き、少しこもったような音で発音します。母音は「ue」で、「ง (ng)」は鼻に抜ける「ん」のような終子音です。日本語の「ん」のように口を閉じるのではなく、開いたまま鼻に音を響かせます。声調は高声です。
  • 日本語話者が間違いやすい点:
    • 「ue」の母音と「ng」の終子音の正確な発音は、日本語にはないため特に注意が必要です。特に「ng」は、口を閉じずに鼻から音を出すことを意識しましょう。
    • 二つの音節ともに高声であるため、両方の音節を同じような高い声調で発音することが重要です。どちらかの声調が低くなると、不自然に聞こえたり、別の単語と混同されたりする可能性があります。意識して高い声調を保つ練習をしてください。

コメント

この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP