rational : 理性的な;合理的な|タイ語と日本語で覚える日常会話フレーズ【音声付き】

【タイ語単語学習】

rational : 理性的な;合理的な – มีเหตุผล

目標単語

  • タイ語: มีเหตุผล
  • 日本語: 理性的な、合理的な
  • 英語: rational, reasonable, logical

基本情報

  • 品詞: 形容詞(動詞句が形容詞的に機能)
  • 発音(カタカナ近似): ミー ヘッ ポン
  • 発音記号(学習者向け): mii hèt pǒn
  • 声調: 中声 → 低声 → 上昇声
  • 【必須】正確な音声: [音声を聞く – ※ここに実際の音声リンクが入ります]

単語の解説

「มีเหตุผล (mii hèt pǒn)」は、タイ語で「理性的な」「合理的な」を意味する表現です。 この表現は、以下の二つの単語から成り立っています。 – มี (mii): 「〜を持っている」「〜がある」という意味の動詞です。 – เหตุผล (hèt pǒn): 「理由」「根拠」「道理」という意味の名詞です。

したがって、「有る(持つ)理由・根拠」という直訳になり、そこから「理由や根拠に基づいている」「道理に適っている」「論理的である」「感情的ではなく客観的である」といった意味合いで、「理性的な」「合理的な」という形容詞的な意味で使われます。人や行動、判断に対して用いられます。

豊富な例文


  • タイ語: เขาเป็นคนมีเหตุผลมาก
  • 発音(学習者向け): káo pen kon mii hèt pǒn mâak
  • 声調: 上昇声 → 中声 → 中声 → 中声 → 低声 → 上昇声 → 下降声
  • 日本語: 彼はとても理性的な人だ。
  • (補足): kon mii hèt pǒn で「理性的な人」という意味になります。มาก (mâak) は「とても」を意味します。

  • タイ語: เรามาคิดให้มีเหตุผลมากขึ้นกันเถอะ
  • 発音(学習者向け): rao maa kít hâi mii hèt pǒn mâak khʉ̂n kan thə̀
  • 声調: 中声 → 中声 → 高声 → 下降声 → 中声 → 低声 → 上昇声 → 下降声 → 中声 → 低声
  • 日本語: もっと合理的に考えよう。
  • (補足): คิด (kít) は「考える」、ให้ (hâi) は「〜させる、〜にする」、มากขึ้น (mâak khʉ̂n) は「もっと多く、より〜に」。กันเถอะ (kan thə̀) は「〜しようよ」という勧誘の表現です。

  • タイ語: การตัดสินใจของเขาเป็นเรื่องที่มีเหตุผลเสมอ
  • 発音(学習者向け): kaan tàt sǐn jai khɔ̌ɔng káo pen rʉ̂ang thîi mii hèt pǒn samə̌ə
  • 声調: 中声 → 低声 → 上昇声 → 中声 → 上昇声 → 中声 → 中声 → 中声 → 中声 → 低声 → 上昇声 → 上昇声
  • 日本語: 彼の決断は常に合理的だ。
  • (補足): การตัดสินใจ (kaan tàt sǐn jai) は「決断」という名詞。เสมอ (samə̌ə) は「常に、いつも」を意味します。

  • タイ語: อย่าใช้อารมณ์ พูดกันด้วยเหตุผล
  • 発音(学習者向け): yàa chái aa-rom pûut kan dûai hèt pǒn
  • 声調: 低声 → 高声 → 中声 → 中声 → 下降声 → 中声 → 下降声 → 低声 → 上昇声
  • 日本語: 感情的にならず、理性的に話してください。
  • (補足): อย่า (yàa) は「〜するな(禁止)」、ใช้อารมณ์ (chái aa-rom) は「感情を使う、感情的になる」という意味。พูดกัน (pûut kan) は「話し合う」、ด้วย (dûai) は「〜で、〜によって」を意味します。

  • タイ語: แผนนี้มีข้อมูลรองรับและมีเหตุผลมาก
  • 発音(学習者向け): phɛ̌ɛn níi mii khɔ̂ɔ-múun rɔɔng ráp lɛ́ mii hèt pǒn mâak
  • 声調: 上昇声 → 高声 → 中声 → 下降声 → 高声 → 中声 → 高声 → 中声 → 中声 → 低声 → 上昇声 → 下降声
  • 日本語: この計画は十分な根拠があり、非常に合理的だ。
  • (補足): แผน (phɛ̌ɛn) は「計画」。ข้อมูล (khɔ̂ɔ-múun) は「情報、データ」。รองรับ (rɔɔng ráp) は「〜を裏付ける、〜を支持する」という動詞です。และ (lɛ́) は「そして、〜と」を意味します。

関連語・派生語

  • เหตุผล (hèt pǒn): 理由、根拠、道理(「มีเหตุผล」の後半部分。名詞として単独で使われます。)
  • สมเหตุสมผล (sǒm hèt sǒm pǒn): 理にかなった、筋の通った、妥当な(「有るべき理由に合致している」というニュアンスで、より「妥当性」や「適切さ」に重きを置く場合に用いられます。)
  • ไร้เหตุผล (rái hèt pǒn): 不合理な、根拠のない(ไร้ (rái) は「〜がない、〜を欠く」という意味の接頭辞です。)

よく使われる組み合わせ(コロケーション)

  • คิดมีเหตุผล (kít mii hèt pǒn): 合理的に考える
  • พูดมีเหตุผล (pûut mii hèt pǒn): 理性的に話す
  • คนมีเหตุผล (kon mii hèt pǒn): 理性的な人
  • การตัดสินใจที่มีเหตุผล (kaan tàt sǐn jai thîi mii hèt pǒn): 合理的な決断

学習のヒントと注意点

  • 連想法(ニーモニック):มี (mii)」は「持つ」、「เหตุผล (hèt pǒn)」は「理由」。つまり、「理由を持っている」という直訳から、「理性的である、合理的である」という意味につながると覚えると良いでしょう。
  • 発音と声調:
    • มี (mii): 中声で、日本語の「ミー」に近い音です。
    • เหตุ (hèt): 短母音の「エッ」の音に、無気音のต (t)が続くため、hの後に詰まるような音になります。声調は低声です。
    • ผล (pǒn): ผ (ph)は有気音と無気音の中間のような音で、日本語の「ポ」とは少し異なります。息を軽く吐きながら発音するイメージです。ล (l)は日本語の「ン」ではなく、舌先を上の歯茎の裏に軽く触れて発音する「L」の音です。声調は上昇声です。
  • 日本語話者が間違いやすい点:
    • เหตุ (hèt)の末尾の子音は、日本語の「ト」のように強く発音せず、軽く「ッ」と詰めるような意識で発音します。
    • ผล (pǒn)の音は、日本語の「ホ」に近いが、少し息を出す「フ」のような音も混ざる独特の音です。は舌先を歯茎に当てる「l」の音を意識してください。
    • 声調の組み合わせが重要です。中声 → 低声 → 上昇声というリズムを意識して練習しましょう。特にเหตุの低声とผลの上昇声が日本語にはないパターンなので、何度も繰り返し聞いて、正確な音程を習得することが重要です。
    • 日本語の「〜的な」という形容詞のイメージから一語の形容詞を求めがちですが、タイ語では「〜を持つ」という意味のมีと名詞เหตุผลの組み合わせで形容詞的な意味を表す点を理解しておくことが大切です。

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