sake : 〔for the ~ ofで〕のために,の目的で;に免じて|タイ語と日本語で覚える日常会話フレーズ【音声付き】

【タイ語単語学習】

のために – เพื่อ

目標単語

  • タイ語: เพื่อ
  • 日本語: 〜のために、〜の目的で、〜の恩恵のために
  • 英語: for (the sake of), in order to

基本情報

  • 品詞: 前置詞 / 接続詞
  • 発音(カタカナ近似): プア
  • 発音記号(学習者向け): phʉ̂a
  • 声調: 下降声
  • 【必須】正確な音声: [音声を聞く - ※ここに実際の音声リンクが入ります]

単語の解説

「เพื่อ (phʉ̂a)」は、目的、利益、恩恵、または目標を表す際によく使われる前置詞、または接続詞です。「〜のために」「〜するように」「〜することを目的として」といった意味合いで用いられます。 主に、何かの行動や事柄が、特定の対象や結果に繋がる「〜のため」であるという状況で使用されます。人、物、事柄、または行動(動詞の前に置いて「〜するために」)のいずれにも適用できます。

豊富な例文


  • タイ語: เราออกกำลังกาย เพื่อ สุขภาพที่ดี
  • 発音(学習者向け): rao ɔ̀ɔk kam laŋ kaai phʉ̂a sùk ka phâap thîi dii
  • 声調: 中声 → 下降声 → 中声 → 中声 → 下降声 → 下降声 → 低声 → 下降声 → 中声
  • 日本語: 私たちは健康のために運動します。
  • (補足): 「เพื่อ สุขภาพที่ดี (phʉ̂a sùk ka phâap thîi dii)」で「良い健康のために」という意味になります。

  • タイ語: เขาเรียนภาษาไทย เพื่อ ทำงานที่กรุงเทพฯ
  • 発音(学習者向け): kháo rian phaa sǎa thai phʉ̂a tham ngaan thîi kruŋ thêep
  • 声調: 上昇声 → 中声 → 中声 → 上昇声 → 中声 → 下降声 → 中声 → 低声 → 下降声
  • 日本語: 彼(彼女)はバンコクで働くためにタイ語を勉強しています。
  • (補足): 動詞句「ทำงานที่กรุงเทพฯ (tham ngaan thîi kruŋ thêep)」の前に「เพื่อ」を置くことで、「〜するために」という目的を表します。

  • タイ語: ฉันจะทำทุกอย่าง เพื่อ เธอ
  • 発音(学習者向け): chǎn cà tham thúk yàaŋ phʉ̂a thəə
  • 声調: 上昇声 → 低声 → 中声 → 下降声 → 下降声 → 下降声
  • 日本語: 私は君(あなた)のために何でもします。
  • (補足): 「เพื่อ เธอ (phʉ̂a thəə)」で「あなた(彼女)のために」と、人に対する恩恵や献身を表す際に使われます。

  • タイ語: โปรดรอสักครู่ เพื่อ ความสะดวกของคุณ
  • 発音(学習者向け): pròot rɔɔ sàk khrûu phʉ̂a khwaam sà dùak khɔ̌ɔŋ khun
  • 声調: 下降声 → 中声 → 低声 → 下降声 → 下降声 → 中声 → 低声 → 上昇声 → 中声
  • 日本語: お客様の利便性のため、少々お待ちください。
  • (補足): 「เพื่อ ความสะดวก (phʉ̂a khwaam sà dùak)」で「利便性のため」。「ความ (khwaam)」は形容詞や動詞を名詞化する接頭辞です。

  • タイ語: เราต้องทำงานหนัก เพื่อ อนาคตที่ดีกว่า
  • 発音(学習者向け): rao tɔ̂ŋ tham ngaan nàk phʉ̂a a naa khót thîi dii kwàa
  • 声調: 中声 → 下降声 → 中声 → 低声 → 低声 → 下降声 → 中声 → 低声 → 下降声 → 下降声
  • 日本語: 私たちはより良い未来のために一生懸命働かなければなりません。
  • (補足): 「เพื่อ อนาคต (phʉ̂a a naa khót)」で「未来のために」。「ที่ดีกว่า (thîi dii kwàa)」は「より良い」という意味です。

関連語・派生語

  • สำหรับ (sǎm ràp): 「〜のために」「〜にとって」「〜用」。用途や対象を表す際に使われ、「เพื่อ」と似ていますが、「สำหรับ」は「誰(何)に(とって)向けられたものか」というニュアンスが強いです。例: ของขวัญสำหรับคุณ (khɔ̌ɔŋ khwǎn sǎm ràp khun) – あなたへのプレゼント。
  • เพราะ (phrɔ́): 「なぜなら」「〜なので」。理由や原因を説明する際に使われます。「เพื่อ」が目的や結果志向であるのに対し、「เพราะ」は原因志向です。

よく使われる組み合わせ(コロケーション)

  • เพื่ออะไร (phʉ̂a a rai): 何のために?(疑問文)
  • เพื่อประโยชน์ (phʉ̂a prà yòot): 利益のために
  • เพื่อความเข้าใจ (phʉ̂a khwaam kâo jai): 理解のために
  • เพื่อการศึกษา (phʉ̂a kaan sʉ̀k sǎa): 教育のために
  • เพื่อชีวิต (phʉ̂a chii wít): 生命のために

学習のヒントと注意点

  • 発音と声調: 「เพื่อ (phʉ̂a)」は、唇を丸めて「ウ」の形にし、そのまま「エ」と発音するような独特の母音「ʉ̂ə」と、下降声(高いところから低いところへ下がる)が特徴です。日本語の「プア」とは異なり、子音の「พ (ph)」は無気音ではなく、空気の破裂を伴う有気音です。正確な発音は音声で確認し、口の形を意識して練習しましょう。
  • 目的・恩恵のニュアンス: 日本語の「〜のため」は、原因や理由を示す場合(例: 寝坊したために遅刻した)にも使われますが、タイ語の「เพื่อ」は基本的に「目的」や「恩恵」を示す場合に限定されます。原因や理由を述べたい場合は「เพราะ (phrɔ́)」など別の単語を使用します。
  • 動詞の前に置いて「〜するために」: 「เพื่อ + 動詞(句)」の形で「〜するために」という目的を表す頻度が高いので、この使い方をしっかり覚えましょう。

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